第462号 イベント開催 準備編

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第462号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,529部発行───
みなさん、こんにちは!!船井総研発の日本最大級のまちおこし
めるまが「週刊 まちおこし」の編集長、トチオです。
暑い夏をお過ごしのことと思いますが、節電して熱中症になってし
まってはもとこもない、、と うまいエアコン・扇風機の使い方に
苦闘しています。一方で、お付き合い先の地方の自治体では、空家
の引き合いが非常に強いです。いよいよ 東京に一極集中も終焉?
とまで簡単にはいきませんが、時代の流れの変化を感じます。
そんな本日のまちおこしは、イベント の具体例です。この夏に仕
掛けてほしいノウハウ満載ですのでぜひ参考にしてください。
それではどうぞ!
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         今週のコンテンツ
■まちおこし「イベント開催 準備編 」
                     
■今月のまちおこし特集
 『クリエーター No.05 松崎 郁洋 氏 インタビュー』
■今週のアシタバブログ
 木曜日:鈴木 憲和 『最近の霞ヶ関(その2)』
 http://astb.jugem.jp/?eid=664
    
■今週のまちおこしニュース 1
千葉県三大祭の一つ「匝瑳市八日市場八重垣神社祇園祭」で
 女神輿の担ぎ手を募集
 http://www.99beach.com/kankoh/list/yaegakigion/yaegakijinzya.html
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■まちおこし「イベント開催 準備編」
みなさんこんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの前
田です。今回のテーマはイベントのお話です。
最近私のお付き合い先で行っているイベントで成功しているイベント
でまちおこしのイベントにぜひ、活用していただきたいポイントをお
伝えしたいと思います。
ポイントをまとめると次の通りです。
1.お客様と一緒の時間を共有する!
2.滞在時間を長くする!
3.社会貢献を意識する!
以上の3つです。
<お客様と一緒の時間を共有する>
具体的には、ある卵を販売する直売店では、必ず体験教室を開催しま
す。行うことは、卵を使った料理やお菓子などをお客様と一緒につく
るというもの。
例えば、最近では、ミルクセーキ教室を開催しました。時間にすると
たった30分程度のものですが、自分で作って飲むとおいしいもの。結
果、卵を購入して帰ってくれます。
その他では、ゆで卵の上手な作り方なども単純ですが、評判がいいで
す。
その他でも、卵の爪楊枝たて選手権を行ったり、大きな鍋でみんなが
見ているところでたまごかけご飯をつくってみる等です。
とにかく来店者が一緒になってワクワクやドキドキ等楽しいと思える
体験を共有することで共感・共鳴することができ、ファンのお客様に
なってもらえるのです。
特に楽しいと思える経験をすると、人に話ししたくなり、口コミにも
つながります。
<滞在時間を長くする>
小売業ではお客様の滞在時間が長くなると客単価があがると昔から言
われていました。最近では、滞在時間が長くなると来店エリアが広が
ると言われています。
どちらにしろ滞在時間を長くすることはとても良い効果があるのです。
具体的な方法は意外に簡単です。
まずは、ゆっくり座れる椅子とテーブルを用意すること。
そして、できればそこでちょっと食べられる軽食があるとベストです。
最近の成功例では、イベントの時にテントを張って、「焼きそば」「
お好み焼き」「綿あめ」「ソフトクリーム」「カキ氷]を販売しました。
いわゆる縁日の屋台ですね。
このような場所を用意するとお客様はゆっくり椅子に座りますし、屋台
などの軽食を用意することで座る理由ができます。
このように座っていただき、時間をすごしていただくことでお客様に楽
しい時間をすごしていただくこともできますし、人が多くいるように見
えるので賑わい感も出ます。
<最後に社会貢献>
これは、3.11の震災の後は特に意識するようにしています。
関東ではこの夏は節電モードです。企業だけではなく、一般家庭でも自
分たちにできることということで冷房などをできるだけ控えて節電に取
り組んでいます。
このように一般の家庭でも
「自分たちが何か社会に役立てることはないか」
ということを探しています。
事例としては、秋田県のある店舗が「助け合いプリン」という企画を行
いました。取り組みとしては、180円のプリンを購入してくれたら30円を
義援金として被災地に寄付します!という内容です。
この企画を1ヶ月間実施した結果、プリンの売上は震災前と比べて、その
期間は販売個数が2倍に増えました。
さらにイベント終了後も1.5倍に増え、店舗への客数も120%と絶好調です。
社会貢献に共感・共鳴した消費者がどうせプリンを買うなら少しでも世
の中の役に立つものをという購買につながった結果だと思います。
この社会貢献への関心は、震災前からあり、例えば「エコ」や「ピンク
リボン」などです。
いまの消費者(一般の方)は、世の中とつながりたいと考え、その中で
自分たちが世の中の役に立つことを、自分たちができる範囲で取り組み
たいと考えているのです。
どの時代でも人の心をつかむのは「大義名分」だと思います。
「我田引水」では嫌われます。
皆様なりに世の中への貢献点を探すことも、これからまちおこしには必
要ではないでしょうか。
上記の3点を意識して、うまくイベントに組み込めたイベントは間違いな
く人を集めています。
ぜひ、皆様が企画しているイベントに組み込んでいただければと思います。
(文責:前田輝久)
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『クリエーター No.05 松崎 郁洋 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
九州は、数ある温泉が競合する温泉王国ですが、その中でも
由布院とともに有名なのが黒川温泉です。
入湯手形による、旅館温泉めぐりや雑木林を利用した庭園
づくりで多くの観光客から絶大な人気を誇る温泉地。
しかし、いつこの温泉地が脚光をあびたかご存知ですか?
実は、その盛隆の歴史はここ20年。
ある一群の旅館経営者の決断がその決め手になっている
のです。
今回の特集では、その経営者の1人である松崎さんに焦点
をあてています。
旅館ホテルに置き去りにされた温泉街において決め手と
なったのはなにか?
競合を意識する温泉旅館を説得させたものは一体どのような
手法か?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今週のアシタバブログ
 木曜日:鈴木 憲和 『最近の霞ヶ関(その2)』
 http://astb.jugem.jp/?eid=664
月間2万アクセスを集める 農業、地域活性化のための情報共有ブロ
グアシタバ!!! 週刊まちおこし の編集長である杤尾を含め、農
と地域の専門家が日替わりで執筆するブログで今日取り上げるのは、
木曜日 : 木曜日:鈴木 憲和 『最近の霞ヶ関(その2)』
 http://astb.jugem.jp/?eid=664
です。
『すずきのりかず@農水省です。
この土日に、福島県の古殿町と須賀川市へいってきましたが、いろんな
前向きな収穫がありました。
 原発事故で被害をこうむっているのに、前を向いている、、、、。』
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■ 今週のまちおこしニュース 1
 320年以上の歴史と伝統を誇り、千葉県三大祭の一つと
言われる匝瑳市八日市場八重垣神社祇園祭における女神輿の
担ぎ手を募集します。一定のルールを守れば、誰でも参加可能。
保護者がいれば、小学生からの参加も可能です。「縁結びの神様」
として地元で厚い信仰を集める八重垣神社。人生の1ページに
神輿を担いだシーンはいかがですか?
http://www.99beach.com/kankoh/list/yaegakigion/yaegakijinzya.html
祭典日時:2011年8月4日(木)16時頃から22時まで
場所:千葉県匝瑳市八日市場 八重垣神社周辺
交通:JR総武本線八日市場駅より徒歩5分程度
参加費:祭礼協力金 中学生以上 1名 1,000円
     (保険、タオル、飲食代含む)
協力:八重垣神社祇園祭 西本町事務局
 担ぎ手を希望の方は、7月の週末を中心に行われる事前の
現地でのお打ち合わせに参加していただく必要があります。
 また、4日の女神輿にご参加いただきました方は、
翌日5日の「連合渡御」への参加も可能です。
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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