週刊まちおこし 第671号【岐阜県 飛騨高山 さるぼぼコイン その6】

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              第670号
   発行:株式会社船井総合研究所 地方創生事業グループ
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:funai-region@machiokoshi.net
───────────────────── 2,471部発行───
みなさん こんにちは!!
船井総合研究所が送る、
日本最大規模のまちおこしメールマガジン
「週刊 まちおこし」の編集長のトチオです。

GWも終わって、少し落ち着いた、、という地域も多いと思いますが
収穫はいかがでしたでしょうか。

ぜひ、久々に帰ってきた仲間と語ったお話の実現に向けて
動いていただければと思います。

さて、今回も、そんな地域の一つ、飛騨高山地域のお話。

電子地域通貨 さるぼぼコイン について
特集の 第6回目をご紹介します。

今回は、いよいよ、金融機関側のメリットにも切り込んで
いきたいと思います。

ぜひ、お楽しみに!!!

それでは、本日のコンテンツをお楽しみください!!!
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         今週のコンテンツ

■ 今月のトピック 【岐阜県 飛騨高山 さるぼぼコイン その6】

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
 「金融機関が保育園!?」

■ お知らせ
 【地方創生 Facebook ページスタート!!】
  https://www.facebook.com/chihousouseiconsulting/

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■ 今月のトピック 【岐阜県 飛騨高山 さるぼぼコイン その6】

こんにちは!週刊まちおこし編集長の杤尾です。
今月のテーマは、

Fintech × 地方創生

に注目し、特に先進的な事例として注目を集めている
飛騨高山地域の さるぼぼコインを特集しています。

今回はその6回目。

前回までは、消費者、店舗のメリットをお話してきましたが、
いよいよ、仕掛け主である金融機関について切り込んでいきたいと
思います。

テーマはずばり!

Q3.なぜ金融機関が仕掛けるのか?(主催者メリット)

です。

飛騨信用組合では3年間の歳月をかけてさるぼぼコインを開発、
流通させています。

確かにサービス開始3か月間で

 利用可能店舗400店、
 流通金額1億円、
 使用人数3,000人

という結果は素晴らしいと思います。

しかし一方で、その成果に費やしたコストは質・量ともに
非常に大きいと言われています。

さらに飛騨信用組合では今年度中に通貨そのものの
利便性をさらに高めることで、最終的には

 500店舗での利用を可能にし、
 20億円の流通、
 3万人の利用

を目標としてかかげているのです。

なぜ地域金融機関がそこまで高い目標を目指すのか?

そこにこそ、飛騨信用組合が
さるぼぼコインを開発した原点があります。

実は観光という側面においては活況を呈する飛騨高山ですが、
地域の人口減少、それに伴う企業の統廃合はまったなしの
状況となっています。

これら地元企業の多くは信用組合にとっては重要な取引先であり、
事業承継を含めた企業の存続は信用組合にとっては死活問題であったと
言われています。

さらに近年、急速に進みつつある金融と技術の融合

「Fintech」

によって、従来の金融機関の役割自体が
見直されつつあるという点も開発・普及を後押した大きな要因でした。

飛騨信用組合では、これらのトレンドに着目して3年前から
Fintechの活用を目標としたプロジェクトを立ち上げ、
その中で電子地域通貨を選択、実証実験を経て現在に至るのです。

お話を進めるとサルぼぼコインそのものが
持つ事業としての収益性は低いものの、
同サービスをインフラとして地域に浸透させることで、
更なる4つの展開が見えると言います。

1.さるぼぼコインを活用した新しい取引先や金融サービス利用事業者の拡大、
2.従来顧客ではない、観光客での利用拡大(クレジットカードによるチャージ利用拡大)
3.さるぼぼコイン履歴を活用した既存顧客への金融商品、マーケティング提案
4.同様の仕組みを使った他の地域の電子地域通貨との連携

などが視野に入ってくるというのです。

実際 お話をお聞きすると、さるぼぼコインを通じて
お取引が始まるお客様の数は確かに増えており、
これらのお客様との取引内容の進化が収益につながる日も
近いとのことでした。

金融機関も短期的な収益に加えて、
長期の視野にたった収益源の確保も必要になっている、、
ということなのですね。

以上のように、消費者、店舗、金融機関にプラスがあるサルぼぼコイン。

次週は、いよいよ
他地域での展開可能性について考えてみたいと思います。

それでは、次週もお楽しみに!!

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
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  「金融機関が保育園に!?」

本日は、地方創生事例についてのヒアリングということで
大阪府は枚方市にお邪魔しました。

この町で有名な事例は、
以前にも、まちおこしメルマガで
特集した

巡リズム

です。

今回もその進み具合についてお聞きし
大変 参考になりましたが、
やはり、進んでいる金融機関は違いました。

先回、進めるとおっしゃっていた
金融機関の店舗を活用した保育園がオープン!

という方も多いと思いますが、、、、
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みなさま!
いよいよ!!

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今後 情報は このFacebookページに 一元化していきますので
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