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───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第250号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 2,011部発行─── ●○●○「週間まちおこしHP」○●○● http://www.machiokoshi.net/ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの 情報が大幅にプラスされました。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えでき ない情報が満載。隠れた成功事例も多数レポートします! ★2.190号を超えるメルマガ・バックナンバーあり! ◆http://www.machiokoshi.net/◆ ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今週のまちおこし─『 利益はいらない? 』 ■ 地域再生行脚100 -No.98- ~ 第四の太陽 ~ 【河口湖 自然楽校】 ※〈お詫びと訂正〉 先週号において、表題が「天竜 榊原商店」となっており、 先々週と同じままになってしまいました。 「岐阜県 飛騨市(旧河合村)」と訂正させてください。 大変申し訳ございませんでした。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 利益はいらない? こんにちは、小林です。地域の公共観光拠点などで時々 「うちは、利益はトントンぐらいでいいと思っています」 という話になります。地域に貢献する意味で存在している ので、雇用が確保され、施設の維持運営がされればよいと いうわけです。これはある意味正論。公共施設の場合は、 地元の雇用への貢献や経済活性化に一役買うという位置づ けさえしっかりしていれば、また地域もそこに理解があれ ば、ある意味多少の赤字はかまわないというスタンスが少 なからずあったりします。しかし、そこだけで片付けられ ない面もでてきます。 「利益はプラマイゼロぐらいでいい」という施設は、た いていの場合、サービスレベルや運営面で、チグハグさを 感じさせるのです。利益が欲しくてたまらない数多の企業 が、簡単に利益が出ない時代。しかもそこはお客様のため にあらゆる工夫と努力をしながらもです。そんな時代に、 「赤字がでなければいい」というスタンスを取っていると 「サービスもそこそこでいい」につながり、多くはサービ スレベルが下がっていきます。結果として利益はゼロどこ ろか、大きなマイナスになる。また働くスタッフも自信を 失い、やる気がなくなっていくといった悪循環に陥りやす くなります。 自分の支援のケースでいうならば、公共施設をご支援し ているときは、まず売上を伸ばして利益を確保する事に最 大限努めます。というよりもそうせざるを得ない状況が多 いです。理由は赤字が大きすぎると問題になり、かといっ て民業圧迫のような行為も簡単にはできない、というジレ ンマの中で何年も苦しんたためでしょうか。施設は売上の 伸ばし方に少し鈍感になっている事がしばしばです。この 場合は、何よりもまず、商売感覚を取り戻さねばなりませ ん。そうなると、利益追求と同じ行動や施策をとらざるを 得なくなるのです。 実は冒頭の「利益はいらない」という話はごく最近の話 ですが、そんな話を聞いたときは言い切っています。「利 益いらないってことは、サービスレベルが下がりやすく、 赤字増大に直結しますよ」と。どんなときでも、サービス 向上を目指す気持ち、わかりやくいうと利益を目指すよう な気持ちが必要だと感じます。(小林 祐司) ●公共施設には厳しい時代ですが、頑張っているところも あります。そんなところはやはり、利益に対する考えはと てもシビアです。q(^^)p ————————————————– ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン ボ!」。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.98- ~ 第四の太陽 ~ 【河口湖 自然楽校】 さて、いよいよ新年も明けて、まちおこしへの決意を新 たにされていらっしゃる方も多いかと思います。 本日の行脚は、新年第二号としてそんな皆様を応援する 内容でお伺いしたいと思います。 舞台は、河口湖の自然楽校という施設。主役は、自然楽 校のオーナーでもある清水國明氏その人です。 清水さんは、芸能人としての知名度が大きい方ですが、 今は、河口湖の自然楽校という場を通じて、自分の夢を 実現させようとしています。 今日は、そんな新たなことにチャレンジする原点を垣間 見てみようと思います。 ■ 選ぶ楽しみから作る楽しみへ、自然楽校の目指す夢 そもそも自然楽校とは、どんな場所でしょうか? そこは一言でいうなれば、選ぶ楽しみから作る楽しみへ 飛躍するための場所、といえるでしょう。 自然楽校の特徴はなんといっても、その名の通りの自然 豊かな環境と、それに劣らない数々のプログラムに尽き ます。 自然楽校は、山梨県の富士山のふもと、河口湖の森の中 に位置します。小高い木々に囲まれた湖畔の環境でオー ナーである清水さんが培ってきて自然暮らしのプログラ ムが豊富に体験できます。 その種類は、ウッドクラフトやナイフ作りから、おおが かりなものはツリーハウス作りなど30を超え、ホンモ ノの自然くらしを体感することができます。 では、なぜ清水さんは芸能界を離れて、ビジネスにおい てチャレンジする道を選んだのでしょうか。それには二 つの理由があるのです。 ■ 新たなチャレンジの理由-その1- 夢の実現 清水さんがチャレンジする第一の理由。 それは自らが正しいと信じる道が本当に正しいかどうか を見極めるためです。 現代社会は、大量生産から少量多品種の時代に入り、そ れに伴い、オンリーワンがもてはやされるようになって います。しかし、本当にこれが豊かな社会なのか?とい うのが自然楽校の原点です。 流行の商品が次々と交代するという、トレンドの短サイ クル化の中では、選ぶという行為はどうしても、「こち ら」から選ぶ(能動的)というよりは、「あちら」から 提供されるのを待つ(受動的)という行為になりがちで す。そこで、自然楽校は、この「選ぶ」という行為を、 「作る」に変えようとしています。 自然環境の中に身をおくことによって、自分が必要とす るものに気付き、それを自然から一つ一つ作り上げると いう豊かさを実感する。それが自然楽校が世に問うてい る豊かさです。 しかし、果たしてこれが正しいかどうか? 清水さんはそれを、もっとも冷徹な判断基準を持つ「ビ ジネス」という世界を通じて確かめているのです。 ■ 理由-その2- 第四の太陽を手に入れるため しかし、それだけで高いリスクを伴うビジネスの世界に 飛び込んだのでしょうか? そこには、第二の理由である清水さん流の人生感が関係 しています。清水さんが新しい世界にチャレンジする理 由は清水さんの言葉を借りれば、「第四の太陽を手に入 れる」ということにあるそうです。すこしこの言葉に踏 み込んでみましょう。 清水さんは、芸能界を含む多くの分野で成功を収めてき たことは皆さんもご存知の通りです。当時清水さんは、 そのような生活から、自らの夢である自然暮らしの実現 ををかけてビジネスにチャレンジするかどうかを迷って いたといいます。そんな清水さんがビジネスにチャレン ジする契機となった出来事は、初日の出にありました。 あるとき、大晦日に河口湖から東京へと車で向かう途中 に、清水さんの一家は初日の出に出会いました。もちろ ん車の運転の途中でしたから、初日の出は山の陰に隠れ てはまた出現し、また隠れていきます。 そのとき、不思議なことに清水さんは太陽が山の陰から 現れるたびに何度も感動を覚えたそうです。 そのとき清水さんは気がつきました。 「初日の出も、動いていれば一度ではなく何度もその感 動を再現できる。ならば人生においても新しい場所への 動くたびに、感動は生まれるのではないか!!」 ということに。 思い返してみれば、清水さんは、芸能界で、バイクで、 そしてNPO時代の自然暮らしで、果敢チャレンジし、 そして感動を得ていました。 清水さんは、このビジネスというものをこれまでの人生 最大にして、集大成のチャレンジとしてとらえ、果敢に チャレンジしているのです。 ■ チャレンジ(行動)に夢(意味)を持つ!! さて、本題に戻りましょう。 皆様、新年もあけて新しいチャレンジに挑む方も多いか と思います。そのチャレンジに「夢(意味)」はありま すか?そのチャレンジは、自分の人生においてどのよう に位置づけられ、自分にどのような感動をもたらしてく れますか?チャレンジは具体的な夢を持てば持つほど強 くなります。そしてそういう方が、地域を引っ張るリー ダーになるのです。 ぜひ、すばらしいチャレンジに意味を持ち、すばらしい 人生を実現してください。本年が皆様にとってすばらし い一年でありますように!! ————————————————— ○執筆者紹介 杤尾 圭亮(とちお けいすけ) 船井総研入社後、地域ブランド創造チームの創設する。 これまでに、多くの地域を行脚し、地域活性化の核をさが し続け、多くの地域の活性化に携わっている。 現在は、特にPFIのアドバイザリー業務によって、地元 の、地元による、地元のための公共事業として、地域完結 型のPFIを提唱し、コンサルティング業務として進めて いる。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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