第142号 「苦労」という付加価値を売る

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   │週││刊││ま││ち││お││こ││し│
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   第142号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-5434-7656 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
──────────────────── 1,858部発行───
         <<<今週のコンテンツ>>>
■今週のまちおこし──「苦労」という付加価値を売る
■船井総研からのお知らせ
─────────【講演CD】メイクベター!
               もっとよくなれ! 佐藤 芳直
─────────赤字削減のための簡易診断コンサルティング  
─────────発見!わが社のまちおこし
■注目のメルマガ情報
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■ 「苦労」という付加価値を売る
 ご無沙汰しております。増島です。久々に執筆させていた
だきます。 
 タイトルを見て不思議に思われた方も多いでしょうが、今
回は「苦労」であることを見事に商売にしている事例を紹介
したいと思います。
 三重県の伊勢神宮の前に「赤福」という有名なお餅屋さん
があります。1707年に創業したこのお店は、終戦当時、
材料不足による休業の危機を迎え、一時期は多くの類似商品
が出回ることとなりましたが、伝統を重んじ守り続け、他店
舗に負けることなく今日まで生き残ってきたお店です。
 ここの主力商品はその名もずばり「赤福もち」。日本一売
れているこのお菓子は単品の売上でなんと年間104億円。
第2位が北海道・六花亭の「マルセイユバターサンド」で7
5億円、第3位が同じく北海道・石屋製菓の「白い恋人」で
70億円ですから、文字通りダントツの売上を誇る商品であ
るわけです。
 さてこの赤福の名を全国に知らしめた名物商品に「朔日餅
(ついたちもち)」というものがあります。毎月1日に数量
限定で販売されるこのお菓子を買い求めに、毎回長い行列が
できます。行列の先頭にいた人に聞くと7日前から並んでい
たというから驚きです。
  (↑本当かどうかは確かめようがありませんが)
 しかしこの「朔日餅」、実は予約をすれば誰でもその日に
買うことができるのです。しかも交通の便のよい駅前にある
支店でも予約は可能。それでもお客様は本店で行列をなして
でも買おうとする。
 いったいなぜでしょうか?
 なぜならお客様はわざわざ伊勢神宮まで朝早くに出かけて、
何時間も並んでようやく買えたという「苦労」を商品の価値
として考えているからなのです。なんでもすぐに手に入って
しまう時代だからこそ成立する商売だと言えないでしょうか。
 「交通の便が悪くてなかなか行けない。」
一見するとマイナスの要素に感じられる事実も、演出の仕方
によって大きなメリットとして訴求することができるのです。
                      (増島清人)
◆赤福さんがどうやって行列のできるお店を作り出したか
 を知りたい方は↓の講演CDを強くオススメします。
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○今回の執筆者紹介 増島 清人(ますじま きよひと)
 船井総研「沖縄経営者サークル」担当。
 飲食店の実務経験や各種サービス業のコンサルティング経験
 を活かしたお客様の心をつかむ集客・販促方法を得意とする。
 「集客一人当たり販促コスト」を意識した提案内容が好評。
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■ 船井総研からのお知らせ
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 ◆【講演CD】メイクベター!もっとよくなれ! 佐藤 芳直
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 ●「不便」が売りになる時代がやってきた
 実際の講演は沖縄で行われたものですが「沖縄」を皆さんの
 街の名前に置き換えて聞くと、思わず納得してしまいます。
「まちおこし」に興味のある方に聞いていただきたい内容です。
 年末お時間のある時にじっくりとお聞きください。
★★【お申込み】は以下のフォームに記入の上、
 メールにて「up271@funaisoken.co.jp」までご返信下さい。
---(キリトリ)-------------------
【MakeBetter!もっとよくなれ!】お申込み用紙
  (120分講座収録CD+テキスト付・10,500円)
★★【送信先】up271@funaisoken.co.jp (担当:増島)★★
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ご連絡者 :           
ふりがな :
入金方法 : 銀行振込 ・ 商品代引き ←いずれか選択
郵便番号 :
住 所  :
電話番号 :
FAX番号:
--------------------(キリトリ)--
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 ◆赤字削減のための簡易診断コンサルティング
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 ●赤字削減の為、皆様の施設はどう取り組んでいますか?
 
  船井総研が数々の成功事例と照らし合わせ『赤字削減』
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  診断では、可能な部分から業績を改善できるよう
 「効果実証済み」の成功事例をご紹介。施設として今後
 どういった考え方・行動が必要かをご提案いたします。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
・お問い合わせはお気軽に ⇒ TEL:03-5434-7656
  ⇒ e-mail:info@machiokoshi.net
  まちおこし編集長(小林)までどうぞ。
 ●また、自治体に非常に多い温泉施設の活性化について、
 売上向上・コスト削減の工夫が満載された
 「第5回 小さな成功モデル100事例徹底紹介セミナー」の
 ビデオとテキストをセット販売しております。
  業績アップ策のための100個の成功モデルは、温泉施設で
 なくとも必見の内容です。詳しくはこちらをご覧ください。
 ⇒ http://www.u271.com/seminor/100jirei_5.html
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 ◆企業としてまちおこしに取り組んでみませんか?
 
 御社の強みをまちおこしに活かす方法を探る簡易診断!
 
 『発見!わが社のまちおこし』
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせを!
・お問い合わせはお気軽に ⇒ TEL:03-5434-7656
  ⇒ e-mail:info@machiokoshi.net
  まちおこし編集部(小林)までどうぞ。
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 ◆販路開拓コンサルティング
 『こんなに良いものなのに…。
           品質ならどこにも負けないのに…。』 
 
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  設、飲食施設、温浴施設、文化施設、道の駅などです。
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