第449号 商品開発 ステップ2 実践事例1

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第449号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,529部発行───
みなさん、こんにちは!!日本最大級のまちおこしメルマガ「週刊
まちおこし」編集長のトチオです。
そろそろ暖かくなって始まりました!!そう 花粉のシーズンです。
かく言う私もしっかり花粉症(軽度ですが、、)。正直、講演では
困ることが多いですが、頑張って乗り切っています!!
↓↓↓↓↓↓↓↓先日の講演(習志野JCの様子)↓↓↓↓↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/2011-03.html#20110309
さて、春といえば卒業の季節、そして入学、入社の季節。様々な出
会いに新しい町おこしを期待です!!
そんな春の今週号は、差別化の二回目。具体例を交えて 前田がお
送りいたします。くしゃみをしながら勉強しましょう(笑)。
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         今週のコンテンツ
■ まちおこし「商品開発 ステップ2 実践事例1」
       
■ 今月のまちおこし特集
  『クリエーター No.17 虎岩 雅明 氏 インタビュー』
■ 今週のまちおこしニュース 
   ご当地B級グルメでまちおこし  講演CD&テキスト 
   「ご当地B級グルメを成功させるための6つのコツ」
   http://www.machiokoshi.net/gourmet_b/gourmet_b_cd.html
   
■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
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■まちおこし「商品開発 ステップ2  差別化とは」
  「差別化とは、、、『独自性』を追求する!」
みなさんこんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの
前田です。前月は「テーマ設定」ですが、今月は「差別化」です。
事例と共に売れている商品がいかに他社との差別化を進めているか
を考えていきましょう。
【差別化するためにはターゲットを決めろ!】
まずは、差別化で重要なことは「ターゲット」です。マーケティン
グということを簡単に説明すると
「誰に」
「何を」
「どのように」
販売するか? ということになります。
つまり、誰に販売する商品なのかを決めなければ「差別化」のポイ
ントも決まりません。
例えば、あるお菓子屋さんで販売している大人気のチーズケーキが
ありますが、そのお菓子屋さんのチーズケーキのキャッチフレーズは
「チーズの苦手な方はご遠慮ください」です。
この濃厚なチーズケーキというのも、ターゲットを「チーズ好きの
方」と絞り込んでチーズ好きがどうしても買いたいと思えるものに
することで大ヒット商品になりました。
当然、チーズが苦手な人は買いませんが、あえてチーズ嫌いの方に
は売れなくても良いという商品にすることが重要なのです。
大ヒットする商品の条件としては、100人の人がいるとすれば、
70%の人が普通に好きと思える商品ではなく、30%の大好きな
人を作るです。大好きが30%いると嫌いという
人が30%はいるのですが、そのくらい特徴がなければ商品の差別
化はできません。
よくある商品開発の失敗は、誰にでも受け入れられる普通の商品を
作ってしまうことです。他と差別化した商品を作ろうと思えば、タ
ーゲットを絞り込んで、そのターゲットの方が美味しい!大好き!
というファンになる商品を作ることです。
例えば、養鶏家の直売店でお菓子を作るときの売り文句は「たまご
たっぷり」ですし、お茶屋さんの場合は「お茶好きにはたまらない
香り」とか、とにかく自分達の強みを徹底的に全面に出します。
このとき、自分達の特徴となるものが苦手な人のことは考えません。
(極端に言えばですが・・・)
そのくらい徹底して強みを訴求していくことが差別化には重要にな
るのです。
そして、差別化するための要素は実は自分達がすでに持っているの
です。ただ、その強みが持っているマイナス要素のことを考えてし
まって、強みを全面に出せないことが多いのです。
例えば、先ほどのチーズケーキの例ですが、チーズ特有の匂いの強
さを考えてしまうといわゆる普通のチーズケーキになってしまうの
です。
(事実そういうどこにでもあるチーズケーキであふれています)
しかし、チーズのにおいの強さをマイナスではなく強みとして考え
れば、チーズの香りが豊かな、濃厚なチーズケーキとなるのです。
つまり、マイナスとプラスは表裏一体ですから、商品の特徴をプラ
スのメガネで見ることがとても大切になるのです。
商品の差別化を進めていくための指標としては、コンビニでは売っ
てない、売れない商品を作ることが大切ということです。
(コンビニはより広い顧客層が必要ですから・・・。)
これから自分達の商品を差別化したいと考えるのであれば、まずは、
『誰に販売するか』を決めてください。
そして、『そのターゲットがファンになる』くらい味、パッケージ、
物語を深堀りすることで他社の商品との差別化ができます。
ぜひ、皆様の商品や素材、などを見つめ直し、誰に販売するかを徹
底的にイメージして商品開発を進めていただければ、自然と他と差
別化できる商品ができます。
次回は商品を具体的にどうやって販売するかをお伝えします。
お楽しみに!
(文責:前田輝久)
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『クリエーター No.17 虎岩 雅明 氏 インタビュー』
西千葉のビルゲイツになる!!
これが今回、ご紹介する虎岩雅明氏へのインタビュー
テーマです。これまでも、様々な角度から、地域経済
に与える「地元発ベンチャー企業」の影響について考
えて参りましたが、今回ご紹介する方もまた
「自己利益 + 地域利益 + 社会利益」
を生み出そうとする社会起業家 ソーシャルベンチャー
の経営者です。
虎岩氏の目的、それは、まちと大学を結びつけることに
ありました。そこで同氏が取り組んだのが、
大学生の強み = IT
商店街の悩み = IT
でした。これらの試みは見事に成功し、現在もこの
パソコン講習事業は、同氏の設立したトライワープの基幹
事業となっています。
しかし、なぜ、虎岩氏がこの事業を興そうと考え、また
今後のどのように展開していくのでしょうか。
知られざる虎岩氏の思いは、下をクリック!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今週のまちおこしニュース 1
   ご当地B級グルメでまちおこし  講演CD&テキスト 
   「ご当地B級グルメ 成功のための6つのコツ」
   http://www.machiokoshi.net/gourmet_b/gourmet_b_cd.html
昨年、ご当地B級グルメでの出張講演をリリースしたところ大変強
い反響がありました。今年に入ってからじっくりと準備をしてこの
たび、ようやく講演のCD&テキストが販売されました。
こちらのCDは、いつもの出張講演180分を60分にググーッと
凝縮したダイジェスト版!!お値段はテキストとCDでなんと!!
         ¥9800円(税込み)
成功のためのヒントが満載ですので、通勤通学の車で、おうちで、
職場で、みなさんと一緒にお聞きください。講演を聞く前に内容を
勉強したい方、講演にはいけないけど詳しく知りたい方、ぜひご活
用ください。
特に以下のようなかたにオススメです。
■開発に悩まれている方
 ご当地B級グルメに強い興味を持っているが開発の糸口がつかめ
 ない。もしくは、もう開発を進めているが、本当にお客様から求
 められているかどうか不安、、、。
■定着に悩まれている方
 すでに人気が出始め、勝手な調理方法で提供する店舗が出てきて
 いる。反対に提供してくれる店舗が少なく、今後の展開が不安。
■展開に悩まれている方
 人気もあり、調理方法を守ってくれる店舗もドンドン増えている
 。しかし今後どのような展開を模索していけばよいのかが分から
 ない、、、。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
   http://www.machiokoshi.net/gourmet_b/gourmet_b_cd.html
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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