第357号 まちおこし実践コンサルティング手法 内部調査編 その2

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  第357号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:info@machiokoshi.net
────────────────── 2,174部発行───
みなさん こんにちは。週刊まちおこし編集長のトチオで
す。春真っ盛りで、我々にも年度の締めくくりとして、も
しくは年度初めの盛り上がりとして、講演の話をよく頂き
ます。
その中でも今年の特徴は、いわゆる都市と呼ばれる地域か
らの引合いが増えたことです。都市型と地方型のまちおこ
しは全く異なる部分と 同質の部分を持つ面白い関係にあ
ります。
今後は、二つのまちおこしの両立が日本の発展に必要にな
るのだと実感しました。
講演の様子はこちら!!!!
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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        今週のコンテンツ
■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
         3月版 「内部調査編 その2」
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.09 下吉 龍一 氏 インタビュー』
■「京都 国民文化祭 キャラクター募集のお知らせ」
  (京都府 国文祭 実行委員会より)
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■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
  3月版 『調査編 その1 地域の長所を見つける』
みなさんこんにちは。地域ブランド創造チームの杤尾で
す。さて、今週は内部環境分析の2回目「地域の長所を
見つける」です。
内部環境分析で重要な点は、地域の独自固有の長所を見
つけ、それを中心コンセプトにまでブラシュアップさせ
ることですが、これが内部からの視点ですとなかなか難
しいです。
私も様々な地域に御邪魔しますが、必ず言われる事が、
「どうやって地域資源を選定するの??」
というお話です。そこで今回はいつも私がオススメして
いる方法をご紹介しましょう。その手法とは、マーケテ
ィングでいうところの「3C」という手法です。
【3Cとは、、、、】
3Cとは、ビジネスシーンにおいて、ある企業や組織が
新規事業を始めるときに使われる手法です。3Cとは、
すなわち、3つのCであり、、、
1つめのC・・・ Company自社商品、売り方
2つめのC・・・ Competitor 競合
3つめのC・・・ Customer 顧客
を表し、それぞれの視点において、自社のビジネスがど
れだけ通用するのかを調べる手法です。
それでは、一体どうやって使うのでしょうか?
【3Cの役立て方】
例えば、まちおこしではすでに有名すぎる、滋賀県長浜
に位置する 黒壁長浜はまさにこの手法を用いているこ
とで有名です。
「市場に受け入れられるガラスとの出会い」
当時、黒壁と呼ばれた歴史的なシンボルを保存するため
に黒壁を用いたまちおこしを模索していたメンバーは、
北海道の小樽でガラスと出会い、観光という市場におい
てガラスが親和性の高いテーマだと気付きます。
これはまさに市場=Customerの視点です。
「競合のいない地域での展開」
さらに、ガラスというテーマで周りの地域を見渡した時
当時は、ガラスというテーマでまちおこしをしている地
域はなかった、つまり競合がいなかったことに気がつき
ます。
これが、競合=Competitorの視点です。
「ガラスを自地域の資源に」
そして、最後に自分達の「秀吉のまち」というコンセプ
トにガラスがマッチする事を見つけ、それを売り出した
わけです。
これが、自地域 = Companyに視点です。
【まとめ : まずは市場の視点を!!!】
ここで注目したいのは、彼らが市場⇒競合⇒自地域とい
う順番で考えたことです。私も気をつけてはいるのです
が 普通考える順番は、自地域⇒競合⇒市場になりがち
です。もちろん同時並行が理想的なのですが、まずは市
場の視点が重要!!!これが大事なポイントです。
さて、みなさんの地域ではいかがでしょうか?よろしけ
れば、今売り出し中の地域資源を、3Cの視点で見直し
てみてください。
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ついにスタート!!
ブログ 地域活性化コンサルタント日記!!
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『クリエーター No.09 下吉 龍一 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
鹿児島からさらに車で30分南に下ると発見できるまち、
それが指宿です。
指宿といえば、砂蒸し風呂ですが、それに負けず劣らず、
地域活性化業界をにぎわしているのが、指宿で初めて
行われた道の駅PFIです。
PFIとは、民間の力(資金から運営ノウハウまで)を活用して
公共事業を行う施策ですが、当時の鹿児島県という地域で
それができる空気はありませんでした。
それを実現した立役者が今回の下吉氏です。
しかしリスクを恐れると考えられる市役所スタッフが
なぜPFIに携わるようになったのでしょうか?
下吉氏をPFIへと駆り立てたものはなんなのでしょう?
さらに下吉氏は、その先の未来に何をみるのでしょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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