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───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第217号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 1,956部発行─── ●○●○「週間まちおこしHP」○●○● http://www.machiokoshi.net/ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの 情報が大幅にプラスされました。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えでき ない情報が満載。隠れた成功事例も多数レポートします! ★2.190号を超えるメルマガ・バックナンバーあり! ◆http://www.machiokoshi.net/◆ ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今週のまちおこし─『 意欲とは 』 ■ 地域再生行脚100 -No.66- ~日本の木の家づくりサミット~ 【四季工房】 ■今がチャンス!これを知って、実行すれば、 仕入れ値最大90%ダウン!! 『船井総合研究所 中国・義烏(イーウー)仕入れセミナー』 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 意欲とは こんにちは、小林です。ここのところ毎月札幌に行っ てます。先日仕事で遅くなった際、食事しようとある店 を探しました。ある店とは以前から「札幌行ったら絶対 行ったほうがいいよ」といわれてたジンギスカンの専門 店です。寒い中(札幌の夜はまだ寒かった・・・)をし ばらく歩いてたどり着くと、いきなり店をまつ行列。期 待が高まりました。 店に入って早速注文、しばらくして料理が届きました。 と、ビックリの玉葱ボリューム。店のスタッフが、ドボ ドボドボッとわしづかみの玉葱を鉄板に落とすのです。 そのボリュームとあまりの豪快さにド肝を抜かれました。 直後に出てきた肉がまたうまい。歯ごたえや味が抜群で す。タレは見るからに濃いそうでしたが、意外なほどの アッサリ味。最も驚かされたのが、最後のタレにお茶を 入れてのお茶漬けごはん。「さすがにこれは胸やけがく るんじゃ?」とビビッてたら店の方が「絶対大丈夫。た らふく食べても胃モタレしないよ」というので目一杯食 べました。すると、その夜は不思議とお茶も飲まずに寝 付けました。本場北海道でいくつかジンギスカン料理に いきましたがここまで印象に残るところはありませんで した。 さて、こういった繁盛店。どこもお客さまを呼び寄せ る要素が一杯ですが、共通のルールみたいなものがあっ てまちおこしにもとても参考になります。今回の店など は、 ●敷居が低くて入りやすい (女性一人でも食べに来てました) ●玉葱という単純なものでもビックリさせられる (複雑だとクチコミを阻害します) ●いい意味で期待を裏切る (濃そうなタレもアッサリ) ●基本的なところはシッカリ抑えている (飲食店なら味、接客など) ●最後の最後に度肝を抜く (いわゆる駄目押しのサプライズ) など・・・ こういった要素が一度行った人からクチコミを発生させ 次々と新規客や固定客をつくる秘訣だと感じました。 先日、知り合いの社長から携帯電話が入り「今札幌に いるけどいい店知らん?チョクチョク行ってんでしょ?」 といわれ、迷わずその店を選びました。その夜、「いい ところを教えてくれて感謝!友人にも今度教えときます」 というメールが入ってました。この社長のクチコミで誰 かがまたこの店に呼び寄せられるのでしょう。 まちおこしでご相談いただくとき「こうやって人を呼 びたい」「こうすれば観光客がたくさん来てくれるんの では」という話になります。また、全国のまちもほぼ同 じように考えているはず。これには「クチコミ」がとて も重要になります。今日あげた「人を呼ぶルール」を参 考にひとつでも多く実践して、是非成功させてほしいも のです。(小林 祐司) ★お店の名は「だるま本店」という小さな店です。 すすきののほぼ真ん中にあるので、知らずに見ていた 方も多いかもしれません(^^)。 ⇒「だるま本店」:札幌市中央区南5条西4新宿通 ————————————————- ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン ボ!」 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.66- ~日本の木の家づくりサミット~ 【四季工房】 こんんちは。古川です。初夏の香りがしてきましたね。ジ メジメな露もサッカーワールドカップで盛り上がりたいで す。さて先日の5月22日~24日までの3日間、NPO法人環境 共棲住宅「地球の会」が主催の「日本の木の家づくりサミ ット」に参加してきました。300名ほどの関係者が福島 県郡山に集結。今後の地域工務店の住宅業界はこの方向に 向く(向いて欲しい)という将来展望を頂いたサミットで した。 福島県郡山に拠点を置く、自然派住宅といえば知る人ぞ知 る「株式会社 四季工房」さん。平成18年は約200棟 の着工予定があるそうです。野崎社長の基調講演がありま した。 ・エコ(国産材利用の理念) ・エアパス工法 ・デザインセンス ・こだわり(大工の手刻み加工) ・情報公開(売上、利益の公開) ・山から家までの一貫を伝える ・ファン客化、信者客化の徹底アフターフォロー ・イベント参加型 営業 ・清潔感 ・数千名の見込み客(5~6年越しで住宅購入) ・住宅の進化のための開発投資と開発技術 どれをもってしても素晴らしいもので圧倒されました。モ デルハウスや製材工場を見てきましたが直感で、「あぁ違 う」という印象がありました。「ゆいの郷(くに)」とい う加工場+モデルハウスをみると、全国の地域工務店の自 然は住宅系のルーツはここにあったかとすら思えます。野 崎社長のプレゼンで私がグっときたのは以下です。 「妥協したら、とことん腐る。 だから100%国産材というテーマを徹底しました。」 かつて知らない間にドイツの松が入っていて、どこかから 指摘されボロボロに言われた経験があるそうです。その後 修正し、徹底したそうですが、少しくらい違ってもいいん じゃないか?と思ったら奈落の底に落ちてしまう恐れを経 験したといいます。徹底する信念はそこまでか!というほ どの勢いを得られました。 ここ四季工房さんのモデルハウスに行きますと、過去の施 主さん(奥様)がモデルハウスの案内をするというフォロ ースタッフさんがいます。これほど会社と顧客との厚い信 頼関係もなかなかないでしょう。地域工務店ならではのも のでしょう。 ・顧客の信頼 ・商品の開発 ・理念の徹底 この3つを持続していく。これが「地域活性のビジネスの 基本」と四季工房さんからの学びです。本物の木材を使用 して、デザインの高い住宅を提供する。ワクワクもいっぱ いなサミットでした。 http://www.chikyunokai.com/index.html (地球の会) ————————————————— ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。今年度か ら大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化 チームを創設。 現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑戦してお り、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテーマを 追求している。特に、林業・山村の活性化と、国内の材 木需要の掘り起こしに全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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