第305号 時流論 その3

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  第305号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2945 杤尾 圭亮
       E-mail:info@machiokoshi.net
────────────────── 2,033部発行───
みなさん こんにちは!!
週刊まちおこし 編集長のトチオです。まだまだ寒さが
続きますが、今月のトピック 時流論を読んでこれから
のまちおこしに備えて下さい!!
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        今週のコンテンツ
■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
           2月版 『時流論 その3』
■ 今月のまちおこし特集 2月版
        『六波羅 雅一 氏 インタビュー』
        
■ 今月のコンサルティング商品
          年度末ブランド講演パッケージ
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■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 2月版
時流論 ~その3~ 
 ~現場観察で未来を読み取る~
 こんにちは、相良(さがら)です。今、健康ブームの
現象をいろんなところで見ることができます。新聞、テ
レビ、雑誌はもちろん、街に繰り出せばヨガスタジオや
健康食品といったように、様々な業種・業態に関連サー
ビスが見られ、結果として巨大な健康産業の市場を形成
していると言っていいでしょう。
 団塊世代の余暇時間の増加、アクティブシニアの台頭
メタボリック症候群という単語の飛躍的な認知度向上な
ど、健康産業に火をつけた要因は挙げればきりがないで
すが、この傾向を見逃さずに例えば2~3年前に新たな
ビジネスをはじめた経営者の中には、チョッとうらやま
しい程の利益を獲得してる方がいたりします。
 当然、今この瞬間にも健康をキーワードに新規事業に
参入してくる方もいます。そういった方もしっかりと利
益を出していますが、やはり数年前に先行した方々の利
益には中々追いつけません。先行有利のメリットを活か
したフロンティア経営者が有利なのはこの産業でも同じ
のようです。では、莫大な利益やキャッシュフローを得
ているフロンティア経営者は、どうやって数年前に今の
ような「健康の時流」が来ることを予測し、ビジネスを
はじめたのでしょうか。
 あるフィットネス事業の社長とヨガ事業の社長のお二
人にお会いした時にそれぞれ同じような事をおっしゃっ
ていました。「このビジネスをスタートさせる数年前、
当時のフィットネスやヨガを顧客としてずっと観察した。
それこそ街中のほとんどのスタジオに体験クラスで参加
し、客層や数、その方々の会話などを注意深くチェック
し、今の自分のビジネスが成功すると思った。」という
のです。「自分が想像していたよりもずっと年配客の利
用が多かったし、年齢の幅も広がってきていた。一番驚
いたのは全体に占める年配客の数。フィットネスやウェ
ルネスは若い世代の利用がほとんどだと勘違いしていた
自分にとっては、大きな驚きだった。」とおっしゃるフ
ロンティア社長たち。もちろん新規事業を始めるにあた
り、絶対うまくいくという確信があったわけではないと
いう事ですが、結果的にはビジネスを成功させる事にな
りました。
 世の中の時流が世間一般に認識され、メディアや街な
かで広く紹介されるのは、実は時流が始まってからずっ
と後になります。毎日のように新聞や雑誌で取りざたさ
れる健康産業サービスもその数年前に変化の兆しはハッ
キリと出ていたようです。変化の兆しをつかむには、何
も特別な情報ツールが必要ではなく、実は街の消費者の
動きや、以前からあるサービス業態の客層変化を注意深
く観察する事だったりします。
 今この瞬間も時代は動いています。「マーケティング」
という単語は、マーケットが「ing」=現在進行形で変化
するから、それに沿うよう自社の戦略や商品を考えましょ
う、という意味です。時流をつかみ、先行有利のメリット
を最大限享受できるよう世の中、もっというと消費者現場
の観察を実行してはいかがでしょうか。(相良 祐司)
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■ 今月のまちおこし特集 2月版
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
古く大阪に息づいてた”まちや”をよみがえらせたまち、それが
大阪、中央区に位置する”からほり倶楽部”のクリエーター、
六波羅氏です。
六波羅さんは、壊すことも難しく、しかも町の人から邪魔者扱い
されていたまちやに注目し、それらを復活させることで、見事
にまちを復活させました。
しかも、面白いのは、その身の引き方。あくまで自分をヨソモノ
と位置づけ、地域の誇りでもある直木三十五の博物館を完成
させることで身を引き、まちおこしを完結させました。
しかし、六波羅さんが最初からこういった伝統的な建物に注目
していたかというとそうではありません。
では、六波羅さんを伝統建築にかりたてた要因はどこにあった
のでしょうか?
そして、ヨソモノによるまちおこしはどのように完成するので
しょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今月のコンサルティング商品
         年度末ブランドセミナーパッケージ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/seminor/special.html
現在、様々な地域でブランディングの御手伝いをさせて
頂いています。ブランディング、というと特産品、と話
が狭まってしまうように思えますが、実はとても広い概
念がブランディングです。
もちろん、小さな特産品からスタートする場合もあるの
ですが、そのほかにも企業誘致でブランド化したところ、
社会企業家によってブランド化している地域などその手
法は実にさまざまです。
では、地域ブランドは全て違うのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。形は違えども、ほ
とんどの場合ブランドはそのプロセスにおいて必ず押え
なければいけないポイントがあります。
それがマーケティング、そしてデザインの視点です。
今回の出張セミナーでは、数あるブランド論の中でも
まちおこしブランドに必要なこの二点を特に強くお伝え
したいと思っています。
もっとブランドについてしりたい方はこちらをご覧下さい。
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http://www.machiokoshi.net/seminor/special.html
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