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来場者数50倍！道の駅再生で地域活性化！～北海道音更町「道の駅おとふけ」より～No.1

メルマガ読者の皆さま　こんにちは！
船井総合研究所　地方創生支援部が送る、
「週刊　まちおこし」編集者の山口です。

さて、今回のメルマガを含む、週末配信の4号では、

シティプロモーションを中心とした地方創生を研究する
自治体の研究機関「シティプロモーション自治体等連絡協議会」
（https://www.citypromotion.jp/）

において7月に開催された

「道の駅再整備で来場者数50 倍に！！地域と共に果たした、道の駅再生の軌跡～北海道音更町「道の駅おとふけ」より～」

のダイジェスト版をお送りいたします！

北海道十勝平野の中央部に位置する音更町（おとふけちょう）に
位置する「道の駅おとふけ」。
1996年に道の駅として登録され、26年間愛された施設でしたが、
2022年に移転し「道の駅おとふけ『なつぞらのふる里』」としてリニューアルオープン！
新施設になってからは来場者数が50倍という目覚ましい結果を出しています。

なぜこんなにも移転の成果が出ているのか、、、
移転までにどのような苦労があったのか、、、
道の駅移転リニューアル成功のポイントについてお伝えいたします！

まず、第一弾の今回は、
北海道音更町という地域の魅力と
移転が必要とされた旧道の駅おとふけの状況についてお伝えいたします！

ぜひ楽しみながらお読みください。
それではどうぞ！

◇━コンテンツ━◇
■【週刊まちおこし】来場者数50倍！道の駅再生で地域活性化！　No.1
・北海道　音更町とは
・旧道の駅の経営状況
・移転キッカケとなった2つの課題

【週刊まちおこし】北海道音更町、道の駅の移転を決断したキッカケとは？

・北海道　音更町とは
　北海道音更町は人口約4.2万人、面積約460k㎡の
十勝平野の中央部に位置する町です。

　道東自動車道の全線開通に伴い、アクセスが良好になり、
新千歳空港から車で約2時間で訪れることができるようになりました。

　「十勝晴れ」にも恵まれた、
日照時間が長く、年間降水量も少ない気候で、
小麦・大豆・小豆などの生産量はなんと全国一位！！
第一次産業が盛んな住みやすい地域となっています！

また、観光地としては「十勝川温泉」を擁し、
町内外から愛される自治体です。

そんな魅力あふれる自治体で長年愛された道の駅おとふけは
なぜ移転しなければならなかったのでしょうか、、、

・旧道の駅の経営状況
　まずは旧道の駅おとふけの
置かれていた状況についてお伝えいたします。

　旧道の駅おとふけは北海道で31番目に登録された道の駅でした。
元々は特産センターという農産物加工品を中心に取り扱う施設として
1991 年に開設され、1996 年より道の駅として営業を始めていました。
　旧道の駅は物産協会が運営しておりましたが、
移転直前、来場者数、物販売上共に、少々不調に陥ります、、、

　その理由としてコロナの影響も挙げられますが、
課題はそれだけではなかったのです。

・移転のキッカケとなった2つの課題
　移転のキッカケとなった出来事は大きく2つありました。

①主要道路の変化
　道東自動車道の全線開通により、町へのアクセスは良くなったものの
旧道の駅沿いの道路が主要観光道路から外れてしまいました。
　この変化により北海道を移動する観光客の立ち寄りでの利用が
大幅に減少することが予想されました。

②施設の老朽化
　特産センター時代より25年以上も活躍した建物であったため、
老朽化はかなり進んだ施設になっておりました。
　また、建物面積は400㎡、駐車場は大型車を含め52台とやや手狭でありました。

　このままでは音更町の魅力を十分に紹介するには
不十分であり、収益の増加も狙えないということで、
その場でのリニューアルではなく、「移転」の道を選択したのでした！！

いかがでしたでしょうか。
「移転」という選択は
主要観光道路の全線開通という好機を逃さず、
現状の課題も解決するための挑戦だったのですね！

次回の【週刊まちおこし】では
「課題は山積み！？道の駅おとふけ移転への道のり」
と題しまして、、

移転の前に立ちはだかる3つの課題と
その攻略法についてお送りいたします。

次回もぜひ、お楽しみに！

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