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───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第211号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 1,942部発行─── ●○●○「週間まちおこしHP」○●○● http://www.machiokoshi.net/ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの 情報が大幅にプラスされました。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えでき ない情報が満載。隠れた成功事例も多数レポートします! ★2.190号を超えるメルマガ・バックナンバーあり! ◆http://www.machiokoshi.net/◆ ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今週のまちおこし─『 迷惑客を排除する 』 ■ 地域再生行脚100 -No.60- ~いまさら桶を考える会~ 【六本木ヒルズで桶】 ■ 注目セミナー 終了いたしました!! 「温泉・温浴業 GW以降の閑散期も爆発的に 集客できる方法 大公開セミナー」 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 迷惑客を排除する こんにちは、小林です。昨年から温泉付きのある地域 観光拠点で大型リニューアルをご支援しています。今、 来週に迫ったリニューアルオープンに向け、最後の追込 みをかけている所ですが、ここで長年放置していた「頭 の痛い問題」に手をつけることにしました。それはズバ リ「迷惑客の排除」。わかりやすく言えば「暴力団関係 者・イレズミ客のお断り」です。 この地域は数年前からある大きな組が勢力を伸ばし、 最初は観光施設の支配人も「来場はお断りします」とが んばっていたものの、次から次へと来客される内にとう とう疲れ果ててしまいました。2年前からお断りする事 を控え始め、現在ではほとんど無秩序状態です。ゴルフ 場が併設されている事もイレズミ客・暴力団構成員が多 い要因で、毎年5月の連休や夏休みなど、遠方から新規 客が来店する時期ごとに、「ここはイレズミ客を入れる の?」とクレームを受ける日々が続いていました。当然 そういったマイナス的なクチコミはすぐに伝わり、観光 拠点への固定客化・リピート化の大きな妨げともなって いました。 先々月、「もしイレズミ客などを出入り禁止にするな ら今回のリニューアルが最後のチャンスです」とお伝え したとき、ついに現場の皆さんの重い腰が上がりました。 ただ、決意は固めましたが、実際問題どう行動すれば いいか。これまで所轄の警察署に連絡を入れても「イレ ズミ客・暴力団組員が何か問題を起こしたり、大声を出 して暴れたりしたら、その際は連絡をください。」と消 極的にしか取り入ってもらえませんでした。そう。これ だけだと警察は動いてくれないのです。実は他の方法が ありました。 まず、「暴力追放運動推進センター」というところに 連絡をとります。これは都道府県により若干名前が異な りますが、本部のホームページを見ると県ごとの名前が でてきます(一部記載のない県もありますが、記載がな いだけで東京本部で連絡先を教えてくれます)。警察の OB(元署長、幹部レベル)、現役弁護士、現役警察で 構成されるネットワークを持ち、ここを通して所轄の警 察に事情を伝えてもらうと、地元警察の方の対応がガラ リと変わります。消極的だった所轄の警察が「オープン 当日には駐車場内をパトカーが巡回します。場合によっ ては私服で施設の中に入ります。」「組事務所のリスト がありますので、オープン以降は施設に行かないよう、 事前に連絡を入れるようにします。」「もし当日、暴力 団が騒いだとしたら、その場で現行犯逮捕します。」と いった具合になります。 本日、施設の経営幹部の方と一緒に、暴力追放運動推 進センター、所轄警察を車で回りましたが一度対応策が 動き出すと、そこは縦社会の警察組織、その日の夕方に は「元署長の●●先輩から言われた以上、私どもも全力 を持ってバックアップいたします」と、現役警察署長か ら頼もしいお言葉をいただけるほど素早い動きを見せて くださいました。 ただ、暴力追放運動推進センターと所轄警察、弁護士 のネットワークが本当に効果を発揮するには、絶対に外 してはいけない重要なポイントがあります。それは弁護 士の存在です。少し長くなるのでこれについては、来週 に続きを書きたいと思います。 何はともあれ、イレズミ客や暴力団関係者などのいわ ゆる「迷惑客」は、一度来訪を許してしまうと排除する までに尋常でない労力を要します。新しく来訪してくだ さった通常のお客さまに再来訪していだき、さらには良 いクチコミをしていただくためにも、こういった問題に は意を決して対処せねばなりません。絶対に迷惑客は施 設に入れない。例えイレズミが見えていなくともお帰り いただく。こういった強い姿勢と、それを支えるネット ワークが必要なのです(来週に続く)。(小林 祐司) ◆全国暴力追放運動推進センター公式サイト ⇒ http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~boutsui/index_oshirase.html ————————————————- ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。モットーは「コンサルタントは、業績上げてナン ボ!」 ★暴力団対策の警察の方。皆さん、相応に見た目もたく ましい面持ちで、パッと見は本物のヤクザさんよりこわ いかも・・・。(.。.) ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.60- ~いまさら桶を考える会~ 【六本木ヒルズで桶】 ⇒ http://www.okeok.com/ こんにちわ、古川です。ついに行脚も60になりました。 実は、先日(4月8日)のことですが「いまさら桶を考え る会」に参加してきました。告知宣伝が徹底されていまし て、ANAの機関紙にも載っていましたが、参加費は5000 円にもかかわらず大盛況でした。なんと客席には、文部科 学大臣、田中長野県知事、辰巳琢朗(芸能人)さんなどの 著名人も多くおりまして、六本木ヒルズに500名もの木 に興味のある方々が集まりました。シンポジウムの後は、 各種桶を利用した酒屋、味噌屋、醤油屋、漬物屋が集まっ て味見をさせていただきながら、自分たちの商品のプレゼ ンを行っておりました。 さて、この会は、長野県の小布施町の町づくりで有名なセ ーラマリカミングスさんが主導となり、日本の木桶文化を 守ろうと立ち上げたものです。 「金髪ネエちゃんに言われなければ日本文化のよさに気づ かないのか」と、モデレーターでイノベーションの大家で ある一橋大学教授米倉誠一郎はそう始めました。 実は私がとある桶職人に人生で初めて出会ったのは昨年6 月。その方がパネラーとなっていて、まさか六本木ヒルズ で会えるとは思っていませんでした。二度目の出会い。上 芝様も僕のことを覚えてくださっていてありがたかったで す。日本にもう5人ほどしかいなくなったこの巨大桶の職 人。こう教えてくださいました。 「人生は、能動的にいきるか、受動的に生きるか、それで ふたつわかれるんだね。」 そうおっしゃってくれました。さて、この会の最後は、長 野から来た子供たちが音楽にあわせて踊りをし、観客と一 体感を創出してもっと木桶仕込みの「醤油」「酒」「味噌」 を使おう、そして、日本文化を取り戻そうというシメでした。 しかし、どうしても私には気がかりな点がありました。 1)文化保存の趣向が強く、欲求訴求が弱かった 2)桶の材料である林業(特に吉野杉)については 誰も触れなかった。 よって、まだまだまだこれから、この世界。天然記念物に なるのか、ビジネスとして市場を作れるのかどうかです。 そう、六本木ヒルズにこれだけ集まるのです。「日本=木の 国」は期待していいでしょう。 積み上げてきたものが利便性という麻薬に一瞬にして崩れ る。恐ろしいことです。ニヒルな目でみれば、利便性に飽 きたから、戻ろうとしているだけです。それでは寂しいの です。何か加えなければなりません。そのムーブメントを 興せることと、潜在的欲求のまま眠らせているのでは、ま ったく意味が違います。ホンモノは本物です。持続可能で 健康でロハス的ではないですが、日本独自の文化をもっと 大切にし、それをもう一度経済的に動かして、家庭にも浸 透できたらと期待されたいです。そして、自分も当然、今 以上に動きたいと切に思いました。 潜在的欲求は感じる。だからこそ、マーケティングとそれ を実行するパワーが重要になってくる。日本文化が途切れ るギリギリの時間帯なのです。仲間を多角的に増やしたい ですね。 ————————————————— ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。今年度か ら大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化 チームを創設。 現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑戦してお り、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテーマを 追求している。特に、林業・山村の活性化と、国内の材 木需要の掘り起こしに全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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