第446号 商品開発 ステップ1 テーマ設定 『何をつくるか』を決めるときの視点!

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第446号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,529部発行───
みなさん、こんにちは!!日本最大級のまちおこしメルマガ「週刊
まちおこし」編集長のトチオです。
先週は、東京でも雪が降りました。この冬最後の冷え込みがまだし
ばらくは続きそうです。
さて、今週号からはいよいよ商品開発の実践編です。事例を交えて
の解説になりますから 皆様お楽しみに!!まずは第一弾は、新メ
ンバー 前田による「『何をつくるか』を決めるときの視点!」、
「ポイントは、珍しいものをつくるな!?」です。
それではどうぞ!!
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         今週のコンテンツ
■ まちおこし「商品開発 ステップ1 テーマ設定」
          『何をつくるか』を決めるときの視点!
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.16 辻 伊佐男 氏 インタビュー』
■ 今週のまちおこしニュース 大募集!!
   ご当地B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「ご当地B級グルメを成功させるための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/
■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
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■ テーマ設定、、、『何をつくるか』を決めるときの視点!
みなさんこんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの
前田です。今年からメルマガを担当させていただきます。
よろしくお願いします!!
さて、2011年のメルマガのテーマの最初はずばり「商品開発」です!
今回のメルマガでは商品開発の一番はじめに決めなければならない
「何をつくるか!」について、重要なポイントをお伝えしたいと思い
ます。
商品開発について様々な考え方があると思いますが、一番大切にして
いただきたいのは、売れる可能性があるものを探す!という視点です。
【マーケットの大きな商品を作れ!】
私自身がコンサルティングで多く携わっている生産者直売というテー
マでも商品開発というのは大きなテーマです。そして必ずお伝えして
いることが、「マーケットの大きな商品を狙いましょう!」というこ
と。
マーケットが大きいとはどういうことかというと、「珍しいものを作
るな!」ということです。
現在世の中でヒットしている商品を考えていただければわかり易いと
思います。例えば最近ヒットしたお菓子を創造してみると・・・、
・クリスピークリームドーナツ、
・半熟カステラ、
・ねんりん家のバームクーヘン
(クラブハリエのバームクーヘン)
・かりんとう、かりんとう饅頭、
・堂島ロール
          ・・・などなど
これらの商品をよくよく考えると
ドーナツ、カステラ、バームクーヘン、かりんとう、ロールケーキと
昔からあるおやつなんです。
ただ、当然ヒットするには今までとは違う「何か」が隠し味がありま
す!例えば、クリスピークリームドーナツは、揚げたての試食、とか
、半熟カステラは「半熟」であるとか、バームクーヘンは実は昔と比
べて「しっとり」という食感であるなどほかとは違うポイントはあり
ます。
しかし、ここで考えてほしいのは、決して珍しいものを作っているわ
けではないのです。
ここが商品開発で成功するか、失敗するか、の境目です。マーケット
が大きいとは、商品を知っている人が多い、食べたいと思う人が多い
ということなのです。
まず、皆様が商品商品開発をしよう!と考えられるならば一番最初に
考えなければいけないのは、消費者がその商品を見たり、聞いたりし
たときにパッと味や食感、見た目をイメージできるかどうかです。
それがマーケットが大きいということですから。
例えば、私がコンサルティングをした事例でお話をすると、
卵を生産している養鶏家の方が直売をする場合は、集客商品として
卵を使ったお菓子を卵と一緒に店舗で販売します。
このとき必ず販売してもらう商品が3つあります。
(私は個人的に三種の神器と呼んでいますが・・・。)
1 シュークリーム
2 プリン
3 ロールケーキ
この3つです。
特にシュークリームは必ず販売してもらいます。
なぜなら、お客様がとにかく買うからです。
「新鮮卵たっぷり」というさべうか要素を加えるだけで売れる日に
は1日で1000個以上売れます!
これはシュークリームが日本人の生活に馴染んでいて、皆さんが普
段食べるお菓子だからなのです。
このようにヒット商品は常に人の生活に馴染んでいて、いつも食べ
るとかいつも使っているものを進化させたものなのです。
商品開発を行うときはぜひ、この視点を忘れず取り組んでいただけ
ればと思います。
次回はこの普通の商品をヒット商品にするための差別化の方法をお
伝えします。お楽しみに!
(文責:前田輝久)
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■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.16 辻 伊佐男 氏 インタビュー』
新潟は湯沢のスキー場に突然登場する、本格派イタリア
レストラン「ピットーレ」。スキー場が閑散期となる夏
でさえ、多くの観光客がそのピザの味を求めて、山を登る
といわれているこの店のオーナーが辻氏です。
 サミットが決定した「ウィンザーホテル」のレストラン
としても名前が通っているこのお店ですが、最初から人気
を博していたわけではありません。
 では、辻氏はなぜハイセンスなレストランの集まる都会
ではなく、立地上不便な湯沢のスキー場にお店を構えた
のでしょうか?
 湯沢、洞爺湖と都会を避けるように出店する背景には
どのような思いがあったのでしょうか?
詳しくはレポートにて!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今週のまちおこしニュース 1
   ご当地B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「ご当地B級グルメ 成功のための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/
昨年、ご当地B級グルメでの出張講演をリリースしたところ大変
強い反響がありました。
今年は、よりグレードアップした内容をお送りします。近々、ダ
イジェストを凝縮した70分の講演CD&テキストもご提供でき
ると思いますので楽しみにしていてください。
さて、今年特にテーマとしたい点は、、、
「本当に成功するご当地B級グルメを作る」
です。昨年までに多くの地域がチャレンジしたご当地B級グルメ
ですが、本当の成功に到達した地域はごく少数です。その理由は
多くの地域が、開発の失敗、もしくは開発のあとに、定着という
ステップで頓挫してしまい、本当に地域ブランドに貢献するまで
には至っていないからです。
そこで、今年は、目指すべき「応用」を明確にし、そのために進
むべきステップを6つに分けて約120分の出張講演を行います。
さらに講演後には、ご要望に応じて地域のご当地B級グルメをよ
りステップアップさせるためのワークショップの開催も可能です。
□ 開発したい方、、、
□ 開発に悩まれている方、、、
□ 認知度が低い方、
□ 取り扱い店舗が少ない方、、、
□ 今後の展開が見えない方、、、
ぜひご活用ください。
■月日 : 1月~3月でお好きな日程をお選びください
■時間 : 2時間講演 + 1時間ワークショップ
■想定人数 : 10名~50名程度
■講座名
  第一講座 ここまで来た!!
       ご当地B級グルメのパワーと今後の市場動向
  第二講座 世界的ご当地B級グルメを目指せ!
       ご当地B級グルメを成功に導く6つのコツ!
  第三講座 グループワーク
      「さあ作ろう、ご当地B級グルメ」
■料金 : 15万円(旅費交通費別途)
詳しくは ⇒   http://www.machiokoshi.net/
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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