第382号 まちおこし実践コンサルティング手法 地域一体化 その4

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第382号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,174部発行───
みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする週刊まちおこし編
集長のトチオでございます。
徐々に気温が下がっていくのが肌感覚でわかるようになりました。
いよいよこれから紅葉の季節、そして秋に突入です。まちおこしに
とっては、食、紅葉、芸術、スポーツなど様々な分野でチャンスの
時期です。
しかし!!一方で、地域の一体化がなければなかなか事業を進めら
れないのも事実。
今日はそんな皆様におくる、9月号 地域の一体化最終回、どうか
楽しみながら学んでくださいね!!
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         今週のコンテンツ
■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
        9月版 「地域一体化 その4」
■ 今月のまちおこし特集
   『クリエーター No.16 辻 伊佐男 氏 インタビュー』
■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
   新しい 地域活性化ブログ 「ASHITABA」デビュー
   http://astb.jp/
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■今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
 9月版「地域一体化 その4」
みなさんこんにちは!!地域ブランド創造チームの杤尾です。さて
今月は、組織の一体化について具体例や機能論からお話をすすめて
きました。今日は今月の最終回。もういちど大事なポイントをまと
めていきたいと思います。
1.地域の一体化がなぜ求められるのか?
第一に明らかにしなければならないのは、なぜ地域の一体化が求めら
れるか?という点です。この答えは明快です。それは、、
「まちおこしは 限られた人間ではできない」
からです。まちおこしを語る時に引き合いにだされる言葉として、、、
1人では既存勢力からつぶされ、
2人ではつぶされないまでも対立関係は解消せず営利事業となり
3人で、ようやく営利を地域に直結させるまちおこしになる
という言い回しがあります。実はこの3人という数は非常に重要で、
この数字は、他のまちおこしを進める三つの者、、、、
1.ワカモノ
2.バカモノ
3.ヨソモノ
(いずれもアイデアに溢れ、既存勢力に対抗できる勢力です)
という言葉とも共通します。
2.それでは、どんな一体化が求められるのか?
次に大切なことは、では、どのような一体化が求められるのか?と
いう課題があります。これも明快で、、、
「それぞれのメンバーが 与えられれ役割を果たす」
ということに尽きます。組織というものは、常にリーダーと呼ばれる
人に皆がなれるわけではなく、その意思にブレーキをかける人、実行
部隊になる人、他の組織と連携をとる人、、、と役割が分かれます。
まちおこしとは、いわば新井の言った「祭」、私がよく使う言葉では
まちおこしそのものが事業であり、事業をすすめるためには、参加す
るそれぞれが役割をこなす必要があります。
もちろん、その役回りは時には個人には不服かもしれませんが、通常
とは異なる役回りを体験し、乗り越えることこそが、事業の成功、そ
して個人の成長にもつながっていき、地域の底力を強化していきます。
3.どのように構築すればよいか?
では、最後にそのような協力体制をどのように構築すればよいかをお
話しましょう。このために重要な点は、きっかけ作りです。上記のよ
うな一体化のメリット 必要性をみなさん既に認識されていることが
多いのですが、実際に話を進められている事例は多くありません。
なぜか?????
それは、一体化を促すための基礎、、、、いわば方向性の共有がない
からです。
まちおこしで重要な点は、同じ夢をみることです(たとえ、それが最
終的に違うものであっても、、、です)。ですからまずは、みなさん
でこういう町に、村にしたい!!という意識を共有してもらう必要が
あります。
そこで有効な手立てとして、最後に三つの方法をご提案しておきます。
 方法1.本を読む
 方法2.旅をする
 方法3.人に会う
第一の本は、成功事例を学ぶことです。まちおこしと呼ばれる事例は
日本に多数ありますが、どれがみなさんのまちに合致するかはわかり
ません。しかし同じタイプの環境、人で成功しているまちは必ずあり
ます。まず、それを学ぶ、、、、そのためには成功事例をまとめた本
が一番近道です。できればその事例をみつけたら、その本をまわし読
みし、方向性を共通化する基礎にしましょう。
第二の旅は、実際に方向性がかたまったら、そのモデルとなる地域を
実際に訪れてみようという試みです。百聞は一見にしかず、、、とは
言ったもので、聞くだけ、読むだけ、、、と実際に五感を使ったその
地域を肌で感じることは大きく異なります。さらにその体験を仲間と
共にできれば一体化は大きく進みます。
第三の人は、さらにその土地にいったら、実際にまちおこしを先導し
た人々とあって、共に語り合うことです。そうすることで、これから
起こるであろう様々な障壁・障害、さらにそれらを乗り越えるための
方法を具体的に学ぶ事ができるようになります。
いかがでしょうか?初期段階としては、実際にはそんなに難しくない
方法ばかりです。もちろん、コツはありますからそういった点は、ま
た詳しくお話しましょう。
いずれにせよ、まずは行動です。本を読んでみる、そして友、同志と
語り合う機会をもつことがおそらくは最も近道だと思います。もし、
そういう場がないならば、作ることもできますからそのときは直接ご
相談ください。
一体化にむけて、どうかみなさん頑張って下さいね!!
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ついにスタート!!
ブログ 地域活性化コンサルタント日記!!
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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『クリエーター No.16 辻 伊佐男 氏 インタビュー』
新潟は湯沢のスキー場に突然登場する、本格派イタリア
レストラン「ピットーレ」。スキー場が閑散期となる夏
でさえ、多くの観光客がそのピザの味を求めて、山を登る
といわれているこの店のオーナーが辻氏です。
 サミットが決定した「ウィンザーホテル」のレストラン
としても名前が通っているこのお店ですが、最初から人気
を博していたわけではありません。
 では、辻氏はなぜハイセンスなレストランの集まる都会
ではなく、立地上不便な湯沢のスキー場にお店を構えた
のでしょうか?
 湯沢、洞爺湖と都会を避けるように出店する背景には
どのような思いがあったのでしょうか?
詳しくはレポートにて!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
   新しい 地域活性化ブログ 「ASHITABA」デビュー
     
いつも メルマガをご覧の皆様 ありがとうございます。編集長の
杤尾です。
船井総研の情報はマーケティング中心だけど、もっと色々知りたい
!!!という皆様 お待たせいたしました。いよいよ、異業種によ
る地域活性化のためのブログがオープンします。その名も!!!
『農と地域活性の日替わり情報発信ブログ アシタバ』
          
         http://astb.jp/
このサイトでは、私 杤尾を含め、同年代かつ、地域活性化や農業
に力を入れ、第一線で活躍する皆さんからの現場の生の情報を聞く
ことができます。
耕作放棄地を市民農園に変える事業家
大手広告代理店に勤めながら農業を志す志士
農水省から農業を変えようとする若き官僚
シェアハウスで農業と若者を結ぶ志士
農業と地域を現場からつなげようとする志士
そして私が、日替わりでその週で面白かった記事をブログにアップ
していきます。
ここでしか、今しか、聞けない情報がタップリのブログ、これから
も楽しみにしていてくださいね。
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/ もよろしく!!
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