広報の起爆剤!メディア向けプレスリリース記事作成のコツ【週刊町おこし】

メルマガ読者の皆さま こんにちは!!
船井総合研究所 地方創生支援部が送る、
「週刊 まちおこし」編集者の富樫(トガシ)です。

さて、今回のメルマガでは、地方創生に係るnewsや事例を共有する
自治体の研究会組織「シティプロモーション自治体等連絡協議会」
(https://www.citypromotion.jp/)

昨年の12月に開催された会である
「メディア向けプレスリリース発出の効果と記事作成のコツ」
のダイジェスト版をお伝えしていきます。

多くの自治体で活用されているプレスリリース、、、
しかし、効果的な情報発信ができているのか不安な方が多いのではないでしょうか。

今回のメルマガを読むことで、プレスリリースの効果を大きく向上させられること間違いなしです!

ぜひ楽しみながらお読みください。
それではどうぞ!

◇━コンテンツ━◇
■【週刊町おこし】情報発信の起爆剤!メディア向けプレスリリース記事作成のコツ
・プレスリリースとは何か
・もう迷わない!プレスリリースの作成手順
・見られるプレスリリース作成のコツ!

広報の起爆剤!メディア向けプレスリリース記事作成のコツ

今回のメルマガでは、プレスリリースとは何か、
どんな事を発信すれば良いのか、
そして、効果的なプレスリリース作成のコツを
お送りいたします。

1.プレスリリースとは何か

 プレスリリースとは、新商品販売やイベントの情報などを
記事として広く周知させるツールの一つです。
記事になることで、新聞や雑誌への二次転載も行われます。
また、二次掲載されるメディアによって取り上げ方が異なるのも特徴です。

 プレスリリースの目的は、社内外とのリレーション構築や認知拡大です。
つまり、メディアを通じて情報を拡散することが最大の目的です。
そのため、発信するだけの「自己満足」ではなく、
「記者の目に留まる」リリースを書くことが何より重要になります。

 また、プレスリリースの効果は「記事掲載数」と「広告換算額」という指標で
ある程度評価することができます。
記事掲載数とは、プレスリリースからどれくらい記事掲載された数です。
広告換算額とは、記事として掲載された際の露出成果や認知効果を、
同じ枠を広告として購入した場合の広告費のことです。
これらの数値を向上させていくことが、プレスリリースの効果を拡大させていくことに繋がります。

 プレスリリースの位置付けはメディアへ送るお手紙のようなイメージです。
効果と費用が比例し、確実に掲載され、信頼度は主観的になるという特徴があります。
さらに、費用は安価で掲載はメディア次第であり、客観的な信頼度が高いという特徴があります。

2.もう迷わない!プレスリリースの作成手順

では、実際にプレスリリースを作成してみましょう!となっても
どのように進めるのが良いか悩んだことはあるのではないでしょうか。
プレスリリースを作成する時は以下の順番で作成することをオススメします。

①プレスリリースのネタを決める
②プレスリリースを書く
③プレスリリースを送る

①プレスリリースのネタ作り
 どんなに秀逸な文章であったり、作り込まれたリリースであっても、
記者に取り上げられやすい内容というものはあります。
プレスリリースの内容、いわゆるネタ作りでは、企業視点とメディア視点を
掛け合わせて考えることで、印象的なネタを創ることが出来ます。

【企業視点】
 商品発売、リサーチ結果、受賞、CSR・行事、リスク開示など
【メディア視点】
 社会性、公共性、時事性、話題性、地域性、新規性、季節性など

 自治体の場合は行政サービスの紹介、イベント情報、官民連携事業の紹介などが多く取り上げられています。

②プレスリリースを書く
 ネタが決まれば、次に内容を作成していきます。
内容を書いていくポイントは3つです。

【ポイント1.より伝えたいことを先に!】
タイトル、リード文、写真でプレスリリースの印象はほとんど決まります。
とにかく伝えたい内容を端的に、そして先に記載しましょう!

【ポイント2.写真・図表など分かりやすいビジュアルで!】
プレスリリースを読み、記事にするか選ぶのは記者です。
記者の元には1日500通以上のプレスリリースが届きます。
なるべく、一目で分かりやすい写真を掲載しましょう!
読むリリースではなく、見るリリースを狙うことで
読み手に与える情報が多くなり、頭に残りやすくなります。

【ポイント3.小見出しや太字等でメリハリをつける】
記者は一目で興味を持った後に内容を確認します。
内容の中で、興味を持ちそうな箇所が目に飛び込むように
小見出しをつけたり太字で強調するようにしましょう!

ここまで完成したら、後はプレスリリースを発信するだけです!

3.プレスリリース作成のコツ3選!

プレスリリースを発信しているけど、いまいち効果がないように感じる、、、
そんな時は以下のポイントを見直してみてください!

【何か発表するものがあれば、発表の前と後にプレスリリースを発信する】
イベントの告知など1回だけプレスリリースを発信することは
あまり効果的ではありません。
イベントであれば、イベントの開催告知と実施報告で発信する前後の2回、
発信するとより影響力のあるプレスリリースになります。

例えば、、
前:イベント概要、SNS企画等
後:開催報告(前年度との比較など)、SNS企画報告

発信内容にストーリー性があると、記者に取り上げられやすくなります。

【配信頻度を高くする】
毎年恒例のお祭りや定期的に実施しているイベントなどがあれば、
定期的に発信をしましょう。
同じ内容でも、多くリリースが発信されていることで、
記者に興味を持ってもらいやすくなります。

【タイトル、リード文、本文を見直しましょう】
プレスリリースが取り上げてもらえるかは、
タイトル・リード文・写真の影響が大きいです。

まず、それぞれの重要度を並べると、タイトル>リード文>本文の順になります。
そして、それぞれの役割は
 ・タイトル:内容特徴のサマリー
 ・リード文:内容全体のサマリー
 ・本文:背景(なぜ)の記載
となります。

じぶんが作成したリリースが、
これらの役割になっているか、重複した内容になっていないかを
今一度見直してみてください。

いかがでしたでしょうか。

今後プレスリリースの発信を検討されている方は
是非今回のポイントを参考にして、作成していただけると嬉しいです!
次回の【週刊まちおこし】もお楽しみに!

【シティプロモーション自治体等連絡協議会】について

https://www.citypromotion.jp/
■シティプロモーション自治体等連絡協議会とは
近年、地方自治体において、「シティプロモーション」が注目を集めています。
シティプロモーションには、「地域再生」「観光振興」「住民協働」など様々な概念が含まれ、今後の地域の活性化に向けて非常に重要な取り組みといえます。

しかし、シティプロモーションは注目されつつあるものの、その活動を中小規模の地方自治体が単独で実施していくには限界があります。

また、シティプロモーションには、自治体にはない「営業」という要素が多くあるため、民間団体等の活動から多く学ぶ要素もあります。

そこで、地方自治体や民間団体等の参加を得て、シティプロモーションを推進するための知識や情報の交換、地方自治体と民間団体等の相互交流等を図ることで、地域におけるシティプロモーション活動を推進し、魅力ある地域づくりに寄与することを目的としたプラットフォームとして当協議会を設立しました。

■今年度の活動内容
・オンラインセミナー・ゼミナール
・船井総合研究所の地方自治体専門コンサルタントとの無料面談

■お問い合わせ先
シティプロモーション自治体等連絡協議会
info@city-promotion2013.jp

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