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────── 読者数日本一のまちおこしメルマガ ────── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第168号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2932 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ──────────────────── 1,957部発行─── *********************≪ 大 好 評 ≫******************* ●○●○ついに「週間まちおこしHP」リニューアル!○●○● ≪≪ http://www.machiokoshi.net/ ≫≫ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの情報が大 幅にプラスされます。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えできない情 報が満載です。隠れた成功事例も多数レポートします!! ★2. 150号を超えるメルマガ・バックナンバーが閲覧可能 ≪≪ http://www.machiokoshi.net/ ≫≫ *********************************************************** <<<今週のコンテンツ>>> ■今週のまちおこし── 『 地域の特性を知る 』 ■ 地域再生行脚100 -No.19 ~日本一大きい村!?~『十津川村』 ■船井総研からのお知らせ ──────◆◆大好評!関東圏の「農園」取材先募集!◆◆ ──────◆◆まちおこしセミナーの決定版 ついに登場 『観光商業クリニック in 九州』(7月1日、2日)◆◆ ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域の特性を知る こんにちは、小林です。今日は都心のど真ん中についての話で す。東京の都心部では、入込み客数や駅の利用者数は、一日10 0万人近い数字になることもありますが、かといってまちおこし の努力が必要ないかとなるとそんなことはありません。当然今以 上に賑わいを創出したり、ものを購入してもらうための努力が必 要です。 新宿、渋谷、池袋、原宿など巨大なまちが目白押しだけに競争 の厳しさは想像を絶するほどです。こういった競合環境で、周辺 よりも多く人々を引きつけるためには、自分たちの地域にいらっ しゃる方々は何を期待してやって来るのか、年齢はどうか、利用 するお金はどれくらいか、といった市場の情報とその特性に合わ せた戦略が不可欠になってきます。 コンサルティング業務の中で東京23区内の地域特性を調べる ことがありましたが、ある地域はビジネスマンが非常に多く、か つ他の地域に比べて夜のビジネスマン人口が減らないことがわか りました。つまり「飲み屋で騒いだ後に終電を逃す方」が多い地 域ということが判明したのです。 そうなると次に考えねばならないことは、これらの方々はどこ に泊まっているのか、泊まっている所の価格はいくらぐらいか、 より多くの方に利用してもらうには、どんな宿泊施設を用意する 必要があるか、などの受け入れ態勢の考察と構築です。 結果を述べると、この周辺は、約8,000円のビジネスホテ ルや2,000円程度の極端に安いサウナが多く、ちょうど中間 レベルのサービスと価格の宿泊施設、例えて言えば4,000円 程度で泊まれて入浴もできるカプセルサウナの拡充が急務という ことがわかったのです。試算すると、既存のものをリニューアル した場合の売上は、現在の約2割増しになる予想もでました。 このように、お客さまの種類、価格帯、過ごし方などの地域特 性を追求していくと、やるべきことが見えてきます。今日ご紹介 した地域は、これまでは需要に応える観点が不足していただけに せっかくの市場を取りきれない状況が続いていましたが、地域特 性の把握が進んだこともあり、今年の春から夏にかけてビジネス マン向けの宿泊施設が立て続けに3件オープンしました。来年同 時期の地域への経済波及効果は果たしてどのくらいになるかはま だ分りませんが、「なかなかのサービスと手ごろな価格で泊まれ るから、今日は終電を超えても帰らないぞ」と、地域により多く お金を落としてくれるケースが増えるのは間違いなさそうです。 (小林 祐司) ——————————————————– ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワードに 業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコンサルティ ングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走している。現在は 「農」を通したまちおこしの研究も進めている。 事務所が東京駅から徒歩1分になりました。最終の新幹線で 東京駅着。そのまま「帰宅」でなく「帰社」が増えてる今日こ の頃…(^_^;) ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.19 ~日本一大きい村!?~『十津川村』 こんにちは。古川です。行脚19は、奈良県十津川村です。 ◆◇◆十津川村 解説編◆◇◆ 1.日本一面積が大きい村 2.源泉かけ流し宣言 3.日本一のつり橋 4.西村京太郎の十津川警部シリーズ の 十津川 5. 陸の孤島 ★1★ 日本一面積が大きい村 面積が日本一。吉野郡の3分の1を占め、672平方キロメート ル。東京ドーム13000個分、言い換えると東京の山手線内側 面積の10倍。(山手線内側は約67平方km)そこに人口450 0人がすむ村。つまり山ばかり。 ★2★ 源泉かけ流し宣言 村内全施設で温泉の源泉掛け流し宣言。白骨温泉の成分、%の表 示違反から、温泉業界への視線が厳しくなった。そこで、十津川 は早くから掛け流しを宣言。今年2月26日に全国紙にも掲載さ れ、世間に話題は広まった。ある公衆浴場に行ったが、大人40 0円。10名も入ったら男湯は一杯というところだ。聞き取りに よると「最大1日800人来たこともあり」「連休は1日200 名」「休日では50~100人」「平日は30~50人」「ほと んど街の人」「村内住民は半額」。ここから、売上げはおおよそ 出る。私も入ったが、いい具合に硫黄の薫りがする。施設的には いいものではないが、かけ流しという魅力に体が癒されれる。や や熱めのお湯である。ちなみにライダーが多い。 ★3★ 日本一のつり橋 つり橋。鉄線で日本一。長さ297m、高さ54m。高所恐怖症 の人にはしこたま危険。ゆれる、ゆれる。さらに驚くのが、20 名以上は危険ですと書いてあるのに40人超は歩いてるし、さら に驚きなのは、看板に「観光客は2輪車でわたるのを禁止」とあ る。じゃぁ地元住民は自転車・原付でわたってるのか?と聞くと、 そうらしい。郵便局員さんはここを原付で渡るという。ここは無 料。観光名所。「こわいよ~!」とヤンキーの兄ちゃんが「ばか !いくぞ!」と男同士で腕を引っ張るシーンやおばちゃんが怖く て団子になって歩くなどのシーンもあり。人を見ていても楽しい。 ★4★ 西村京太郎の十津川警部シリーズ の 十津川 西村京太郎の十津川警部。知る人ぞ知るサスペンスドラマでおな じみの西村氏のシリーズもの。実は、西村氏が主人公の名前を考 えるとき、日本地図をチラっとみて一番面積の広い村として目に 留り、かつ、漢字3文字にしたかったことから十津川警部とした。 村内の保養施設「昴の里」には特別展示コーナーがある。 ★5★ 陸の孤島 陸の孤島。実は近隣の施設職員より。「奈良県庁にいくのに1日 かかるんです」と。高校は和歌山県にいくものもあり、文化圏は 和歌山県でもある。 その他「龍馬がゆく」にもでてくるが、十津川の郷士も歴史的に は有名であり、ますます、十津川は面白いし、個人的にも深彫り していく必要があろう。それだけネタがある。行政的には、ダム が3つもあるために財政的にはやや安定してるという現状がある そうだ。 ◆◇◆十津川村 観光戦略について 所感編◆◇◆ 一番とは「ワクワク」を知らしめる ~日本一の面積なんて関係ない!?~ さて、当日の話。私は、村内でガソリンを満タンに入れました。 やや高かったと思いますが、料金を支払った後に、店員から「観 光パンフレット」と「美しいつり橋の絵葉書集」を頂きました。 民間の一ガソリンスタンドが、パンフレットと絵葉書集を観光民 に贈ってくれました。原価にしたら百円以上はするでしょう。素 直に嬉しいのです。そしてパンフレットもこの「橋」をメインに していて、この村の一番は、この爽快、快感、恐怖の「つり橋」 だと訴求していました。 さて、私からすれば「十津川村は日本一の面積」なのでした。し かしパンフレットはそれをほとんど強調していません。あくまで も、観光名所である「つり橋」と「かけ流し」がメインでした。 実は、これがものすごく大切なのです。前回のメルマガで小林の 執筆にもありましたように「そこに興奮はあるのか」ということ です。 簡単なことですが「ワクワク」「どきどき」「たのしい」を提供 しているのです。これが、心に残り、受ける観光のスタイルであ り、パンフレットであるべきなのでしょう。たとえば「我々は日 本一の面積です」「歴史があります」というのを全面に押し出し たらどうでしょうか。地理学、歴史学のマニアしか足を運ばない のでしょう。 村自慢は、お客様に来てもらいたい自慢ではくてはならないので す。我々は「清流○○川の源流」です。「歴史ある○○地です。」 といったところで、お客様は少ないでしょう。その辺りを鑑みるに 日本一の面積を誇るというよりも「源泉掛け流しを誇りにし」「恐 怖感を味わえる、美しいつり橋」という一番を、街の人が喜ぶとい う視点で貫いているということが、この十津川村の素晴らしいとこ ろと私は感じたのです。 パンフレット、絵葉書、ガソリンスタンドのサービスすべてにお客 様志向という統一感がありました。いま、村づくり、町づくり、自 分たちが自慢したいことが、なにか、ちょっとずれていたりしてい ないか。確認してみてはいかがでしょうか(古川大輔) ——————————————————– ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。今年度から大学 院時代の専門を活かしながら、地域ブランド創造チームを創設。 現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑戦しており、常 に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテーマを追求している。 特に、林業・山村の活性化と、国内の材木需要の掘り起こしに 全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 船井総研からのお知らせ ◆◆大好評!「農園」取材先募集!◆◆ ~ 関東圏の「農園」・「貸し農園」を運営されている方 メルマガ「週刊まちおこし」で紹介してみませんか?~ 「うちの農園を自慢したい!、紹介したい!」という方がいらっ しゃいましたら、下記までお気軽にご連絡ください。 船井総研スタッフがご訪問させていただきます。もっと参加者 を増やしたい、事業性を高めたい、満足度を高めたい、などなど 自慢話・紹介話以外の話題も含めて、色々とお聞かせください。 ・お問い合わせはお気軽に ⇒ TEL:03-6212-2932 ⇒ e-mail:info@machiokoshi.net まちおこし編集長(小林)までどうぞ。 ◆◆まちおこしセミナーの決定版 ついに登場◆◆ 『観光商業クリニック in 九州』(7月1日、2日) ————————————————- 国内の観光地はもちろん、国外さえもライバルとなる観光産業、 今後多くの人を呼び込むために必要なこと、それはどこにもない そこだけのホンモノを作り出すことです。今回九州でのバスクリ ニックでは、2日間にわたり集中的に成功事例をまわり、佐藤芳 直がそのノウハウをじっくり解説いたします。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ http://www.machiokoshi.net/seminor.html ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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