第088号 情報のバリアフリー

■ 情報のバリアフリー
 皆さん、ご自宅や会社へはじめて来られるお客さまに、場所を
ご案内する際どのようにお伝えしますか?
『●●のかどを曲がって、一つ目の信号を右手です。』
『△△駅から北側方面に約500m歩いた右側です。』
ということが多いと思います。
これらは、すでに分かっている・知っている方にとっては当たり
前で分かりやすいことかもしれませんが、初めて、またはたまに
利用される方にとっては非常に『不安』なことかも知れません。
 そこに住んでいる方や働いている方、利用されている方には当
たり前のことでも、はじめて来られる方やたまに来られる方、利
用される方にとっては、当たり前ではないことということは数多
くあります。
 先日もある有名旅館へ行こうと車を走らせていた時に、なかな
か目的地に着きませんでした。あとから宿泊施設の案内地図を見
ると簡単に理解できることでも、探している最中はまったく分か
らなかったのです。
 一方、ある日帰り温泉に行った時には、インターチェンジを降
りたところに、
『××温泉 当インターチェンジから3㎞ ⇒』という表現があ
り、道を進んでいくと曲がる必要がある交差点には必ず看板が設
置されていました。その後、細い道に入っていき、少し心細くな
った時にも、『××温泉 あと800m』『××温泉 あと500m』
というように安心感を与えるような看板(手書きのようでした)
を設置していました。もちろん、山の中の温泉へと順調にたどり
つくことができました。
 この2つの体験から、案内や誘導をするための『情報発信・伝
達』ということは充分すぎるほどにすることが大切だと感じます。
たとえば地域の観光施設、インターネット通販のサイト、商品カ
タログや営業ツールなど、はじめての方が何の事前情報も持って
いない段階(情報の白紙状態)でも、利用しやすいようにすると
いうことです。
そのために、
『いつでも(どんな時間・時期でも分かりやすいか)』
『どこでも(どんな場所でも分かりやすいか)』
『誰でも(どんな人でも分かりやすいか)』
ということに留意する必要があります。
これから高齢化がさらに進みます。『情報もバリアフリー』とい
うことが、ますます重要なこととなってくるのです。(日江井)

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