コンサルティングメニュー一覧
自治体・中央省庁向け
観光需要
地域資源利活用
移住・定住促進
業務改善
シティプロモーション
民間企業・商工団体向け
農業
公共施設
その他
出張型テーマ別セミナー・講演
地方創生レポート
シティプロモーション自治体等連絡協議会レポート
道の駅レポート
コンサルタントコラム
小冊子ダウンロード
───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第219号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 1,956部発行─── ●○●○「週間まちおこしHP」○●○● http://www.machiokoshi.net/ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの 情報が大幅にプラスされました。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えでき ない情報が満載。隠れた成功事例も多数レポートします! ★2.190号を超えるメルマガ・バックナンバーあり! ◆http://www.machiokoshi.net/◆ ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今週のまちおこし─『 期待 』 ■ 地域再生行脚100 -No.68- ~ホンモノの温泉って何?~ 【山鳩湯】 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 期待 こんにちは、小林です。サッカー・ワールドカップ日 本代表の初戦が終わりました。勝利を期待してただけに 結果は残念なものでしたが、それとは別に全国各所のサ ポーターが一心不乱に日本を応援する姿に今更ながら見 入ってしまいました。 1998年に初参加したワールドカップからこれまで 日本代表チームが徐々にレベルアップしてきたのは誰の 目にも明らか。ナショナリズムも一緒になって「うまく いけば決勝リーグに行ける」という期待が全国で膨らん でいるのがここのところビシビシと伝わってきます。 さて、この期待。周囲がこれほどまで期待してくれる ことは、試合をする選手達にとっては概ね良い後押しに なります。「頑張ろう」と思うだろうし、多少の障害も 乗り越える気持ちになれるでしょう。周囲と担い手のこ の関係は、まちおこし支援でも全く同じ状況が生まれま す。担い手ばかりが努力して周囲が全く無関心の場合は だいたいうまくいきません。最悪の場合、相手の批判を 始めたりします。 逆に担い手に周囲が期待し、応援してくれるケースで は、とんとん拍子に事が進み、まちおこしへの援助者や 情報も集まってきます。これは本当です。 昨日の敗戦が決まった瞬間、日本中が静まり返った気 がします。それほどに大きい日本代表への勝利の期待。 ワールド・ベースボール・クラシックで初代チャンピオ ンになった野球のような世界標準の実力は持っていない が、それでも誰もが勝利を期待するサッカー。実力はと もかくサッカーもまちおこしも、こういった担い手と周 囲が一丸となった関係こそ、成功を手中にする原動力に なるのだと感じます。(小林 祐司) ★初戦を得失点差2で落とした日本。「こうなったらブ ラジルには日本以外には5-0ぐらいで勝ってもらわ ねば!」と思うのは私だけ?(^^) ————————————————– ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン ボ!」 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.68- ~ホンモノの温泉って何?~ 【山鳩湯】 こんにちは。古川です。行脚も68回になりますが、まだ まだ日本の色々な地域には面白い場所が眠っていますね。 さて、奈良県吉野郡十津川村が全温泉「かけ流し宣言」を したのは2年か3年前でしょうか。某温泉の成分偽表示事 件を受けて、高らかに宣下されました。その後ホンモノの 温泉とは、循環・ろ過・加熱温泉をしていないところであ るという風潮が広まったようです。 そのプロモーションあってか、いまでもかけ流し温泉は大 人気ですね。そうなればといざ足を運ぶのが私。 先日は、吉野郡内のとあるかけ流し温泉、山鳩湯へいきま した。大阪から車で約2時間半~3時間といったところで しょうか。カルシウムイオン濃度が非常に高く、鍾乳洞の ような風呂桶の風貌はそれだけでかけ流し温泉の価値をよ り豊かにしています。ゴツゴツした湯船の中の足場はソリ ャキモチいいものでした。 私は、プチマーケティング調査(笑)として、裸の付き合 いで知らないヒトに「何処から来ました?」「何しに来ま した?」とその山鳩湯に来るお客がどんな人なのか話しか けました。 私が声をかけた客は山鳩湯を尋ねる理由を「ホンモノだか らね、ここは」「わざわざお風呂だけに来るよ」といって おりました。確かにです。接客や施設はいまいちでしたが (すみません)、「湯」が特徴であるゆえの圧倒的一番化 が出来ています。かけ流しパワー恐るべしです。 さて、この仕事をするまではまったく知らなかったのです が、温泉には源泉かけ流しと循環(加熱)とがあるわけで す。当然、かけ流しのほうが経費は安い。循環ろ過・加熱 には運転のエネルギー代がかかり、結局のところその経費 が月に何十万とかかる温泉宿は経営の重荷になっています。 しかし、入湯料金は、どちらであっても一緒なんですね。 顧客はその背景で価格を選ばないのです。 そこで「なるほどな~」と想ったのが、兵庫県の某温泉地 域の温泉宿にあった温泉表示表でした。 かけ流し:循環 加熱、 :非加熱 など項目ごとに表にしており、それぞれに「チェック欄」 と「理由欄」があり、自身の経営手法(温泉の造り方の手 法)を、わかりやすく、説明していました。うちはかけ流 しではない。しかし・・・と説明があるわけです。なるほ ど、温泉には色々とあって、ここはこういう理由でこうや っているんだなとわかるわけです。選ぶ人が選べばよい。 農薬はニセモノ、木材の高熱人工乾燥はニセモノ、添加物 食品はニセモノ、確かにホンモノとは遠いですが、それを 真っ向否定することも、真っ向肯定することもできません。 だから、それぞれのメリットデメリット。それを説明して あげて顧客に対し、「温泉も色々あってここはこのポジシ ョンを取っているんだ」と情報提示をしてプロモーション をする。これが大切でしょう。ここに学びあり。 相手を非難批判するのではなく、たくさんあるの中で私た ちはこの位置にいます。理由もあります。情報開示の大切 さ。あとは、総合的にサービスを含めて、消費者が選んで くれるでしょう。 ————————————————— ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。昨年度か ら大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化 チームを創設。現在「名もなき市町村のブランド化戦略」 に挑戦しており、常に「持続可能」と「利潤追求」の2 つのテーマを追求している。特に、林業・山村の活性化 と国内の材木需要の掘り起こしに全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
初めての方へ
コンサルティング一覧
セミナー
コンサルタント紹介
サービス一覧
メールマガジンの購読
小冊子無料ダウンロード
無料個別相談