第489号 特選事例 商店街活性化 事例 その4

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              第489号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,423部発行───
みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。
さて、先週、お伝えする予定でした、商店街活性化事例その4は、
こちら側の手違いでお送りすることが出来なかった方が多数いるこ
とが判明しました。
そこで、今回は3月最終合としてお送りする予定でした「商店街活
性化」事例の最終合をお送りします。
各グループの商店街がどうやって活性化していけばよいのか。ぜひ
勉強しみてください。
それではどうぞ!!!
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         今週のコンテンツ
■ 目からウロコ!!まちおこし 特鮮事例 
             「商店街活性化 事例 その4」
■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
   「三段階でのブランド化戦略」
   http://blog.livedoor.jp/keisuketochio
■ 今週のまちおこしニュース 1
「耕作放棄水田再生 オリジナル日本酒醸造 現地見学会のお知らせ」
             九十九里振興社 代表 やりたやすあき
             http://www.chibatk.jp/suiden.html
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■ 目からウロコ!!まちおこし 特鮮事例 
             「商店街活性化 事例 その4」
皆さん こんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの杤
尾圭亮(とちお けいすけ)です。先月に引き続き、今月「3月」は
「商店街活性化」を特集します。
商店街活性化、、というと難しい印象を受けますが、商店街全体の試
み、そして、個別店舗の頑張りによって十分に活性化は可能です。
前回までに、商店街をグループ分けするための3指標、そして3グル
ープの特徴、さらに1グループ(認知率が低い商店街)の活性化手法
をお伝えしました。
今回は、残りの2グループについてお伝えしましょう。
○グループ2 「1回買ってもらおう商店街グループ」
グループ2の商店街の課題、それは経験率です。
このグループの特徴は、地域の住民には広く知られているのですが、
買ったことのある人が少ない商店街です。理由は色々あって、よく通
るが買う店がない、、、とか、イベントなどで有名などが挙げられま
す。
ただ、一ついえることは、このグループの目標は、、
「まずは1回買ってもらうこと」
です。船井総研では、「3回安定、10回固定」という法則があって
、3回連続して買ってくれれば安定したお客さんとなり、10回買っ
てくれればよほどのことがない限り離れないお客さんになる、という
ことです。
つまり、まずは1回。そして3回、10回と購買経験を増やすことが
大切です。
では、どのような具体策があるのでしょうか?
一つが、イベントの定番化、地域一番化です。
おそらく、このクラスの商店街になるとすでに通常の販促イベントな
どは行なっているケースが多いです。しかし多くの場合、似たり寄っ
たりで特徴がなく、お客さまを呼びきれません。
そこで大切なことは、通常のイベントに地域らしい商品やサービスを
付加することで、地域の目玉にして、大きく集客することです。例え
ば、静岡には大道芸日本一、、、で大きく集客する商店街も存在しま
す。
そしてもう一つが 回遊を意識した販促を行なうことです。
商店街グループの中には、購買頻度が高い店と、低い店があります。
この購買頻度が高く、さらに人気も高い店をみつけて中核店とし、そ
のお店を中心に他の店への誘導施策を行なうと、回遊率はかなり高ま
ります。
この二つの施策を組み合わせることで、まず1回買ってもらい、経験
率を高めることができます。
○グループ3 「ファンを増やそう商店街」
そして最後が、地域の住民の認知度も高く、購買経験もある商店街群
です。このグループの商店街の課題は、商店街のファンを増やすこと
です。
それこそ、グループ2で挙げた
「3回安定、10回固定」を目指す段階です。
では、どのように狙えばよいのか、、、?
ここまで来ると、施策は商店街の全体施策に加えて、個別店舗の活性
化が必要となってきます。
つまり、
店舗単独でどれだけお客様をグイグイ呼ぶことができるか
そして、
そのような中核となる人気店舗が商店街にいくつあるか
が大切になります。
こういうお話をすると多くの方が、
「じゃあ、大手のナショナルチェーンのファストフードを」
とおっしゃいます。それも有効な手段ですが、もとから商店街で経営
を行なう「地元店舗」でも中核店舗になることは十分に可能です。
例えば、あるお肉屋さんでは、もともと高い肉に加えて、集客商品で
あるコロッケや弁当を充実させ
「肉屋のコロッケ、弁当」
で集客をしています。さらに特定の年齢層にターゲットをしぼってサ
ービスを行うことで地域一番店になることに成功しています。
以上のように、外の力、内の力の両方をうまーく使うことによって、
商店街の活性化は十分に可能なのですね。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/index.html
ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
   「三段階でのブランド化戦略」
   http://blog.livedoor.jp/keisuketochio
今日は、ご当地グルメ ブランド化支援で岩手県は、中東北と呼ばれ
る一関エリアに行ってまいりました。
現在、この地域は世界遺産に認定された平泉を含めて 観光が大きく
盛り上がっています。東日本大震災からの復興を視野にいれたディス
ティネーションキャンペーンも始まり、まさにこれからに期待大!!
しかし、このトレンドを長く継続させるためには、平泉だけではなく
、観光に関わる様々な魅力を磨く必要があります。
そのためには、、、、
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■ 今週のまちおこしニュース 1
「耕作放棄水田再生 オリジナル日本酒醸造 現地見学会のお知らせ」
             九十九里振興社 代表 やりたやすあき
             http://www.chibatk.jp/suiden.html
東京から車で約1時間。自然豊かなホタル舞う里でオリジナル日本酒
醸造に挑戦してみませんか? 美味い日本酒は美味いお米からの考え
の下、
「オリジナル日本酒プロジェクト2012」のご案内です。
自然エキスと農業技術を駆使した酵素を利用してのコシヒカリの無農
薬無化学肥料栽培と約400年続く地元の酒蔵 稲花酒造の協力をいた
だきまして実現しました。
http://www.chibatk.jp/suiden.html
法人様単体で行うよりは複数の法人様が合同で利用を検討される場合
が見受けられることから今回、合同現地見学会を実施するに至りまし
た。
開催日 2012年3月25日(日)
 <当日のスケジュール>
 9時30分 東京駅八重洲側エリア集合
 ●法人様向け稲作オーナー用水田のご案内。
  無農薬酵素肥料米と自家製味噌を使用した
  味噌汁の試食、石臼のそば挽き。
 ● オリジナル日本酒、オリジナルいちご酒醸造蔵元
  稲花酒造有限会社の蔵見学、桃色にごり酒の試飲。
 ● 白子温泉美人の湯 天然温泉 ホテル カアナパリ
  温浴施設見学。
 ● 有機栽培生産者ハウス見学。本物の漬物を試食。
 ● 一般参加者向け集合施設見学(大里綜合管理株式会社)
 17時頃  JR外房線 大網駅着。
 <参加料金>無料
 <定員>20名(各社3名様まで)
 <申込み方法>
 E-mailに、会社名、部署名、代表者のお名前、当日連絡の
 取れる携帯番号、参加人数をご記入の上、info@chibatk.jp まで
 送信ください。
 <申し込み期限>3月24日正午
 日時が難しい場合はお知らせください。個別見学会も承っており
 ます。
            九十九里振興社 代表 やりたやすあき
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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