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第273号 工夫論4

───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ！────
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　 │週││刊││ま││ち││お││こ││し│
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　　第273号　発　行：株式会社船井総合研究所
　　　　　　　事務局：TEL 03-6212-2945　杤尾　圭亮
　　　　　　　E-mail：info@machiokoshi.net
────────────────── 2,033部発行───
　　　　●○　まちおこしセミナーの決定版　○●
　　○●○　人口５万人以下の市町村のための　○●○
●○●○　　　　「行政トップセミナー」　　　　○●○●
　今回、いよいよ船井総研、地域ブランド創造チームを挙げて
お送りするセミナー　「行政実働トップセミナー」の開催が決定
しました！！！！！
　　　　　　　”誇りある地域を取り戻す”
　　～地域・地方にこそ美しい日本の宝あり～
を合言葉に、活動してきた古川が、杤尾が、そして五十棲が
まち・むらのトップの皆様に、これまでに培ったまちおこし
ノウハウを大いに公開させていただきます。基調講演に、
今まで数々の行政に地域づくりの支援をおこなってきた、
早稲田大学教授の宮口氏に「地域活性化の現場から本当に
伝えたいこと」のご講和をいただきます。
お席には限りがございますので、お早めにお申込ください！
↓↓↓↓↓↓↓セミナー詳細・お申込はこちら↓↓↓↓↓↓↓
http://www.isozumi.com/semina/070723/index.htm
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　　　　　　　　今週のコンテンツ
■　今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ
　　　 　　　　　　『　工夫論　４　』
■　今月のまちおこし特集　６月版　その３
　　　　　　　　　　『井上　盛夫　氏　インタビュー』
■　コンサルティング商品紹介
　　　　「行政　トップセミナー　のお知らせ」
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■　今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ　６月版
　『　工夫論　その４　～売り方の新ジャンル～　』
　こんにちは、小林です。皆様のまちにお勧めの特産品は
ありますか。それをお中元にしているところも多々あるは
ずですが、今日はその「中元」を題材に、新しい販売方法
を確立したケースです。
時代が大きく変化している現在、当たり前のように前例を
踏襲していては、時代に取り残されてしまいます。今回は
「５００円の中元」という新たなるマーケット開発につい
てご説明いたします。常識の範囲の商品は、明らかに他社
との競合になる。しかし、一部分だけでもこれまでの常識
を覆す商品を作れば、全く新しいマーケットが広がる。そ
んなマーケティングを行っていくことがこれから重要にな
ります。
「当社はこの５００円の商品が最高単価です。人気はある
のですが、箱が無いので３千円・５千円のお中元商品は作
れません」昨年５月、お中元展開期を間近に控えた某社の
開発会議の席上でそんな声が上がりました。
　
ここで、浮かび上がってくる課題があります。
１．５００円の中元では駄目なのか？
　この商品が人気なら、この商品を中元として売る事はで
きないか？５００円商品にミニチュアの中元ののしをつけ
て・・・
２．なぜ？中元は３千円・５千円なのか？　　　
　そういえば、中元商品はなぜ３千・５千円なのか？贈る
側も贈られる側も負担が大きいだろうに・・・。中元が、
３千・５千円でなければならない理由なんて無いのではな
いか・・・？
３．中元が５００円になるとこんなことが・・・
　もし中元商品が５００円になったら、「これまでに贈る
事を検討しなかった若い人達も購入してくれるかも・・・」
「企業からの大口の特注を受注できるかも・・・」と次々
と新しい発想が生まれました。
　
　ちょっとした発想の転換だけで誕生した商品ですので、
既存商品にちょっとした「のし」をつけるだけで商品が成
立しました。本当に簡単に大きなコストを掛けることもな
く、『５００円中元』は誕生しました。
　「５００円の中元」は全く新しいコンセプトの商品。
まずはお客様に商品の存在を知っていただくことが大切で
す。ではどの様にお客様にその存在を知っていただくのか
を販売会議によって検討しました。新しい商品だからこそ
自らの視点で考えることができ、その内容は大変充実しま
した。あらゆる手法が検討され、その後実行に移されたの
です。新しい言葉も生まれ、ズバリそれは『義理中元』。
これはまさにバレンタインにおける『義理チョコ』の中元
版です。
　この「５００円中元」の開発は今年は２社で取り組みま
した。どちらも、全くこれまでにない売上を獲得し、大き
な成果に繋がりました。ある店では、発売初日の最初のお
客様が詰合せを買うつもりでご来店され、『５００円中元』
を発見して予定変更。『５００円中元』を複数購入してお
帰りになったそうです。「お得意先へのお中元と思ってき
たけど、従業員さん一人一人に差上げることにしたよ」と
おっしゃっていたとか。ちなみに、客単価は当初予算より
も２割高いお買上だったそうです。また「『暑中見舞い』
『御年賀』にも欲しいわ・・・」との声もあり、早速「暑
中見舞い、残暑見舞い」で売上が立ちました。
　新しいコンセプトの商品だからこそ、従業員さんからだ
けでなく、お客様の方からもその利用法についてのご意見
がいただけるのだと思います。「中元は３千・５千円だ」
という常識を脱却せねば生まれなかった様々な成果。
今月のテーマ「工夫」の視点からも、重要な考え方・取り
組みであることは、言うまでもありません。
（文責：小林　祐司）
★今回は、まちのお菓子屋さんの事例を題材にしています。
まちおこしにも物産館や特産品売り場なりがあるでしょう。
今年あたり、「５００円中元」はいかがでしょうか。（＾＾)
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○執筆者紹介　小林　祐司（こばやし　ゆうじ）
　船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー
ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン
サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して
いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン
ボ！」。
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■　今月のまちおこし特集　６月版　１（隔週更新）
　　　　　　　　　　　『井上　盛夫　氏　インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
大阪に、観光スポットを！！！
「道頓堀にきて食い倒れ人形も、グリコも見たけど
　これからどうしよっか？」
そんな観光客の声を聞いて、これではだめだ！！！
と近畿の名物をあつめて、食にこだわったレトロな商店街
極楽商店街をつくったのが、井上氏である。
しかし、井上氏、最初から大阪のために！！というわけでは
なかった。
それでは、何が食のセンスを磨き、極楽商店街に至らしめたのか？
続きはレポートにて！！！
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■　コンサルティング商品紹介　　　　　　　６月版　
今月ご紹介するコンサルティング商品は
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あの船井総研まちおこしメンバーが力を込めてお送りする
ちいきの、ちいきによる、ちいきのための　セミナー。
地域・地方の生き残りに、行政主導による、地域ブランド創造
の秘訣のノウハウを大公開！！！
●○●○　　　「行政実働トップセミナー」　　　○●○●
（　http://www.isozumi.com/semina/070723/index.htm　）
　【詳細案内はこちらをクリック↑】
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◇ 『行政トップセミナー』開催のお知らせ◇
■地域の経営陣である首長、及び三役の皆様■
人口減少、都市へのヒト・モノ・カネ・ジョウホウが集中する
昨今、まちおこしへの必勝策はどこにあるのでしょうか？
船井総研では、まちおこしチームである、地域ブランド創造
チームが、これまで各地を行脚し、また実際に多くの自治体を
お手伝いする過程で一つの結論を得ました。
それが、「ブランド化」です。
■新感覚！！　マーケティング発想のまちおこし■
今回のセミナーは、シンクタンク、、、というよりは、
マーケティング・コンサルティングの専門集団がお送りする
まちおこしノウハウであるとご理解ください。
また、国土交通省地域振興アドバイザーや、総務省過疎問題
懇親会座長を勤める早稲田大学の宮口教授が、基調講演として
「地域活性化の現場から本当に伝えたいこと」のご講和を
頂くことになりました。
とにかく、通常の「報告書」でおわる業務ではなく、まさに、
利潤を生み出すための力相応のマーケティング発想からの
戦略・戦術策定、そして実践までをお伝えします。
■成功事例から学べる数々のノウハウ■
数々の施策において、お手伝いをしてまいりました。
そのテーマは、物販施設設置、公営施設業績アップ、
産学連携推進、企業誘致、特産品作り、交流支援、
二地域居住促進、空家対策、商店街活性化、etc、etc
今回、おつたえできるノウハウは全てではありません。
しかし、セミナー後もできる限り時間をとり、皆様の疑問に
お答えします。
理念だけではない、、しかし利益だけではない
船井流まちおこしにご期待ください！！
↓↓↓↓↓↓↓セミナー詳細・お申込はこちら↓↓↓↓↓↓↓
http://www.isozumi.com/semina/070723/index.htm
　　　　　　　　　　　　　　　　（行政以外の方も大募集！）
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