第093号 お子様対応力を強化する

■ 新年あけましておめでとうございます!
 週刊まちおこし読者の皆様、明けましておめでとうございます。
2年前にスタートしたこの週刊まちおこしも、間もなく創刊100号
を迎え、読者は1,500人を突破。まちおこしをテーマにしたメール
マガジンとしては、いつの間にか読者数日本一になってしまい、
責任の重大さを感じています。
これからも読者の皆様のために、微力ながらまちおこしのヒント
や勇気をお伝えするメールマガジンとして発展させていきたいと
思っております。本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
  株式会社船井総合研究所 週刊まちおこし編集部一同
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■ お子様対応力を強化する
 以前から、大型のショッピングセンターやデパートでは、キッ
ズコーナーやプレイルームがあり、お子様が遊べるスペースを設
置しているところがありました。
最近は大型商業施設だけでなく、ファミリーを対象にしたファッ
ションブランドショップの店内や、スーパー銭湯でもキッズコー
ナーを目にすることがあります。
キッズコーナーでは、子供向けのビデオを流したり、安全な遊具
を設置したりして、お子様を楽しませる様々な工夫をしています。
 玩具や子供服を販売しているのでなければ、お子様自身はお客
様にはなりにくい存在かも知れません。それどころか騒いだり、
泣き出したり、挙句の果てに迷子になったりと世話が焼けること
もしばしばです。
でも、小さなお子様を連れた親御さんは、子供が行きたがるとこ
ろに行くのです。また、安心して子供を遊ばせておけるスペース
のあるところを選ぶのです。
 キッズコーナー自体は売上が上がるわけではありませんし、管
理の手間も発生しますが、ファミリー客を対象にするのであれば、
お子様対応力を強化することには充分意味があるのです。
 さて、「まち」に目を向けたとき、このお子様対応力を強化す
る余地はないでしょうか。
例えば商店街の空き店舗。ただシャッターを閉めて閉店している
だけなら、ちょっと改装してキッズコーナーにしてしまってはい
かがでしょうか。お子様をしばらく遊ばせておいて、その間にお
母さんは落ち着いてお買い物をすることができます。
 商店街に限らず、お子様対応力の強化は集客力アップのための
効果的な施策になるかも知れません。(望月)
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○今回の執筆者紹介 望月 義尚(もちづき よしひさ)
東京第二経営支援本部チームリーダー。
飲食店や小売店、温浴施設などの開業支援では、斬新なコンセプ
トづくりと緻密な事業計画で数々の超繁盛店を開発している。
また売上アップ支援、全国各地の地域振興などで幅広く活躍し成
果を上げている。商工会や地方自治体等での講演実績も数多い。
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