第337号 ネットワーク論 その4

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  第337号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:info@machiokoshi.net
────────────────── 2,174部発行───
みなさんこんにちは。週刊まちおこし編集長の杤尾(トチオ
)です。先回 お伝えした「まちおこしの達人」シリーズで
すが、皆様のご購読のおかげで弊社のウェブでもかなりのア
クセスを記録しました。
今回はその続き、「ごっくん馬路村」で有名な馬路村のまち
おこしの達人 東谷 望史 氏の特集の続編をお送りします
。続編では、馬路村の成功要因や今後の馬路村の進むべき道
について東谷氏が熱く語ってくれています。
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1221792981_0.html
今後も精力的にアップしていきますのでご期待ください。
それでは、今週のまちおこしをお楽しみください!!
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        今週のコンテンツ
■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
         9月版『ネットワーク論 その4』
■ 今月のまちおこし特集 HP版
          『 東谷 望史 氏』
        
■ 第一回 即時業績アップ!10月1日開催
旅館業・ホテル業向け経営セミナーのご案内!
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■今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 9月版
    ネットワーク論 その4
こんにちは。10月になりましたが、最後のネットワー
ク論を綴りたいと思います。米大手証券会社リーマン破
綻、総裁選後の自民党には期待薄といわれ、世の中くら
いニュースばかりのようですが、足元シッカリ、家族と
シッカリ、暮らしの視線を考え直すこと、人とのつなが
りを大切にすることを考えたい。それがネットワークで
す。
今回は、沖縄県の座間味村のお話をしたいと思います。
どこ?
という方も多いでしょうが、那覇市から西にフェリーで
90分にいった小さな島です。沖縄本島那覇から南西へ
約40kmの洋上に浮かぶ大小20余の島々からなる離島
村。
人口は昭和25年に2000人を超えていたものの、昭
和55年には761名と一気に減少しましたが、その後
の約30年間は人口はゆるやかに増加していて、いまは
平成17年現在では、1077名となっています。
とにかく美しいビーチには、東京からと全国からと人が
集まり、Iターンをされる方も多いわけですが、ここに
私の知人がファンで、よく行く方から、教わったのが「
ネット村民」です。
「ネット村民」とは、
座間味村主導でやっているメンバー制クラブです。
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/village.aspx?RL=R&LK=1300
以下、HPより
————-
座間味村アイランダーズネットワークは、座間味村の美
しい自然を愛し、ファンになってくださった方たちのメ
ンバー制クラブです。メンバーの方は座間味村の「ネッ
ト村民」。
都会で暮らしていても、心の住民票は珊瑚礁に囲まれた
座間味村の島々においてみませんか。座間味村は幅広い
年代のネット村民を募集しています。
座間味村アイランダーズネットワークは、座間味の島々
を好きになってくださった方たちに、より深く座間味を
知っていただき、より便利に座間味村を楽しんでいただ
こうというものです。
ホームページで島の最新情報に触れたり、実際に島を訪
れたときは特典を利用して、一歩踏み込んだ座間味村を
味わってください。
メンバーであるNET村民の皆さんは、21世紀の村づく
りの応援団でもあります。村へのご要望や、これからの
座間味村の観光についてのご意見・アイデアを、メンバ
ー専用の掲示板などを通してお寄せ下さい。
座間味村ホームページのメンバー専用掲示板で
メンバーの方たちや村民との対話を楽しんでいただけま
す。
————-
というものです。
最近は、全国の自治体で、都会の人が田舎(故郷)を応
援してもらおうと、観光PRの大使制度を作ろう動きも出
てきています。
たとえば、退職後、名刺をもって活動することがなくな
り、名刺を持つことだけでも嬉しい団塊退職世代は、故
郷に愛を注ぎながら、戻れない現実に、少なくとも故郷
のPRをしたいと、自治体と心でつながり、ふるさと応援
団という名刺をもつ。また、学生時代にインターンでい
った村や町に、若いビジネスマンが大使となり東京で宣
伝する。私も奈良県吉野郡川上村の「かみせ大使」で観
光PRをしています。私のその大使の名刺は、村内のホ
テルが2割引という特典つきです!!
さて、そういう時代にネットワークが多く組まれていく
中で、この座間味村のアイランダーズネットワークメン
バーは極めて、地域にも外部メンバー側にもメリットの
あるものです。
私自身は、新たな交流方法を色々と模索しつつ、地域地
域でのUIJターン企画や空家対策や観光対策などをお
仕事としてサポートをしていますが、実は、座間味村に
おいては、村としての美しい海や暮らしを背景にした魅
力的なコンテンツがあるなかで、「しくみ」も極めて魅
力的です。
1)運営は民間である
2)メンバー登録に規約がある
3)有料にしている
4)メンバーには特典がある
  フェリーの予約、おみやげ、レンタカー等の割引き
   (やはり特典って重要ですね)
5)メンバー専用の掲示板があり、
   双方向の通話がインターネットを通してできる
6)村づくり、島づくりに参画ができる
7)メルマガり島からの便りがある
『心の住民票を座間味村においていみませんか?』
こんなキャッチフレーズと実際のネットワークの仕組みと
そして島の魅力。ダイビング好き、海好きの知人がほれ込
むのも島だけの魅力ではないように思います。
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/
座間味村
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/village.aspx?RL=R&LK=1300
メンバー募集
http://islander.exblog.jp/
座間味ブログ
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○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ)
経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。昨年度から
大学院時代の専門を活かしながら、地域ブランド創造チー
ムを創設。現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑
戦しており、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテ
ーマを追求している。特に、林業・山村の活性化と国内の
材木需要の掘り起こしに全国を奔走している。
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地域再生・森林再生コンサルタント日記(ブログ)
http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/
(古川 大輔 プロフィールはこちら)
http://www.machiokoshi.net/members/furukawa.html
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■ 今月のまちおこし特集 HP版
       『 東谷 望史 氏 インタビュー 2』
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1221792981_0.html
人口1000人強の村で 32億円の売上!!??
先週に引き続き、今週も馬路村の特集です。小さな町か
ら発信されたゆず商品は、いまや、年間700万本を超
える出荷量(ごっくん馬路村の数量のみです)を誇りま
す。
しかし、その絶大なる人気はどこにあるのでしょうか?
他にもゆず製品を作る地域があるのに対し、なぜ馬路村
がとびぬけたのでしょうか?
今回は、その成功要因についての分析、および東谷氏が
語る今後の馬路村の進むべき道についても密着レポート
させていただきます。
詳しくはウェブレポートにて!!!!!
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1221792981_0.html
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