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───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第286号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2945 杤尾 圭亮 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 2,033部発行─── ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 『相乗効果論 4 』 ■ 今月のまちおこし特集 9月版 その1 「 辻 伊佐男 氏」 ■ コンサルティング商品紹介 「商店街 活性化支援」 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 9月版 『 相乗効果論その4 ~日々の買い物客を取り込む!~ 』 「日々の買い物客を取り込む!」 こんにちは、小林です。今週は、地域の温泉施設が「日常の主婦 の買い物」をうまく活用して温泉自身の集客数を大きく伸ばした例 のご紹介です。以前にも紹介したことがありますが、少し今回は視 点を変えたいと思います。 この店の支配人はある日突然、自治体所属の温浴施設経営を受け 持つことになりました。温泉経営はまったく未経験でしたが、様々 な取り組みを行い、その後立派に集客する繁盛店をつくりだしまし た。そこで大きな意味を持った仕掛けが、地元農家の方々と交渉し、 売店・物販コーナーに地元栽培の野菜・果物を販売してもらうこと でした。 当初は思うように進まなかったこの取り組み。しかし、だんだん と実を結び、結果的には業績向上につながっていきました。膨大な 野菜で埋め尽くされた売店・物販コーナーは、一般には店の総売上 に対して5%程度といわれる日帰り温泉業態の売店売上比率を、な んと25%以上に持っていきました。私が伺ったときの売り場光景 はもはや「コーナー」ではなく、「立派な野菜市場」のようでした。 どの地域でもよく見かける地元特産品の直販。道の駅で実施される 物産コーナーはその典型ですが、利用する客層を見ると地元の主婦 が果物や野菜をたくさん買っていくのが目立ちます。地元の主婦を 取り込むコツは、周辺スーパーよりもちょっとだけ安い値段設定が 大事とのことですが、値段に敏感な主婦の日常の買い物は、想像以 上に集客に貢献します。それこそ買い物ついでに温泉施設に行く、 又は温泉寄ったついでに野菜を買っていくといったように、集客や 購買動機が互いに相乗効果を発揮し、施設の業績に貢献しているの が見て取れます。 まちおこしのご支援の中で、実はよくこの「野菜・果物の直販展」 なるものをやってもらいます。理由は、ほとんど失敗しないからで す。まちおこしが周辺から人々を呼び込む事でうまくいく性質をも つ以上、この取り組みはよほどの事がない限り、「うちのまちには 合わない」といった事にはなりません。 めずらしくもないこの取り組み。いきなり大きな物産展をするのは 無理としても、2~3坪の売り場を施設の駐車場に設置するところ から始めてもよいと思います。ゆくゆくは大きな売り場にしていけ ば冒頭で紹介した事例にように発展していくと思われます。 まちおこしの集客を考えるとき、コアのサービスだけで集客する必 要はなく、元々日々の生活にあるニーズをサービスに取り込み、互 いが集客に貢献するような効果を狙うのもうまい方法です。野菜・ 果物販売に限った話ではないですが、「うちが野菜売って大丈夫か な」と思われる施設も、ちょっとトライしてみてください。くどい ようですが成功の確率じゃ高い取り組みです。(小林 祐司) ★周辺が農家だらけで野菜は自給自足の地域だから、うちの施設は 販売しても意味がないといってた町のお役人さん。最近では結構真 剣に取り組んでもらってます。(^^) ————————————————– ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン ボ!」。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 今月のまちおこし特集 9月版 1(隔週更新) 『 辻 伊佐男 氏 インタビュー』 新潟は湯沢のスキー場に突然登場する、本格派イタリア レストラン「ピットーレ」。スキー場が閑散期となる夏 でさえ、多くの観光客がそのピザの味を求めて、山を登る といわれているこの店のオーナーが辻氏です。 サミットが決定した「ウィンザーホテル」のレストラン としても名前が通っているこのお店ですが、最初から人気 を博していたわけではありません。 では、辻氏はなぜハイセンスなレストランの集まる都会 ではなく、立地上不便な湯沢のスキー場にお店を構えた のでしょうか? 湯沢、洞爺湖と都会を避けるように出店する背景には どのような思いがあったのでしょうか? 詳しくはレポートにて!! http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 今月のコンサルティング商品 『 商店街 活性化支援 』 今回 ご紹介するプランは商店街活性化支援です。 私も、商店街を支援する上で、 1 部会の運営を手伝って欲しい という要望をよくお聞きします。これまでにも、古い 祭りを復活させたり、地域総出のイベントを企画し、 新聞に載せたりしてきました。 しかし、上記の施策が成功するためには、どうしても 必要なことがあります。それが、、、 2 個店の売上向上 です。 元気がない理由。それは良く分からないうちにお客が 減り、だんだんと活気がなくなるからです。 ネガティブな気持ちではうまくいく施策もうまくいか なくなります。 ではどうすればよいか? それは、適度に個別の支援と全体会合の支援を織り交 ぜて実行することです。船井総研にはこれまでに毎年 5000を超える企業をコンサルティングしてきた 実績があります。 実働できるコンサルとしてぜひ、商店街活性化プラン をお試しください。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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