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貴乃花(現貴乃花親方)の断髪式ご覧になられましたか? いや~感動しましたね!特に長男優一君の手紙は・・・(涙)。 (優一君の手紙内容)「怪我をしたときも、病気をしたときも家 族のために頑張ってくれて、ありがとう。」(また涙・・・。) 平成の大横綱といわれた貴乃花親方も、入門して幕内に上がる前、 都庁の建設現場に立ち寄り心に決めていたことがあったそうです。 『都庁ができる前に幕内に上がれなければ相撲を辞める』。 もちろん横綱になりましたから、都庁が完成する前に幕内に上が ることができました。 このことは『決めること』の重要性を物語っているように思いま す。 決めたことは、将来どのようになるか想像ができます。つまり将 来像が明確になります。 逆に、決めないことはどのようになるか分かりません。つまり、 全く予想することができないのです。 将来像が明確になれば、その将来像に向かってどのようなことを 行えばよいかも明確になります。 一方決めないことは、何を行うか分からず場当たり的な行動にな ってしまいます。 貴乃花親方は自ら決めること(将来像の明確化)で行うこと(行 動指針とアクションプログラム)が明確になったのではないでし ょうか。 まちおこしを行うときに「どのようなテーマ、コンセプトにすれ ば良いか分からない」という声を聞くことがあります。 そのような場合、『やりたいこと』の中から決めることが良いと 思います。 やりたいことは、行動するためのエネルギーが集まりやすくなり、 考えたこと=やりたいことですからすぐ実行に移すことができま す。また、やりたいことがある場合は、ある方法が上手くいかな くても、他の方法でその目的を達成しようとします(船井流経営 法でいう長所伸展法や1:1.6:1.6の2乗の法則)。 ある企業経営者の方々が地域おこしの一環として行う活動につい て、お話しをしたときのことです。 「とりあえず●●をやりたい人間が集まり、やろうと決めたんで す。やらなければダメかどうかは分からない。ダメならダメで他 の方法を考えればいいと思うんです。」 実は『決めること』とは行動するための推進力になるのです。
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