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第316号 パートナー論 その1

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　　第316号　発　行：株式会社船井総合研究所
　　　　　　　事務局：TEL 03-6212-2930　杤尾　圭亮
　　　　　　　E-mail：info@machiokoshi.net
────────────────── 2,200部発行───
みなさんこんにちは！！少し　発行が遅れてしまいましたが
週刊まちおこし　編集長の杤尾（トチオ）です。
ＧＷ、いかがでしたでしょうか？まちこし施策が見事に当っ
たところ、そうでなかったところ、悲喜こもごもですが、船
井総研ではいつもプラス発想、前向きに捉えて下さいね。
そんなＧＷ明けの５月のまちおこしのテーマはパートナー論
できるだけ、具体的なパートナーの名前を挙げながらお送り
できればと考えております。
それでは、今週号をお楽しみください！！
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　　　　　　　　今週のコンテンツ
■　今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ　
　　　　　　　　　　　５月版　『パートナー論　その１』
■　今月のまちおこし特集　５月版
　　　　　　　　『　氏　インタビュー』
　　　　　　　　
■　今月のまちおこし商品紹介
　　　　　　　　『　ＤＣラボ　』
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■　今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ ５月版
　パートナー論　その１　デザイン
こんにちは。杤尾です。５月のテーマは、ずばり、パート
ナー論です。
まちおこしにとって大切なものは何か？という質問に対し
てよく口にされる答えに
１　ワカモノ
２　ヨソモノ
３　バカモノ
という三つのモノがあります。
この理由は、簡単に言ってしまえば、地域というものを
これまでの価値観とは異なる部分から眺め、議論し、行動
することは、新しい価値を生み出すことにつながると言わ
れているからです。
私たち地域活性化のコンサルタントが重宝がられるのも
ここに理由があります。
しかし、もう一つ、大切な理由があります。それは専門性
という側面です。
例えば、私たち船井総研はマーケティングという分野で
３０年以上の歴史を持ち、そのノウハウを活用することで
付加価値を生み出しています。
そして、今、世の中では新しい動きとして、これまでには
ない方法で地域に専門性を提供する集団も生まれようとし
ています。
例えば、今回　まちおこし商品紹介でご紹介している企業
ＤＣラボさんの専門性は、”デザイン性”です。
会社のロゴマークから商品パッケージやTシャツといった
商品にいたるまで、斬新なデザインを提供しています。
この企業のオモシロさは、なんといっても提供方法にあります。
それは、ウェブサイトに登録している全国のデザイナーの
方々に、デザイン製作情報を配信し、多くのデザイナーの
アイデアやデザインを募集、応募デザインからコンペ形式で
採用デザインを選んでいく、というものです。
既に実施している事例として、盲導犬を支援している団体が
主催し、「デザインを通じて、盲導犬チャリティ活動に参加しよう」
という企画です。
この団体は、アパレルやステーショナリー等のチャリティグッズを
通販し、その売上の一部を盲導犬育成・支援に寄付する
活動をしているのですが、チャリティグッズのデザイン性向上を
図り、売上拡大をしていきたい、と考えていました。
そこで、DCラボのシステムを活用し、全国のプロやアマチュアの
デザイナーにTシャツやステッカー等のデザインを募集。
３つのアイテムで、約２００点の応募デザインの中から、
６点が選ばれ、商品化・販売されています。
この企画により、
・チャリティグッズのデザイン性向上
・デザイナーという新たな人たちへの団体の認知向上
・参加デザイナーのチャリティグッズ購入
といった効果が得られています。
都会のデザイナー達も、新しいビジネス、そして自分の腕
を活かせる面白い企画を求めています。またそれほど潤沢
な資金がない中・小規模団体も、斬新なデザインを求めて
います。
まさに、ＤＣラボさんという企業は、その二つを結びつけ
る機能を持っているということです。
今後は、どのような専門性を持つパートナーを知っているか？
持っているか？ということがまちのパワーをさらに大きくし、
まちおこしを成功させるポイントとなるでしょう。
来週以降は、より深堀りしたパートナー論をお伝えいたし
ます。
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■　今月のまちおこし特集　５月版
　　　　　　　　　　　『松場　登美　氏　インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
島根県の奥深く、遥か昔から歴史の舞台に登場した、地域が
あります。そのまちこそが、世界遺産に近いとされる石見銀山
です。
石見銀山の魅力、もちろん、銀山としても魅力もあるのですが
それ以上に面白いのが”人”です。
その試みは、いわゆるボランティアガイドや様々な特徴的な
企業などの人と組織に集約されます。
その中でも今回　特集するのは、観光カリスマでもある
松場　登美さんです。松場さんは、石見銀山にオシャレな
空間　ブラハウスをオープンして、アパレルを中心とした
様々なオリジナルの工芸品を売っています。
しかし、松場さんが最初から大成功していたか、というと
そうではありません。人間だれしもがターニングポイントを
持ちます。
では、松場さんのポイントは一体どこにあったのでしょうか？
そもそも、松場さんが地域のクリエーターとして駆り立て
られた理由はどこにあったのでしょうか？
詳しくはレポートにて！！！
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■　今月のまちおこし商品　「ＤＣラボ」
ＤＣラボＨＰ：　http://www.dclabo.net/dcl_client/
今月、ご紹介するまちおこし商品は、文中でもご紹介した
ＤＣラボさんです。
ＤＣラボさんでは、全国の約７００人のデザイナーが登録しており、
その人たちに、みなさんのまちおこしに必要なデザインを
お願いすることができます。
実は、私もある町の「二地域居住パンフレットの表紙デザイン」を
作ってもらったのですが、プロ・アマチュア様々な方々からの
応募があり、最終的にはアマチュアの学生さんのデザインが
採用されました。
自治体の皆さんには本当に喜んでいただきました。
まずは、ウェブサイトで、その仕組み、サービス、そして実績を
ご覧下さい。
ＤＣラボＨＰ：　http://www.dclabo.net/dcl_client/
　　　　　　　　　
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