第363号 まちおこし実践コンサルティング手法 コンセプト設定 その5

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  第363号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:info@machiokoshi.net
────────────────── 2,174部発行───
みなさんこんにちは!!船井総研 週刊まちおこし編集長
のトチオです。さていよいよGW本番。みなさま 準備は
よろしいでしょうか?
今回のETC1,000円でかなりの人手が予想されると
のこと、地域経済にも良い影響があることを祈るばかりで
す。
さて、今回のような特需の時はもちろんですが、地域に人
が来るために大切になる要素となるのが、今月号のコンセ
プト設定です。今回は規模のお話で締めくくりたいと思い
ます。
それではどうぞ!!!
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        今週のコンテンツ
■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
         4月版 「コンセプト設定 その5」
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.10六波羅 雅一 氏 インタビュー』
■「3年で成功させる地域産品ブランド化セミナー」
(5月27日 13:00~16:00 特別講座あり!!)
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1239723901_3.html
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■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
   4月版 「コンセプト設定 その5 」
こんにちは。船井総研 地域ブランド創造チームです。さ
て、今週でコンセプト設定も最終回。最後は、コンセプト
を設定するための規模についてご説明させていただきます。
今回までは、基本的にはコンセプト設定の方法論について
ご説明してきましたが、皆さんの中でもふと疑問に思った
方がいらっしゃると思います。
「一つのコンセプトを統一できる限界はどこか?」
という点です。
実は、我々もこれまでは、人口5万人以下の1200の地
域を対象にコンサルティングを行ってまいりましたのでこ
の点についてはあまりふれませんでした。なぜならば、5
万人以下であれば、強烈なコンセプトであれば概ね地域を
包括できるケースが多いためです。
しかし、近頃感じることは、都心を含めた大都市でもブラ
ンド化に向けた動きが始まっており、それらの地域につい
てはこれまでの一つのブランド化の方策は、なかなか通用
しづらいという点が分ってまいりました。
理由は一つ、人口の多さから来る多様性によって、地域の
魅力の差が大きくなりすぎてしまい、最終的な統一に至ら
ないためです。
それではどうすればよいのか???
この場合、私たちがよくオススメしている手法が、一つの
地域を分割して考える方法です。例えば30万の人口がい
るならば、
1.自然の境界線(山や川、古くからの街道など)
2.人口の境界線(造成団地や中心市街地など)
とで区分けをして、それぞれの地域のブランド化をまず行
うことです。この場合の地域の区分単位は、地域にもより
ますが、概ね5~7万人くらいが1地域の単位となります。
もちろん区分された地域同士はかなり大きな差異を持つと
考えられますが、それらを緩く傘のように覆うものがブラ
ンドのコンセプトとなります。
考えてみれば、例えば、小さな地方都市のコンセプトを覆
うように県のイメージがあり、さらに○○地方というイメ
ージがあり、最後に日本のイメージがあります。
皆様も、より小さな地域単位との調和、そしてより大きな
地域単位との調和をかんがえれば、最適のコンセプトを産
み出すことができると思います。
ぜひ、一度チャレンジしてみてください。
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/tochio.html
ついにスタート!!
ブログ 地域活性化コンサルタント日記!!
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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『クリエーター No.10六波羅 雅一 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
古く大阪に息づいてた”まちや”をよみがえらせたまち、それが
大阪、中央区に位置する”からほり倶楽部”のクリエーター、
六波羅氏です。
六波羅さんは、壊すことも難しく、しかも町の人から邪魔者扱い
されていたまちやに注目し、それらを復活させることで、見事
にまちを復活させました。
しかも、面白いのは、その身の引き方。あくまで自分をヨソモノ
と位置づけ、地域の誇りでもある直木三十五の博物館を完成
させることで身を引き、まちおこしを完結させました。
しかし、六波羅さんが最初からこういった伝統的な建物に注目
していたかというとそうではありません。
では、六波羅さんを伝統建築にかりたてた要因はどこにあった
のでしょうか?
そして、ヨソモノによるまちおこしはどのように完成するので
しょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html 』
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