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99.9%…! ご存知の方もいらっしゃるかと思います。 この数字は、日本政府観光局が発表した2020年4月の 日本全体におけるインバウンド客数の減少率です。
訪日客数は2,900人(前年同月対比99.9%減)となっています。
2020年1月からコロナウィルス感染症が発生し、 日本国内でも感染者を見せました。
政府も水際対策として外国人の入国を制限、 その結果として国内観光産業に甚大な影響を与えました。
しかしながら、 このインバウンド観光がこのまま停滞を続けることは考えにくく、 回復に向かう と見る予測も多く出されています。
インバウンド観光は一体、いつ回復を見せるのでしょうか。
それは、
回復期1(7月以降) → 国内観光客 回復期2(10月~2月)→ 10月の国慶節、2月春節に向けて特に中国人観光客 回復期3(2月以降~)→ その他の東アジア諸国、さらに欧米諸国
この様に観光需要は回復を見せるのではないか、と考えられています。
本当に回復するのか、、、? そう思われる方も多いと思いますが、回復を示唆するデータを いくつかご紹介しましょう。
例えば、ジャパンショッピングツーリズム協会に加盟する 株式会社プラネットが発表した 中国における緊急調査報告書(2020年4月)によると、 過去3回以上日本を訪問したことのある中国人のリピーターは 訪日に対し、次のような意識を示しているようです。
まずは「今後の訪日旅行に関する意識」として、 「状況をよくみて日本を訪問するかどうかを判断したい」が57%と、 半数以上の回答が得られました。 一方で、「日本に対する好感度」については、 「とても好感度が上がった」=29%、「少し好感度が上がった」=46%と、 3/4の回答者が、日本に対する好感度向上が示されました。
さらに面白いデータが、 訪日時期について尋ねたところ、「10月頃」「来年以降」に訪日したい といった意識があることです。
世界の旅行需要の高まり、アジアの経済成長を鑑みると コロナの影響ですぐに回復するとは考えにくいですが、 今年後半、来年以降に東アジアを中心に、 徐々に回復を見せる兆しがあります。
この様に、回復するという見解が強く、兆しがありますので、 「焦らない」 「(インバウンドの)可能性を捨てない」ことが大事です。
ですが、コロナウィルス終息後は、 観光へのあり方、価値基準が大きく変化することが予測されます。 例えば、、非接触対応・3密対策など、、、 回復時の対応で、機会損失をしないためにも、 今できることを「じっくり取り組む」ことが重要かと思います。
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