第087号 市場の活気

■ 市場の活気
 先日仕事のついでがあったので、昼食に海鮮丼でも食べようか
と築地市場に立ち寄りました。
 魚河岸の名で親しまれる東京都中央卸売市場築地市場は、昭和
10年の開設以来、巨大都市東京の食生活をささえて、今や一日平
均4000トンの魚や野菜が入荷し、およそ30億円が取引されていま
す。市場の中を歩くとすごい活気で、人ごみをかき分けるように
歩かなければならないほど、たくさんの人が激しく行き交ってい
ます。
 喧騒と活気の中で海鮮丼を食べつつ思ったのは、『これぞ商売
の原点。』ということです。市場にはマーケティング分析も高度
な店づくりの技術も関係ありません。そこにあるのはとれたての
生鮮食料品と、それを売り買いする人たちの圧倒的なパワーだけ
なのです。
 海外を旅行していても同じことを感じます。庶民の生活に欠か
せない市場はもちろん、道行く行商や信号待ちの車に群がる物売
りまで、商売の原点ともいうべきたくましい商魂を持っています。
 今日、我々がノウハウと称しているものは、本当に商売の進化
なんだろうか?もしかすると退化なのかも知れない。熱いパワー
を持った商売人たちを見ていると、そんな考えが頭をよぎります。
 市場の活気は、むきだしの商魂がひしめきあって生まれていま
す。その活気の中に立つと「商売の原点」を感じとることができ
ます。少なくとも、「成果が出ない」とぼやく前に、「何かうま
い手はないか」とあれこれ悩む前に、もっとできること、すべき
ことがあったのではないかと思えてくるのです。(望月)
◆ザ・築地市場(社団法人築地市場協会ホームページ)
⇒ http://www.tsukiji-market.or.jp/
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○今回の執筆者紹介 望月 義尚(もちづき よしひさ)
東京第二経営支援本部チームリーダー。
飲食店や小売店、温浴施設などの開業支援では、斬新なコン
セプトづくりと緻密な事業計画で数々の超繁盛店を開発して
いる。
また売上アップ支援、全国各地の地域振興などで幅広く活躍
し成果を上げている。商工会や地方自治体等での講演実績も
数多い。
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■まちおこしニュース
  全国商工会連合会で、毎年恒例の全国物産展を開催
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    │第17回 ニッポン全国むらおこし展 │
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 今年は、11月28日(金)~30日(日)に池袋サンシャイ
 ンシティで開催されます。入場は無料。
 前日の27日(木)16:30~18:30はバイヤー、卸事
 業者様など食材などをお求めの方に開放されます。
⇒ http://compass.shokokai.or.jp/hanro/bussanten17/17bussan.htm

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