第461号 イベント開催 理論編

─────全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!─────
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第461号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:info@machiokoshi.net
───────────────────── 2,529部発行───
みなさん こんにちは!船井総研が送る 日本最大級のまちおこし
メールマガジン「週刊まちおこし」編集長のトチオです。
7月1日となり東日本一帯は節電モードに突入。弊社も実は、夏に
1週間程度 オフィス閉鎖を行うことになります。東京を含め、大
都市圏は過ごしにくくなる一方、地方はチャンスです。おそらく、
大型の夏休みを過ごすために、多くの人が動きます。特に、山や森、
川や湖、海といった自然資源がある地域は可能性大。
ぜひこの夏は、日本の新しい夏のすごし方を模索する暑い夏にして
くださいね。
そんな皆様には、夏や秋に必須となるイベントのやり方をお送りし
ます。それではどうぞ!!
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         今週のコンテンツ
■まちおこし「イベント開催 理論編」
                     
■今月のまちおこし特集
 『クリエーター No.05 松崎 郁洋 氏 インタビュー』
■今週のアシタバブログ
 『全国 ご当地うどんサミット 始動!!』
 http://astb.jugem.jp/?day=20110629
    
■今週のまちおこしニュース 1
 東日本大震災 復興支援の試み
 「食べて応援しよう! 復興支援マルシェ @ 川崎ラゾーナ」
 http://www.lazona-kawasaki.com/event/index.html#plink10004776
 ※マルシェとは農林水産物を青空市形式で販売するイベントです
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■まちおこし「イベント開催 理論編」
皆様 改めまして こんにちは!!船井総合研究所 地域ブランド創
造チームの杤尾圭亮です。さて 暑い夏がスタートしましたが、この
夏、各地で開催していただきたいのが「イベント」です。
多くの都会の人が 地域のよさを発見しにでかける夏こそが、地域の
長所発信のチャンスです。
今回のメルマガでは、まずその必要性についてお伝えし、その後、最
も大切となる準備のやり方についてお伝えしましょう。
○イベントは、即効性のあるPR手法であり人材育成事業!!
わたしはお手伝いする先々で、まずはイベントの開催をオススメして
いますがそれには二つの理由があります。一つはイベントは、比較的
コストをかけずに展開できる即効性の高いPR手法である点。二つ目
は、それが人材の育成に大きく貢献する点です。
まず、PR手法としての側面ですが、イベントは長くて1週間程度。
短ければ1日や半日といったスパンで開催されますので、コスト、リ
スクがきわめて低い。さらにそれゆえにテーマ設定や段取りが組みや
すい点が特徴です。
例えば、イベントのテーマはグルメ、歴史、自然、文化などかなり絞
込んで展開できます。
また時間、場所などの限定性が高いので、ポスターなどを使った販促
が比較的 効果があるのも特徴です。
通常の事業は、限定されていないものが多いので、様々な制限をかえ
って強みにしてしまうことができるのです。
そして、第二点目が人材育成からみた特徴です。制限があり、コスト
リスクが低いとはいえ、イベントも事業です。ですから、事業の段取
り、人との折衝など多くのことを短い時間で経験できるのが、イベン
トです。
わたしはこれまでのコンサルティング経験で、地域活性化は、
1.事業の展開を予測した行動ができるか?
2.地域のキーマンネットワークを押さえているか?
で成否が大きく分かれることを実感しています。
ですから、イベントでの折衝などを経て、人とのつながり、事業遂行
能力をしっかり身に付けることができれば人材育成に大きくつながる
ことになります。
○準備の基本は数値計画!!!
では、次にどうやって準備するかを考えていきましょう。
(実行については、来月のテーマに譲ります)
準備において重要な点は、何をおいても数値計画です。いかなるテー
マ設定をした場合でも同じですが、数値計画で失敗するとイベントも
失敗します。
特に大切なのはこれからの限られた時間の中で、どの程度の目標=成
果を目指すのか、という点です。。
目標設定は、イベントで動くお金(例えば売上)でも、人数(集客)
でも構いません。まずはどのくらいの規模を狙うかを明確にしてみま
しょう。
もし、目標が決まっていたら、次は目標の数が実際に達成されるかを
因数分解で判断してみましょう。
例えば、1万人を目標にするならば、
1.市内
2.近隣市町村
3.県内
4.県外
からどれくらい呼んでこられるかを考えてみてください。そうすれば
現在のテーマで1万人という数字が実現できるかどうか判断できるは
ずです。
では、なぜ目標数値が重要なのでしょうか?
実はこの数値によってその他の要素が全て決まってくるからなのです。
例えば、1万人という目標が決まれば、イベントのときに必要になる
1.駐車場
2.トイレ
3.いすやベンチ
4.警備員・ボランティア
5.ゴミ箱
6.イベントの中でのブース数、出し物の数
7.ポスター数
8.Web
などの概要が次々に決まっていき、そうすれば最終的に必要となる資
金も明確になるのです。
もちろん、この目標はあくまで目安ですから、会議などをおこなって
徐々に変更されても問題ありません。ただし、まずはしっかりと数と
して掲げることが出来るようにしていきましょうね。
次回からは、実際のイベント準備に必要な点を実例からご紹介してい
きます。ぜひこの夏にご活用ください。
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『クリエーター No.05 松崎 郁洋 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
九州は、数ある温泉が競合する温泉王国ですが、その中でも
由布院とともに有名なのが黒川温泉です。
入湯手形による、旅館温泉めぐりや雑木林を利用した庭園
づくりで多くの観光客から絶大な人気を誇る温泉地。
しかし、いつこの温泉地が脚光をあびたかご存知ですか?
実は、その盛隆の歴史はここ20年。
ある一群の旅館経営者の決断がその決め手になっている
のです。
今回の特集では、その経営者の1人である松崎さんに焦点
をあてています。
旅館ホテルに置き去りにされた温泉街において決め手と
なったのはなにか?
競合を意識する温泉旅館を説得させたものは一体どのような
手法か?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今週のアシタバブログ
 『全国 ご当地うどんサミット 始動!!』
 http://astb.jugem.jp/?day=20110629
月間2万アクセスを集める 農業、地域活性化のための情報共有ブロ
グアシタバ!!! 週刊まちおこし の編集長である杤尾を含め、農
と地域の専門家が日替わりで執筆するブログで今日取り上げるのは、
水曜日 : 【杤尾】全国ご当地うどんサミット 始動!!
みなさん、こんにちは地域活性化コンサルタントの杤尾圭亮です。
本日は、滋賀県 東近江市で開催される「全国 ご当地うどんサミッ
ト」の実行委員会に参加してまいりました。
この実行委員会も今回で4回目を迎えます。最初は、手探りだった会
議も徐々に本格的になってきました、、、、、
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■ 今週のまちおこしニュース 1
 東日本大震災 復興支援の試み
 「食べて応援しよう! 復興支援マルシェ @ 川崎ラゾーナ」
日本全体に大きな影響を及ぼした東日本大震災。もちろん農業や地域
活性化にも多大な影響があり、多くの団体・組織が復興支援に動いて
います。
今回ご紹介する試みはその中でも主に農林水産業への復興支援として
打ち出されているテーマ「食べて応援しよう」という企画の一貫で、
日本各地で開催されている 復興支援マルシェです。
簡単に言うと、被災地の生産者の皆様が一次産品を持ってきて販売さ
れる青空市なのですが、現在 産地のPRを含めてこのマルシェが日
本各地で開催されています。その中でも今回は、大型のショッピング
センター ラゾーナ川崎での開催です。
■ 月日 : 7月1日 土曜日 終日
■ 場所 : ラゾーナ川崎
■ 出展 : 千葉、茨城、岩手などの生産者の皆様5テント分
■ 詳細 : 
ぜひ来て頂き、買っていただき、食べていただくことで被災地を応
援していただければと思います。
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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