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───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!──── ┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓ │週││刊││ま││ち││お││こ││し│ ┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛ 第200号 発 行:株式会社船井総合研究所 事務局:TEL 03-6212-2930 小林 祐司 E-mail:info@machiokoshi.net ────────────────── 1,893部発行─── ★★★★★★★通算200号達成記念!!★★★★★★★ いつもメルマガ「週刊まちおこし」をご購読いただきまし て、誠にありがとうございます。 <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> このメルマガも創刊からはや3年!200号を達成するに 至りました。これも読者の皆様のおかげだと思っております。 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。 まちおこし執筆者一同 ************≪ 200号達成記念企画 ≫*********** ●○ 通算200号を記念いたしまして、今回特別プレゼ ントをご用意しました。内容は以下の通りです。 ★行脚100のメンバーが、あなたのまちを訪れます! ★訪れた際「簡易まちおこし診断」なる特別メニュー を、お話を伺いながらさせていただきます! 「全国の事例を知ったまちおこしコンサルタントに是 非きてほしい!」という方。ふるって以下のメール までご連絡くださいませ。 今回だけ特別に交通費は弊社で負担いたします! ⇒ info@machiokoshi.net ※先着2名様に限定させていただきます。お早めに ご連絡くださいませ。 お問合せ先:TEL 03-6212-2930 小林 ・栃尾 ***************************************************** ●○●○「週間まちおこしHP」○●○● http://www.machiokoshi.net/ これまでのメルマガ情報に加え地域ブランド創造チームの 情報が大幅にプラスされました。 ★1.百行脚レポート ⇒ メルマガだけではお伝えでき ない情報が満載。隠れた成功事例も多数レポートします! ★2.190号を超えるメルマガ・バックナンバーあり! ◆http://www.machiokoshi.net/◆ ***************************************************** 今週のコンテンツ ■ 今週のまちおこし─『 夜に静まり返るまち 』 ■ 地域再生行脚100 -No.50- ~山形県小国町(白い森)「越後屋」~ ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 夜静まり返るまち こんにちは、小林です。先週の調査でのことです。レ ンタカーで走り回っている道は、前にも後ろにも私たち しかいません。時間にして夜の7時半位でしょうか。ま ち全体がひっそりと静まり返ってて、東京で言えば明け 方前にちょうどこんな感じになります。 しかし時計は午後7時半。一体まちの人達はどこへいっ たんだ?と思うほど、車はおろか、外出してる人もあま り見受けられません。 私どもが市場調査をするときは、クライアント先の競 合店調査に加え、夜の街の状況も把握するようにしてい ます。夜の8時くらいに中心街にいる人はどれくらいか、 10時はどうか、深夜0時はどうかなど、それこそ明け 方近くまで街中をウロウロすることもあります。特に地 方調査では、こういったケースが多いですが、こうする ことで地元の人が夜に集まる場所、集まっている方の年 代、集まっている店のサービスレベルなどが肌で感じら れ、効果的な集客、差別化の方策などが浮き彫りになっ てきます。 冒頭のケースでは、午後8時にひと気がなくなり、1 0時には民家の電気が消えるといったまちでした。結局 「そうか、夜に外出する理由がないんだ。」という結論 になりました。理由は、外出しても行く場所がないこと。 一通りまちをまわって、10時以降にまともに営業して いた店は、マンガ喫茶1件、ゲームセンター1件、飲食 店が1件だけでした。10万人規模のまちとしてはとて も珍しいですが、現実深夜には「漆黒の闇」という状態 で、外出しても満足に行くところがなく、いわゆる「ヒ ト・モノ・カネ」がぱったりととまっていました。 ちょうど2~3年前に同じようなまちがあり、「せめ て夜10時までやってる商業施設でもあれば、まち全部 の人を呼び寄せられるのに」と思ったことがありました。 その後に再訪したとき、駐車場200台の大きめな商業 施設が出来ていて、見事に夜も人々が動きまわるまちに 変わっていました。いちがいに同じような事例がいいと 言えませんが、夕方から夜にかけて、活発なまちに生ま れ変わったのは事実でした。 皆さまのまちは、夜の活気はどうでしょうか。夜は夜 で静かに過ごす、というご意見は当然ながらあっていい とおもいます。しかしもし、「どうしてうちのまちは夜 こんなにさみしいんだ?」と感じているならば、少しづ つまちなかの店の営業時間を延ばしてみるのも手軽な方 法です。徐々に人が集まってきて、いつしか遅くまでに ぎやかなまちとなることが可能です。あまり投資のかか らない、こういったところから始めてみるのもまちおこ しの一つの方法です。(小林 祐司) ————————————————- ○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ) 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワー ドに業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコン サルティングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走して いる。「農」を通したまちおこしの研究も進めている。 ★まちなかのマンガ喫茶、ゲームセンターは、行く場所の ない若いカップルがチラホラ見受けられました。ある意味 深夜の若いターゲットを上手に取り込んでたって事(> <) ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ ■ 地域再生行脚100 -No.50- ~山形県小国町(白い森)"越後屋"~ こんにちは古川です。行脚レポートも50回になりまし た。このたびは山形県小国町に仕事で行って参りました。 新潟からJRで向かったのですが、駅に着くや否や大吹 雪で大変でした。しかしそんな吹雪がキモチイ!!私に とっての非日常ですからね。さて、この山形県小国町は 「白い森」という愛称があります。 由来は二つあるそうです。 1.白いブナの森 2.雪積もる森林 町の人口は9,800人ほど。二つの大手企業の工場に より成り立っていた町ですが、産業の衰退もあり、今始 めて自分たちの資源は何かということに目を向けてまち づくりを始めたそうです。白い森から、「森林セラピー 基地を」というフレーズで、都市部からの交流人口の増 加をまちづくりの中心に据えようということです。 面積では白神山地にも負けず劣らずの広大さで、春に芽 生えるブナの森は新緑と雪解けの色の調和が非常に美し い地域です。 さて、まちおこし。むらおこし。成功している地域には 必ず「名人物」が居るものですね。そんな人の特徴を私 なりに3つのポイント 1)自分の地域の資源を研究し宝に変えられる力 2)外からの意見を取り入れる力 3)前向きな性格 勉強好き、すなお、プラス発想 というところでしょう。 さて、そこでは、岩魚・熊・カマクラ に出会いました。 仕事の関係で商工会の方に、吹雪く中に案内されたのは、 車で町の中心部から山奥へといった場所でした。そこは 「熊、岩魚」を出してくれる料理屋「越後屋」で、「古 川さんにはまず小国町を知ってもらわなきゃ」と連れて 行ってくださったのです。ここの主人がその「キーパー ソン」でしょう。 ご自身で書かれた「誌」「写真」「絵」に加え、なんと 大きな熊の毛皮がお店にはあります。料理もまた非常に 美味しそうで、メニュー表の写真を見ればすべてが頼み たくなるような一品ばかりです。岩魚を春巻きにして、 ちょっと地元の菜っ葉を入れてあげたもの。岩魚てんぷ ら丼、さらに熊肉のスープ、手打ちのそばうどん。なん と「熊の手」もありまして、それは10万円。これは昨 年3つの注文があったそうです。 結局、私は、熊肉うどん、岩魚の春巻き、岩魚の塩焼き を食べましたが、さらに特別に「うさぎの肉」まで出し ていただきました。さすがご主人秘伝の味付けでこれま た美味しい。 ここは、文化としての熊狩り(またぎ文化)があり、そ れをずっと続けている地域でもあります。ご主人が面白 すぎるキャラクターでした。 「楽しいことやって、料理して、絵書いて、写真撮って、 お客さん呼んで、それが僕らの生活になるんだから楽し いですよ!」 「あ、3時からNHKがくるんですよ、取材に」 と連れて行かれたのは外のカマクラでした。何気ない雪 の塊から中に入るとそこはまったくの居空間。蝋燭で火 が点されるとそこは幻想的な空間です。よくみると通り 道には彫刻で熊とブナの葉をモチーフに掘られておりま した。また遊び心も忘れず、穴倉の中には小さな「いけ す」があり、岩魚が泳いでいました。大きさ広さを伝え ると、中に20名はぎっしり入る広さで、天井は4mく らいのドームです。 息子さんと二人で作り上げたのだろうが、この空間を創 るのにどれくらいの時間がかかるか。2、3日では出来 ないでしょう。 「いや~、県外のお客さんが多いですよ。まぁ土日に1 0人くらいくる程度ですが、みんな色々とアドバイスを してくれるんです」 それがこの空間にステレオを3方向につけて聴くサービ スのことだそうです。低音と高温が響く。単純にやわら かい雪の中では音が吸収されるそうですが、ここはご主 人の手で作った空間、すばらしき反響があるのです。 「ここで音楽聴いて涙するお客さんもいるんです」 さらに、関東から来るお客様に音響のプロがいてアドバ イス通りのステレオ配置を研究しているそうです。この カマクラは、5月の連休まで残っているそうです。春先 はブナが芽吹き、杉の木肌が見え、草葉も美しくなるで しょう。 「うちの近所の人は雪や吹雪を嫌うけど、僕は大好き! 喜んできてくれる人がいるんだから!」 極寒の吹雪と春先の景観のギャップを楽しみにまたこの 越後屋に足を運びたいものです。ちなみに、素直、勉強 すき、プラス発想 は弊社の創始者船井幸雄の言葉で、 成功の三条件と言われています。(古川大輔) http://www8.ocn.ne.jp/~etiigoya/ 山形県小国町 「越後屋」 ————————————————— ○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ) 経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。今年度か ら大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化 チームを創設。 現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑戦してお り、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテーマを 追求している。特に、林業・山村の活性化と、国内の材 木需要の掘り起こしに全国を奔走している。 ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
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