第145号 閉鎖商圏は打破できる

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   第145号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-5434-7656 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
──────────────────── 1,845部発行───
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■今週のまちおこし── 閉鎖商圏は打破できる
■船井総研からのお知らせ
─────────赤字削減のための簡易診断コンサルティング  
─────────発見!わが社のまちおこし
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■ 閉鎖商圏は打破できる
 今年初の執筆となります。大嶽(おおたけ)です。今年も皆
様のお役に立てる情報をできるだけたくさんお伝えしていきた
いと思っております。宜しくお願い致します。
 さて、今回は先日に仕事で行きました小豆島のお話です。瀬
戸内海に位置する面積15,000k㎡、人口36,000人、内海町、池田
町、土庄町の3町からなる全国で18番目に大きい島です。特産物
としては”日本のオリーブ発祥の地”から何といってもオリー
ブでしょう。また、醤油の製造も盛んです。映画「二十四の瞳」
の舞台としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
 そんな小豆島で近年ある変化が起こっているのです。現在土庄
町にショッピングセンターがあるのですが、今年また、同じく土
庄町に大型パワーセンター(食品スーパーやドラッグストア、ホ
ームセンター、家電量販店が同じ敷地内に造られた商業施設)が
出店するのです。これにより、池田町、内海町の商業は大きな打
撃を受けるでしょう。もし、これが離島でなかったら、対象商圏
を変更することで新しいお客さんを新規開拓することが可能です
が、小豆島のような本島、四国へのアクセスがフェリーしかなく、
高松市まで30分かかるような離島ではそうはいきません。
 閉鎖商圏は小豆島のような離島以外にも例えば、山に囲まれた
地域、大きな湖がある地域など自然環境などによって造られます
が、このような場合、影響を受けてしまうところ(今回は、池田
町、内海町)はどうすべきなのでしょうか。
 まず考えられるのは、ショッピングセンターやパワーセンター
にテナントで入っている業種、業界がバッティングしている店舗
は一度店舗を調査し、商品、サービスで圧倒的な差別化をするこ
とです。お客さまに「あそこに行かないと買えないものがある」
という動機付けをさせなくてはなりません。船井総研では、これ
を「単品一番化」、「部門別一番化」と呼んでいますが、これを
実行するのです。
 もう1つは、ショッピングセンターやパワーセンターはあくまで
地元住民のために造られた商業施設です。小豆島のような観光地
では、観光客をターゲットにしたお店づくりが重要になることか
ら、小豆島の観光市場がどれだけ存在して、どれだけの収益が見
込めるのかを一度調べ、潜在商圏を開拓する方策を取るのも有効
でしょう。そうすることで閉鎖商圏という壁を取り払うことが可
能になります。
 大事なのは閉鎖商圏と言えどもマーケティングの原理・原則に
従うことです。まず、対象商圏内でのお客さまをより多く獲得し
ていく「シェアアップ」を考え、商圏の拡大、マーケットサイズ
の付加を考えるのです。こうすることで、どんな状況でも必ず突
破口が見えてきます。
 皆様もどんな状況でも決して原点を忘れず、迷ったときは原理
や原則からしてみてください。厳しい環境が多いとされるまちお
こしも、対応策があることにお気づきになると思います。(大嶽)
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■ 船井総研からのお知らせ
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・お問い合わせはお気軽に ⇒ TEL:03-5434-7656
  ⇒ e-mail:info@machiokoshi.net
  まちおこし編集長(小林)までどうぞ。
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  まちおこし編集部(小林)までどうぞ。
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