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メルマガ読者の皆さま こんにちは! 船井総合研究所 地方創生支援部が送る、 「週刊 まちおこし」編集者の富樫(トガシ)です。
さて、今回は先週に引き続き 沖縄県 うるま市の地域ブランディング事例をご紹介します!
農耕用の牛を闘わせたことから始まった闘牛文化。 かつては一大会で1万人以上の観客もの観客があった闘牛ですが、 2000年代には闘牛は”汚い・くさい・おじさんの趣味”という マイナスイメージが定着してしまいました。
今回はうるま市がこのマイナスイメージを どのように払拭し、魅力的なコンテンツへと変貌させたのか、 その具体的な取り組みをお伝えします!
ぜひ楽しみながらお読みください。 それではどうぞ!
◇━コンテンツ━◇ ■【週刊まちおこし】闘牛文化が築く、唯一無二の地域ブランディングのポイントNo.2 ・闘牛文化のイメージ戦略 ・まずは地域内から浸透させる取組 ・観光客にも闘牛を!「観光闘牛」の始まり
今週のメルマガでは 先週に引き続き沖縄県 うるま市の 闘牛文化を活用した地域ブランディングついて ご紹介いたします!
今回は闘牛文化のイメージ払拭のための 取組について解説していきます。 それではどうぞ!
・闘牛文化のイメージ戦略 闘牛文化のマイナスイメージを払拭するために うるま市は大きく2つの取組を実施しました。
1.格闘技としての面白さの普及 これまでは闘牛の側面的な特徴に焦点が当てられがちでしたが、 イメージ払拭のために闘牛のルールや楽しみ方のPRが推進されました。
毎年定期的に実施される闘牛大会では、 闘牛専門アナウンサーがその魅力を存分にPRしています。
毎年定期的に開催される闘牛大会では、 闘牛専門アナウンサーがその魅力を存分に伝えます。 闘牛は「闘う気がなくなった方が負け」という シンプルなルールで行われるため、 牛が諦めない限り試合は続きます。 中には30~40分もの熱戦が繰り広げられることも!
また、闘牛では闘牛士が牛1頭につき1人つきます。 試合中は牛のそばで、「ヒーヤイ!ヒーヤイ!」と 「ヤグイ」と呼ばれる掛け声で、牛を叱咤・鼓舞します。 ヤグイによって牛の闘争心を燃え上がらせるため、 試合を見る一つのポイントになっています。
ルールや面白さがわかると牛や牛主に感情移入できるようになり、 自然と応援したい気持ちや見てみたい気持ちになります。
まさに人間の格闘技のような面白さがあることを伝えることで、 心理的ハードルを下げることに成功したのです。
2.料金設定の差別化 これまで男性中心のコンテンツでしたが、 女性や子供にも楽しんでもらうために料金設定を差別化を行いました。
毎年実施される全島闘牛大会では、 男性3000円、女性2000円、中高生1000円、小学生以下無料と 設定しました。
今では約3,000人キャパの闘牛場が毎回超満員になり、 客層も女性やファミリー層が増えていきました。 心理的なハードルの次に金銭的なハードルを下げることに成功しました。
また、女性や子供も気軽に見るようなコンテンツになったことで “汚い、くさい”といったイメージの払しょくにもつながりました。
・まずは地域内から浸透させる取組 闘牛のイメージ払しょくの次に取り組んだのが 地域内への闘牛の普及でした。
うるま市では、特撮ヒーローとして 「闘牛戦士ワイドー」を撮影し、 琉球放送で2018年から放映しました。
また、テレビだけでなく市内を中心に闘牛や ショッピングセンターなどでのイベントに積極的に参加しました。
ワイドーを通じてまずは、地域の子供たちをファンにし、 子どもを経て親世代に闘牛の認知を広げていきました。
ワイドーは絶大な人気を誇り、 テレビシリーズではシーズン2まで作製されました。
・観光客にも闘牛を!「観光闘牛」の始まり 闘牛のイメージを変え、地域内からの人気も得たことで 次に取り組んだのが観光客の獲得でした。
これまで、闘牛は年間数試合程度しかなく 平日に試合が組まれることもあり、 観光客が興味を持っても試合を見ることが難しい状況でした。
そこで「観光闘牛」という観光客に 特化した闘牛の見せ方を開発しました。
観光闘牛では、、、 沖縄県唯一の闘牛実況アナウンサーの闘牛レクチャー、 エキシビジョンマッチ2試合、 闘牛との記念撮影と はじめて闘牛に触れる方でも楽しめるコンテンツとなっています。
また、一般の観光客だけでなく 修学旅行専用プランや社員研修プランなども用意し、 様々な形態で闘牛を楽しめるように工夫しています。
いかがでしたでしょうか。 ターゲット別にイメージ戦略を実行し、 とにかく闘牛との距離を縮めることでファンを獲得したことが ポイントでした。
次回の【週刊まちおこし】では 「闘牛ブランディングの成果とポイント」 と題しまして、、
・闘牛文化推進の成果 ・うるま市の取組から見える地域ブランディングのポイント
について、お送りいたします。
次回もぜひ、お楽しみに!
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