第140号 素人的発想

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   第140号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-5434-7656 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
──────────────────── 1,852部発行───
         <<<今週のコンテンツ>>>
■今週のまちおこし──素人的発想
■船井総研からのお知らせ
─────────赤字削減のための簡易診断コンサルティング  
─────────発見!わが社のまちおこし
■注目のメルマガ情報
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■ 素人的発想
 こんにちは、小林です。先日、北海道のある自治体さんの
お手伝いをしているときにこんなやり取りがありました。
 町営施設の業績を改善する件で職員の方と話していたんで
すが、「ここの施設は勢いが足りないんですよね。」という
意見が職員さんから出ました。「じゃあ、どうしたらいいと
思いますか?」と聞き返すと、「もっと商品の良さを職員が
アピールするとかできたらなと思うんです。」とおっしゃら
れました。「商品をアピールする、というと具体的にどんな
ことです?」と少し突っ込んでみたら、職員さんは、「いや
いいです。僕らみたいな素人の意見よりも小林さんの知って
る良い例を教えてください。」と、逆にこちらに振られてし
まいました。
 知っている良い例ということなのでいくつかを紹介してみ
たところ、職員の方の顔がパッと明るくなり、「そうなんで
すよね。実は似たようなことを考えていたんです!やっぱり
町の職員といえどそれくらいやってもいいんですよね。」と
我が意を得たりとばかりにおっしゃいました。
 この後なんですが、職員さんは売上をあげるためのアイデ
アをどんどんとぶつけてきました。ついさっき「私は素人で
すから…」と自信なさげに話していた方とはまるで別人でし
た。聞くと、売り場のライトアップや、売れ筋商品の訴求方
法など、業績を上げられるアイデア、今すぐにも始めたらい
いアイデアもたくさんありました。
 時間が過ぎるのを忘れるぐらい熱中されたのでしょう。3
0分くらいの意見交換のはずが、3時間半も一方的に「こう
したらどうでしょうか?このアイデアは?」と意見を述べて
いただき、夜中の11時になってはじめて職員さんは「あ!
もう帰宅しなくちゃ!」ということになりました。
 話を聞きながら、職員さんに秘められた「売上アップのた
めのパワー」に感心するとともに、こんなに強い想いを持っ
ている方がいるんだし、この施設もまだまだ業績を伸ばす可
能性はあると感じました。
 どこでも言えることですが、漠然とまちおこしと言っても
何をどう始めていいかわからず、アッサリ暗礁に乗り上げて
しまっているところも多いようです。自分は経営の素人だか
らとか、自分のアイデアなんてきっとダメだと思う、などの
思い込みも多分に理由としてあるように思えます。
 地域活性化に成功しているところも、スタート段階ではあ
る方のちょっとしたアイデアが発端だったりします。自分の
アイデアレベルだから、などと謙遜せずに大いに素人的考え
を披露し、実践してほしいと思います。時に失敗することも
あるでしょうが大した問題ではありません。まちの業績アッ
プやまちおこしもそういったところから始まるものです。
                      (小林祐司)
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○今回の執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ)
 某建設コンサルタント会社にて地質調査を担当していたが、
調査中に環境問題意識に目覚めて退職し、インドに渡る。
 インドではNGOのボランティア活動を通じて食糧問題へ
の関心が高まり、帰国後生協に入社、地域密着の生協活動を
担当。
その後退職して船井総研入社。現在は、官庁や民間を問わず
まちおこし・地域振興の業務を続けるかたわら、週刊まちお
こし編集長を担当、最近は民間企業によるまちおこしの成功
事例も積極的に収集している。
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■ 船井総研からのお知らせ
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ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせを!
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