【週刊 町おこし】シティプロモーションの新たな視点、インターナルプロモーションの最新事例

メルマガ読者の皆さま こんにちは!!
船井総合研究所 地方創生支援部が送る、
「週刊 まちおこし」編集者の東狐(トウコ)です。

1月も終わりに近づき、新しい年度に向けて計画の最終調整が本格化してきた頃かと思います。そんな時期にお送りする今回のメルマガでは、シティプロモーションの中の新しい視点、「インターナルプロモーション」に焦点を当てお送りします。

インターナルプロモーションはまだまだ新しい考え方であり具体的な取組を知る機会が少ないと思いますので、本メルマガでは今週から2週にわたり、既に取組を行っている2つの自治体をとり上げ、具体的な施策についてお伝えしたいと思います!

ぜひ楽しみながらお読みください。
それではどうぞ!

◇━コンテンツ━◇
■【シティプロモーションの新たな視点、インターナルプロモーションの最新事例】
 シティプロモーション最前線!No.1【週刊まちおこし】

「広島県三次市が取り組むインターナルプロモーション」

今週のメルマガは、広島県三次市の取り組んでいるインターナルプロモーションに焦点を当ててお送りします。

そもそもインターナルプロモーションって何?というお話ですが、
インターナルプロモーションとは、自治体職員に対して自治体の取り組みやその魅力の理解度向上を通じ、職員の地域への愛着形成やサービス提供力を高めていこうとするいわば組織内における広報活動です。
その結果、職員のモチベーションアップ、定着率向上、組織力強化が期待でき、結果としてシティープロモーションにつながるという考え方です。

このインターナルプロモーションを積極的に行っているのが広島県三次市です。

三次市は、「みよし 人よし 元気よし」というブランドメッセージのもと、市の魅力を発掘・創出し、市民が共感する“三次ブランド”を構築することを目指しています。

その一環として、元気は内部から生まれるものという考えを持ち、インターナルプロモーションを実施しています。

では、具体的にどの様な取組を行っているのか、、、ですが
主に2つのことを実施しています。
■取組1 庁内広報
■取組2 市長動画の配信

ここからはそれぞれの取組について見ていきたいと思います。

■取組1 庁内広報
令和3年度から始まった庁内広報では、市の施策方向性や様々な取り組み、市民の声やニーズをわかりやすく共有するための広報紙を発行しています。職員が気軽に情報発信できるよう、投稿規定を設けずに運用されており、内容制作の自主性が重視されています。
これにより、職員の広報マインドが育成され、広報担当課以外からも積極的な記事掲載希望が寄せられるようになったそうです。

■取組2 市長動画の配信
市長の思いを伝え、市政への理解を促進するため、顔が見える動画形式で市長メッセージを発信しています。定例記者会見も動画撮影し、アーカイブ配信することで、参加できなかった人も後から視聴できるようにしています。

これらの取組を通じて、職員は市の誇りや宝を再発見し、
三次市のブランドを内外に広めるための大切な役割を担っています。

次週は、別の自治体におけるインターナルプロモーションの事例をご紹介します。

それでは、次週もお楽しみに!

【シティプロモーション自治体等連絡協議会】について

https://www.citypromotion.jp/

■シティプロモーション自治体等連絡協議会とは
近年、地方自治体において、「シティプロモーション」が注目を集めています。
シティプロモーションには、「地域再生」「観光振興」「住民協働」など様々な概念が含まれ、今後の地域の活性化に向けて非常に重要な取り組みといえます。

しかし、シティプロモーションは注目されつつあるものの、その活動を中小規模の地方自治体が単独で実施していくには限界があります。

また、シティプロモーションには、自治体にはない「営業」という要素が多くあるため、民間団体等の活動から多く学ぶ要素もあります。

そこで、地方自治体や民間団体等の参加を得て、シティプロモーションを推進するための知識や情報の交換、地方自治体と民間団体等の相互交流等を図ることで、地域におけるシティプロモーション活動を推進し、魅力ある地域づくりに寄与することを目的としたプラットフォームとして当協議会を設立しました。

■今年度の活動内容■
・オンラインセミナー・ゼミナール
・船井総合研究所の地方自治体専門コンサルタントとの無料面談

■お問い合わせ先
シティプロモーション自治体等連絡協議会
info@city-promotion2013.jp

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