週刊まちおこし 第657号【大阪府 枚方市 巡リズム その6】

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              第657号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,471部発行───

みなさん こんにちは!!
船井総合研究所が送る、
日本最大規模のまちおこしメールマガジン
「週刊 まちおこし」の編集長のトチオです。

いよいよ、今日で12月28日!

今日、もしくは明日で仕事納め、、、
という方も多いかと思います。

そして、年末、年始といえば、実家に帰られる方も多いでしょう。
その時はぜひ、地域の方々と地域の未来について語ってください。
行動も大切ですが、まずは語ることが大事ですから、
大いに地域の未来について、思いをぶつけていただければと
思います。

それでは、今回はそのヒントにもなる
地方創生事例 枚方の 巡リズムの最終回です。

今回は地域での展開可能性について考えることで、まとめて
させていただきたいと思います。

それでは、本日のコンテンツをお楽しみください!!!

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         今週のコンテンツ

■ 今月のトピック 【大阪府 枚方市 巡リズム その6】

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
 【青森の吹雪に思うこと、、】
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

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■ 今月のトピック 【大阪府 枚方市 巡リズム その6】

こんにちは!週刊まちおこし編集長の杤尾です。
先回までは、兵庫県篠山市の事例についてお話をしてまいりましたが、
今回からは、テーマを変えて

地方創生 × 金融

というテーマで、舞台を、大阪府 枚方市にしながらお話を進めて
います。

前回までは、その仕組みや効果についてお伝えしてまいりましたが、
今回は、まとめとしてその展開可能性についてお伝えして
まいりましょう。

日本での巡リズム型の近居住みかえの地域展開は可能か?

と聞かれて皆様はどう思いますか?

この質問に答えるために、今回は以下の巡リズムの3つの
特徴的なポイントを振り返ってみましょう。

 1.立地が都心近く郊外立地
 2.開発、金融、行政が連携
 3.皆がビジネスとして得をする仕組み

1つ目のポイントは立地です。
特に枚方市は京都と大阪を結ぶちょうど中間地点にあり、
ベッドタウンとして発展した経緯があります。

この特徴は多くの都市に共通する特徴であり、いずれも
都心から広く円を描いた中でも特に都心部を除く
ドーナツ商圏(ちょうどドーナツの輪の部分のような商圏構造)
であれば対象となるでしょう。
例えば、東京、大阪、名古屋のような大都市であれば都心から
1時間?3時間の距離にある商圏が対象であるし、
もう少し小さくなれば、30分?2時間くらいが商圏になると
考えられます。

2つ目のポイントは、開発(ある意味ではインフラ)企業、金融、
行政が連携している点です。
これまでの移住・交流では、行政や不動産業者が主役になることが
多かったですが、枚方モデルでは、主役は行政・不動産に加えて、
金融や交通インフラとなっています。

今後は、いずれのモデルにおいても、従来の枠組みとは全く異なる
プレイヤーを加えることがポイントになるでしょう。
 
3つ目のポイントは、いずれのプレイヤーも得をする仕組みに
なっている点です
 行政= 人口偏重地域のバランスを取り、さらに人口を流入させる
 交通= 沿線地域の活性化 = 乗降客数の維持+沿線ビジネスの活性化
 金融= 顧客ネットワークの拡大と金融ビジネスチャンスの獲得

もちろん、長期的な視野をもって、ある程度の先行投資が必要にはなる
と考えられますが、そのビジネス性が高いことがポイントです。

以上3点について簡単に述べましたが、現実にはどの地域においても
この3点がすべて満たされることは極めてまれでしょう。

では、あえて、地域活性化コンサルタントとして優先順位を上げる
とすればどうなるでしょうか。

私は、3つ目のビジネス性を付加することが最も大切なポイントで
あると考えています。

完全に行政目線でもなく、そこにある程度のビジネス性を付加させる。
実際に、比較的うまくっている道の駅やDMOなどを見ていると、
うまくそのようなビジネス性を付加している好事例が多く、
いかにうまくビジネス性を公共性に付加できるかが
最も重要なポイントとなるでしょう。

いずれにせよ、今後は地方創生のプレイヤーとして、
今回の枚方のように交通インフラや金融機関など、
これまでには「まちおこし」においてあまり中心には
いなかったプレイヤーが活躍する時代は間近です。

ぜひ、枚方モデルに学びながら地域一丸となった
地方創生を考えていただきたいと思います。

次回からは、新年号として、また新しい事例をお伝えできればと
思います。

それでは、来週もお楽しみに!!

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ブログ:http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
 【青森の吹雪に思うこと、、】
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

みなさん こんにちは!!
地域活性化コンサルタントの杤尾圭亮です。

本日は、年内 最後の出張!
行先は、、、、、青森県!!!

いつもならば、
大好きな青森を
楽しみにいくところですが、
今回ばかりは様子が違います。

そう 爆弾低気圧が居座っており、吹雪!!!

案の定、乗っている車は立ち往生。。。

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