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みなさん、こんにちは1! 地方創生グループの東狐(とうこ)です。
先回に引き続き今回も、地方創生臨時交付金特集 第6弾 としてシティプロモーション 特集をお届けいたします!
先回は、プロモーションの事例として北和歌山地域(主に、紀の川市・紀美野町・岩出市・那賀町)におけるインバウンド需要獲得に向けたプロモーション施策をお伝えしました。
今回は、シティープロモーションを考えるうえで、重要になってくるポイントについてお話したいと思います。
プロモーションのポイントは以下の5つです!
1.目標の明確化と意識の継続 2.ターゲットの絞り込み 3.ターゲットに即したコンテンツでの訴求ポイント整理 4.メディアを選定と適確なタイミングでの発信 5.効果測定・改善を経てのさらなる展開
上記5つを繰り返し、認知度を向上していきます。では、一つ一つの解説していきます。
1.目標の明確化と意識の継続
第1のポイントは、それは目標を明確しつつ意識し続けることです。同ポイントは、プロモーション全体の統一感を保つための軸であり、一貫して重要になってきます。
例えば、プロモーションの目標として”観光への誘客”という目標があったとします。そして、その1つの施策として動画を採用したとしましょう。
そうなると、不思議なことに途端に目標が動画を作成することを中心とした議論になってしまうケースが多く見受けられます。
いわゆる、手段の目的化です。そうなると当初の目標を達成できずに終わってしまう可能性が高くなります。
そのため、最初に目標は明確にし、毎回の議論前には確認するなど、軸がぶれないような対策をして行くことが重要です。
2.ターゲットの絞り込み
第2のポイントはターゲットの絞り込みです。
多くの場合は、年齢、男女、年収、くらいまでの絞り込みで終わってしまうことが多いです。
もちろん、やらないよりは良いのですが、さらに絞ると より高い効果を期待できます。
対象地域画広ければ広い程抽象度が高くなり、どこにでも当てはまるような情報しか届けられず消費者の印象には残りにくくなってしまいます。
また、広範囲へのプロモーションをするため、コストもかかってきていしまいます。
では、どのように絞り込むのか、、、 それは
”ペルソナ”の設定
をすることです。
1人の人物を架空に作り出し、詳細なプロフィールを作成します。例えば、趣味、価値観、どんな休日を過ごしているのかなど、設定していきます。
そのターゲット像がプロモーションの目標としっくりくれば、ターゲット選定は成功です。
3.ターゲットに即したコンテンツでの訴求ポイント整理
第3のポイントはいよいよコンテンツの制作と ポイント整理です。
ここで、ペルソナが役に立ちます。ペルソナを設定している為、生活や価値観からその人に刺さりそうなメッセージをイメージし易くなっているはずです。
ターゲットが曖昧なままで設定していると議論するメンバー間で想定している人物が異なるため、まとまらず、訴求ポイントもあいまいな設定になってしまいます。
訴求ポイントは、ペルソナになり切りストーリーを構築していくことで見つけていきます。
4.メディアの選定と適切なタイミングでの発信
制作コンテンツも出来上がったら発信です。ただし、メディアの選定とタイミングがとても重要になります。
まずメディアの選定では、上記で決定した訴求ポイントに合わせて行います。
商品の品質の良さを伝えたいのか、 見た目の良さを伝えたいのか 何を伝えたいか、 目的によって発信媒体は異なってきます。
また認知の段階によって、メディアは複数を掛け合わせるメディアミックスを採用することも検討すべきです。
そして、いつプロモーションの施策を行うのかについても、タイミングを考えます。
発信をすればいいと思っている人が多いですが、外部環境とターゲットの環境を考慮し、施策を実行します。 タイミングが合うと、”拡散”を起こすことができます。
5.効果測定・改善し、さらなる展開を行う
そして、最後に大事なことは結果を検証し、改善しさらに展開することです。
これは、よく聞くPDCAサイクルの話です。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善) 計画を実行し、効果測定、さらに改善を行う一連の流れを指しますが、これができているケースは意外に少ないです。
さらに、分析については、現在ならではの視点が必要になります。それがDateAnalysis(データ分析)です。 評価が悪かったからといって、そこから思い付きで改善しても思うような効果は得られません。効果測定をする際に、データの収集を行い、分析をするといった行動をいれることで 格段に改善の質は良くなります。
以上、5つの施策を組み合わせ繰り返すことによって プロモーションの質は一段高くなると考えてください。 ぜひ上記5施策を意識して、自地域の施策を考案してみてください。
次回もまだまだ、地方創生臨時交付金特集は続きます。 それではお楽しみに。
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