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■ ピンクの絨毯 ~桃の季節に二万人が集まる桔梗屋工場祭~ まだ、本格的寒さの真っ只中ですが、4月になるとそこかしこ に春、春、春。花の季節は心ここにあらず。福島は三春の滝桜も、 角館の桜も…全国に桜の便り。の中で、今回はピンクの絨毯=桃 のお話です。 桔梗信玄餅ってご存知ですか?戦国武将、武田信玄ゆかりの故 郷、山梨県の桔梗屋さんというお菓子屋さんが創る銘菓です。 きなこと黒蜜で楽しむきなこ餅。JR石和温泉駅で下車、車を走 らせること約15分、工場のある本社に到着します。 (石和温泉といえば、昭和36年1月、突然ブドウ畑から温泉が湧 き出したことがドラマティックな温泉の始まり、でも有名な場所。 当時は畑の温泉”青空温泉”と言っていたそうです…入ってみた かったなー。今では年間350万人とも言われる人が訪れる場所。) さて、この一宮町のみならず甲府盆地全域は、日本一の桃の里、 桃源郷といわれ、4月上旬~中旬にかけて当り一面ピンクの絨毯 を敷き詰めたようにピンクに染まります。それはもう圧巻。南ア ルプスの素晴らしい景観も一緒に楽しめます。 さて、その桃の花が咲き誇る季節に、昨年第3回目の桔梗屋工 場祭が開催されました。初めての年は4月8日の一日間のみ、昨 年、一昨年と二日間に期間を延ばして、二日間で2万3千人以上 のお客様が来場、人口1万人の一宮町が大いに賑わったのです。 休みも返上、総出で祭りに対応した社員の方々も大感激。創業当 時のお値段でおまんじゅうが買えたり、焼きたてどら焼きや、み たらし団子が楽しめる実演、焼きたて作りたてコーナー、上生や 工芸菓子のお菓子教室、特設ステージの地元甲府囃子保存会の和 太鼓演奏があったり、桔梗信玄餅の年間使用する箱の数をモニュ メント化した巨大ピラミットの数宛クイズも大好評。竹馬乗りや、 風船投げゲーム、綿菓子コーナーなど家族総出で楽しめる企画も 満載です。 工場の中も見学が出来て、数多くの企画イベントもあり、3年 実施してようやく地域恒例の楽しいお祭として、地元のお客様に 少しずつ認識されてきているという手応えがあります。お客様の 喜ぶ顔と共に、スタッフである社員の方々の嬉しそうな顔・顔・ 顔。 楽しいイベントとして、HPにも紹介していただいているのを 発見して、企画担当のメンバーも大喜び。毎年毎年少しずつ改良 を加えながら、コツコツ続けていくことの大切さを実感します。 さあ、2004年の”ピンクの絨毯”見頃は何時でしょう。今年はど んな企画が飛び出しますやら乞うご期待。 桔梗屋ホームページ⇒ http://www.kikyouya.co.jp/ ——————————————————– ○今回の執筆者紹介 中田 佳子(なかた よしこ) 第四経営支援本部チームリーダー。 食を中心とする企業において”憧れの本館”を多数開発。平成7 年に手がけた卵家、とれとれ市場など必見。強い企業の核は思い や哲学にあり。その思いをいかに体現していただくかをテーマに コミュニケーション力の高い感動交流拠点開発と人材育成、商品 開発の提案に邁進。 元気パワー溢れる講演も好評で、やる気を引き出す浪速女。 ・お問い合わせは⇒ Yoshiko_Nakata@funaisoken.co.jp
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