第106-2号 愛されるミュージアム

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   第106号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-5434-7656 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
──────────────────── 1,805部発行───
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■今週のまちおこし──愛されるミュージアム
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■ 愛されるミュージアム
 こんにちは。ミュージアム担当の奥です。唐突ですが皆さま、
最近はいつ頃美術館へ足を運びましたか?なかなか行く機会もな
いし、なんとなく敷居が高くて・・・なんて、すっかり足が遠の
いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
“美術館は絵画を好きな人が行くところ”もちろん、そうです!
絵好きな人が存分に「あぁ~、やっぱり絵っていいなぁ~」と実
感し、心身共に満たされ充足感を味わうところが美術館です。
 しかし、絵を一生懸命に鑑賞して”いいなぁ~”と思っている
だけでなく、絵に囲まれた優雅な空間の中でゆったりとした気持
ちになる、その時間の過ごし方を”いいなぁ~”と感じていたり
もします。
そんな素敵な美術館が、長野県安曇野にあります。
『安曇野ちひろ美術館』といい、いわさきちひろの絵を展示して
いる美術館です。
通常、”展示”といいますと、そっけなく並んでいる空間のイメ
ージがつきまといますが、この美術館ではいわさきちひろという
“人”を色濃く感じることができます。この強い主力性が吸引力
になっています。
生前身につけていた衣類など、ちひろの息づかいを感じる遺品の
展示やちひろが親しんだ書斎の再現にはじまり、なによりもこの
美術館で働いていらっしゃる方が熱心にちひろのことやその友の
会について説明します。その顔のきらめきに”ちひろって一体ど
んな人?”と自然に興味を覚えます。
更に、子供の部屋や絵本の図書館、屋外で雄大な北アルプスの風
景をゆっくりと眺められるイスが多く用意されています。それは
高級リゾートホテルで味わう満足感によく似ています。
 美術館が入館者に与える満足感は、もはや絵画自体の価値だけ
にとどまりません。絵画のある空間でどれだけ豊かな時間を過ご
すことができるかという視点も見落とせないものだと思います。
 そして絵好きな人たちが集い、絵画について語り合える空間が
ほしいなと思います。学芸員が一方的に学術的知識で絵画を説明
するだけでなく、新しい解釈や絵画の楽しい観方を発見できる場
のことです。
よく映画館を出たばかりのカップルや友人同士が見たばかりの映
画について、ああだこうだと言い合っています。あれです。あれ
くらい『絵画』を身近なものにできればと考えています。
 美術館はそのほとんどが営利目的ではありません。美術館には
収集、保管、展示の企画力も、もちろん必要です。しかしもっと
も肝心なことは、絵の良さ、その味わいを伝えることではないで
しょうか。そして、美しい絵に囲まれて美しい時間を過ごすこと
ができる場を提供することだと思います。
絵画をはじめとして、文化を基軸にした交流こそが、人の暮らし
を豊かにするものと確信しています。
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○今回の執筆者紹介 奥 照代(オク テルヨ)
瀬戸内海の小さな離島で生まれ育った田舎大好き・美しいもの
大好き人間です。船井総研内でミュージアムコンサルティング
チームを組み、美術館・博物館向けの取組みを行っています。
また、各企業に対しても文化や風土に根ざした企業活動を提唱。
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