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メルマガ読者の皆さま こんにちは! 船井総合研究所 地方創生支援部が送る、 「週刊 まちおこし」編集者の富樫(トガシ)です。
先週のメルマガから引き続き、地方創生に係るnewsや事例を共有する 自治体の研究会組織「シティプロモーション自治体等連絡協議会」
さて、今週も「道の駅くるくるなると開業1周年を迎えて~道の駅が果たす地域経済活性化の軌跡とこれから~」のダイジェスト版をお送りいたします。
先週お送りした第2弾では、 大方針転換!設計前に運営事業者を選ぶ!?と題して、道の駅くるくるなるとが成功した要因である運営事業者の早期選定について、メリットや選定のポイントについて、お伝えいたしました。
第3弾となる今週は、 【くるくる変わって当然!?設計と運営の方針!】と題して、 「道の駅 くるくるなると」がどのようなコンセプトで設計されたのか、コンセプトとなっているフェーズフリーについてお伝えいたします。
ぜひ楽しみながらお読みください。 それではどうぞ!
◇━コンテンツ━◇ ■道の駅くるくるなると 大成功の秘訣とは!?【週刊まちおこし】
徳島県鳴門市にある「道の駅 くるくるなると」の成功のポイント。
先週お送りした第2回では、運営事業者の早期選定とそのメリットについて触れました。 道の駅くるくるなるとでは、設計段階から運営事業者に参画してもらい、運営事業者のノウハウを多く取り入れることで、整備後の施設運営の効率化を図っていました。
第3回目となる今回は、実際どんな施設が実現されたのかを中心にお伝えいたします。
■道の駅くるくるなるとのコンセプト:フェーズフリー 道の駅の全体コンセプトは「人が集い 出会い交流し 地域に広がる 笑顔と元気うずまく 道の駅」です。 鳴門市では全体コンセプトを実現するために設計コンセプトも設定しています。
設計コンセプトである「フェーズフリー」は設計段階で取り入れられました。このコンセプトは、日常の利用と非常時の利用をシームレスにつなげる新しい防災思想を表しています。
近年の自然災害の増加や防災意識の高まりを背景に、非常に重要な視点となっており、非常時にも安心して利用できる施設として地域の中心になっていくという思いが込められています。
■フェーズフリーの取組について 「道の駅 くるくるなると」に取り入れられたフェーズフリーの取組についてご紹介します。
①施設屋上における子どもの遊び場、見晴らしデッキ、ジップラインの整備 平常時は、施設屋上が憩いの場や交流・集客の場として機能、非常時は車両も含めて屋外から直接アクセスできることで、津波避難の受け入れ先となります。
②施設全面のガラス張り 平常時は自然光を多く取り入れ昼間の証明コストの削減に、災害時には視認性向上により建物外の状況を素早く察知することが出来ます。
■設計協議のあり方 道の駅の設計協議では自治体(鳴門市)、指定管理会社、設計会社、施工会社が参加しています。
従来は各関係者の意向を調整しつつ設計を進めるため、途中での変更や修正が生じることも少なくありませんでした。
しかし鳴門市では、事前選定した指定管理者が運営を見据えた視点で協議に参加してもらい、実際の運営で必要な視点にフォーカスし協議を進めました。
そのため、設計や施工の段階における手戻りが少なくスムーズに進めることが可能となりました。
無事に完成し開駅した「道の駅 くるくるなると」。しかし、開駅してから新たな課題に直面することに、、続きは、次回の【週刊 まちおこし】でお伝えします。
次回のテーマは「大成功による良かった点と気を付けること」と題して、
・売上15.5億円!!開駅による成果! ・良い事だけじゃない!新たな課題 ・正確な予測が重要!駐車場問題の現状
の3点についてお伝えします。
次回もぜひ、お楽しみに!
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