『目からうろこ!令和時代の道の駅・直売所経営のメガトレンド解説!②』

みなさん、こんにちは!
「週刊 まちおこし」編集者の金城 夏芽です。
本日は、前回お送りした直売所特集 第3弾をお届けします!、
【直売所特集 第2章 直売所の特徴・傾向を徹底解説!②】 

今回は、、、
直売所の3つのトレンド要素を解説してまいります!
それでは、今週のメルマガをお楽しみください!

今回は皆様が最も気になる「直売所3つのトレンド」について解説していきます!
先ず、直売所の3つのトレンドを
①商品
②売り場
③販促
上記の視点から詳しく説明させていただきます。

先ず①商品でのトレンドとして以下の項目に力を入れている直売所が多くなっています。
(1)地域名産
(2)鮮度
(3)価格

地域名産といえば何が思い浮かぶでしょうか。
特に茨城県内の直売所ではメロンを「茨城メロン」という風に地域1番の名産品として目立つ位置に陳列しています。
その地域にしかない、地域の名産品だと来客者に周知し、商品価値やその商品を販売している直売所の差別化を図っているのですね。
そして、以前来客者が直売所に訪れる理由にもなる、商品の鮮度が求められます。
これはPOPなどで新鮮さを周知する事が効果的だと考えられます。
加えて価格ですが、高単価商品を名産品として販売する事で売上を上げる、、というような直売所も非常に多くなっています。
前回紹介した必需品といえる野菜類の値上げは中々難しい為、高単価商品でバランスを取っているのですね。

そして2つ目の売り場のトレンドである以下の項目が非常に重要になります。
(1)陳列棚
(2)商品POP

陳列棚は商品を手に取る来客者の購入意欲に直結する為、第1印象である視覚から魅力的に見えるよう演出が必要になります。
先行事例といえる直売所では、
商品毎に並べる事で陳列場所が分かりやすく
平らな陳列ではなく、立体的な陳列棚を活用する事で量が多く見え、
棚ごとに照明を設置する事で彩りが出る
このような陳列手法を取っている直売所が非常に多くなっています。
加えて、味や商品の魅力、生産者、調理方法を記載したPOPを設置する事で来客者が立ち止まり商品の価値が伝わりやすくしていると言えるでしょう。

そして最後の3つ目の販促のトレンドは
(1)SNSでの広報
(2)地域連携
近年ではSNSの利用者が増加しており、SNSでの発信も非常に重要となっています。
ここで発信する情報として優先すべきなのが
①毎日の直売所情報
②売り切れ情報
③イベント情報
となります。特にイベントは多くの来客者を見込める為、積極的に発信している直売所が多くなっています。

地域連携においては、「ふるさと納税」が最も有名ではないでしょうか。
また、その他にも茨城県では「茨城を食べよう」といったフレーズで公式SNSを活用し、茨城県内の直売所の紹介を行うなどの地域一体となった周知を行っています。
このような地域連携は地域そのもののブランディングにも繋がり、地域名産品の価値にも直結する為、是非取り組んでいただきたいと思います。

ここまで3つのトレンドを解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
この3つのトレンドを取り入れる事が今後のカギとなります。

しかし直ぐに取り組めるのは難しい、、実際に成功している直売所はどのように取り入れているのか、、疑問だと思います。
そこで次回はこれらのトレンドを取り入れている直売所を解説していきたいと思います!
どうぞお楽しみに!

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