第196号 今後のブレイクのために

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  第196号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
────────────────── 1,893部発行───
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        今週のコンテンツ
■ 今週のまちおこし─『 今後のブレイクのために 』
■ 地域再生行脚100 -No.46-
                ~ 新潟県加茂 ~
        
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
  
 ■ 今後のブレイクのために
 あけましておめでとうございます。いよいよ新年がス
タート。年末は正直「自分にお正月は絶対来ない!」と
思ったほど多忙でしたが、気が付けば年が明けていまし
た。「そうかぁ。新しい年が来たか」とスケジュール表
に目をやると、既にお正月後のスケジュールがびっしり。
この調子で全国を飛び回り、今年もマクロな話からミク
ロな事例までの様々な情報を、がんばって皆さまにお伝
えしていきたいと思いますので宜しくお願いします。
さて、挨拶はこのへんにして、今年を飛躍の年にしよう
と思ったらどうすればよいでしょうか。実はこの何年か
で自分でルール化したことがあります。まちおこしがブ
レイクするときってどこも似たような動きがあるのです。
順番でいうと、
1.携わる人たちが細かい所から頑張り始める

2.まちに訪れる方やまちの業績がほんの少し上向きに
  なる

3.話題・クチコミが広がり、取材などが入って周囲の
  知名度があがる

4.ある地点を境に急激にブレイクする
といった流れです。
もう何年もお付き合いしている観光型商業施設の話です。
昨年までの1~2年くらいイマイチ業績が伸び悩んでいま
したが、地道なプロモーション活動を続けて迎えた今年。
春ぐらいから一気に飛躍が始まりました。集客数は年間を
通して昨年対比125%以上。売上でいうと130%近く
に達した月もありました。支配人が「実感として、周囲で
うちの話を耳にする頻度が格段に高くなってきた」とおっ
しゃられるように、知名度やクチコミは、最初はゆっくり
と広がっていき、一定の時期に一気に商圏内で飽和してい
く動きがあるようです。
 これには、コツがあります。最初の段階ではとにかく売
上を伸ばすことを優先させること。業績が伸び悩んでいる
ときに無理なコストダウンはそこそこにして、利益の母数
ともいえる売上を重視した戦略をとります。売上が伸びる
ということはお客さまの満足度が上がっているということ。
そうなったら次に人目を引く販促手段をとります。私なん
かは、よく支援先に一万円札を巨大にしたチラシ「一億円
札」なるものをつくって、営業活動をしてもらいます。こ
れが効果てき面。全く関係ないそこらへんの消費者まで、
「そのチラシちょうだい!」とよってきてくれます。当然
チラシにはしっかり施設の名前も入ってますので、知名度
が一気にあがるのです。これを繰り返すと、半年後から一
年後には大きな結果に結びつきます。眉唾ものと思う方、
もしある程度成功してきたと感じているのなら、試しにこ
の「一億円チラシ」みたいなもので外にビックリ販促など
をしかけてみてはどうですか。きっと実感が得られると思
います。
さて、今年最初の原稿はそろそろこの辺にしますが、今年
は皆さんにとってどんな一年になるのでしょうか。是非新
たな変化を実感し、その後のブレイクにつなげるような一
年にしてもらいたいものです。(小林祐司)
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○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ)
 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー
ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン
サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して
いる。「農」を通したまちおこしの研究も進めている。
★「一億円チラシ」。かつて偽造罪にならないかとドキド
キしながら日本銀行に問い合わせた事がありました。
担当者の一言「このデカさでは、誰もお札だなんて思いま
せんよ。よって偽造罪にはなりえまえん・・・。」
ですって。(> <)  ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.46-                   ~新潟県加茂~ あけましておめでとうございます。船井総研の古川です。 皆様、初詣はいかれましたか?私は実家に戻り、浅草の 浅草寺にゆきました。個人的ですが今年30になり、大 きな転換期がくることでしょう。昨年12月に国土交通 省主催の「地域づくりインターン報告会」がありまして、 OBパネラーとして参加しました。地方を知らない首都 圏の学生がどんどん地方(仕事体験)にゆく時代になり ましたが、その時代から一歩前へ、また更なる新しい時 代が来ているようにも感じました。2006年、単なる 地方と学生の交流から、ビジネスや教育への動きがいろ いろな地域で見られてくるでしょう。 フロンティア精神でもっともっと「まちおこし」もデザ インとセンスとユーモアを切り口に、深彫りしていけた らと思っておりますので、今年もまたもよろしくお願い 申し上げます。 さて、今回の行脚です。新潟県加茂市に行って参りまし た。合併後の大きくなった新潟市のすぐ近くで、ちょう ど新潟市と長岡市の中間に位置する場所にあります。 まず新潟といえばなんでしょうか。「米」「酒」ですね。 その次はといえばなんでしょう。アルビレックス新潟? さて、加茂市にある協同組合加茂ウッドシステムは、新 潟産杉のシェアが県内NO1の林業製材組合です。中越 地震の特需では、安定した「品質(強度、含水率)」を 提供しており、内外から多くの評価を得ています。ここ におられる理事で、東京就職経験がある方がいらっしゃ いました。その方からヒアリングし、面白いことを教え て頂きました。 東京経験から 1・田舎で暮らす幸せに気づけた 2・東京に対する憧れから自分の地域への憧れへ変わった 3・田舎で卑下しながら生きるのが悲しいことと気づいた そうおっしゃっていました。それを具体的な例で色々と 話したとき、ずっとその地域で暮らしていたもう一人の 理事が「なるほど」とおっしゃっておりました。やはり、 閉塞感が多くなると非常に「ワクワク感」が少なくなり ます。どんなときでも、外へ出たり、外からの意見とい うものは宝になるのでしょう。 色々な地域ででも、ずっと地元で生活し続けている人と 都会暮らし経験がある人とはいますが、この組合には何 人かの東京(関東)生活経験者の方が核となっていらっ しゃいます。アイディア力、行動力、そして地域に対す る自信というものが深いものがあるのですね。方や、ず っといた方がいるから地域のことに対する活動に深みと 味がでるのでしょう。会議もずっと「地域にいた人」と 一度「地域から出て戻ってきた人」がいるとが融合し、 非常にクリエイティブになる。どちらかだけではおそら く面白いものが生まれることが少ないのかもしれません。 新潟といえば、「米」「酒」そして「杉」 そういわれる日がくるように、昨年知事が命名した「越 後杉」を送る加茂ウッドシステム。そして、その中でも 地元に着目した「加茂杉」のブランド化へ、ストーリー 創造が始まっているようです。(古川大輔) --------------------------------------------------- ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。今年度か ら大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化 チームを創設。 現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑戦してお り、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテーマを 追求している。特に、林業・山村の活性化と、国内の材 木需要の掘り起こしに全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇

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