第167号 興奮はあるか!

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   第167号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2932 小林 祐司
       E-mail:info@machiokoshi.net
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        <<<今週のコンテンツ>>>
■今週のまちおこし── 『 興奮はあるか! 』
■ 地域再生行脚100 -No.18
      ~国際交流が生み出す人財の可能性~『豊根村』
■船井総研からのお知らせ
──────◆◆まちおこしセミナーの決定版 ついに登場
    『観光商業クリニック in 九州』(7月1日、2日)◆◆
──────◆◆大好評!「農園」取材先募集◆◆  
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 ■ 興奮はあるか
 こんにちは、小林です。まちおこしを成功させる要素に、自
身のまちについて「自分たちがどれだけ興奮できるか、惚れこ
むことができるか」ということがあります。どんなに立地が良
くてもこれがあるとないでは、まるで違ったまちおこしになり
ます。逆に興奮や感動があれば不利な立地条件やアクセス環境
などもひっくり返せることもあります。では、どうすればまち
おこしに携わる自分達ですら興奮してしまう、といった状況を
作る事ができるのでしょうか。
 先日、ある自治体に呼ばれて地域振興を担う方にお会いして
きました。話を聞くと「このまちには、知る人ぞ知る歴史遺産
や、特徴的な文化がたくさんある。それらをアピールして周辺
の方々を呼び込みたい。」というのです。ここまではよくある
話です。しかし続く打合せの中で「これらを今以上に調べ上げ
地域活性化の要素としてもっともっと魅力あるものにしていき
たい。そのために地元のNPOと連携してドンドン情報を集め
ているところです。」とおっしゃっていました。
 まちおこしがうまくいっているところの多くは、「まちの良
さは何か」について住民を踏まえて意見交換をしたり、訪れた
観光客のアンケートや感想などを元に、良い点にさらに磨きを
かけるといったことを常に実施しています。これは今まで気づ
かなかった町の良さを発見できるとともに、良いと思っていた
事をさらに良いものへと変化させる効果があり、続けていくと
「究極にまで磨き上げられたまちの良さ」というものが抽出さ
れてきます。私に地元の話をしてくれた自治体担当者もまさに
その過程にあり、これから自分たちが惚れこむようなまちの要
素をどんどん見つけていくことになるはずです。これこそまち
おこしに興奮が生まれ、自分達のまちを「何が何でも世の中に
アピールしたい」、言い換えると全国に対して「俺のまちに来
てくれ。是非一度まちの素晴らしさを体験してくれ!」という
事につながってくるのだと思います。
 皆さんのまちには、「自分達ですら興奮してしまうもの」が
果たしてあるでしょうか。ないとすれば今持ちえる要素をもっ
ともっと磨き上げ、自身が惚れこみ、感動できるレベルにまで
持っていく必要があります。お客さまはそれぐらいになって初
めて、こちらの興奮に衝撃を受け、足を運んでくれるようにな
るのです。(小林 祐司)
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○執筆者紹介 小林 祐司(こばやし ゆうじ)
 船井総研入社以来、地域活性化、社会貢献をキーワードに
業務活動を行う。自治体、民間企業を問わずにコンサルティ
ングを続け、寝る間も惜しんで全国を奔走している。現在は
「農」を通したまちおこしの研究も進めている。
 
 日帰りで山口県に出張してきました。新幹線で行ったので
すが、往復9時間はさすがに腰にきた…(+_+)
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■ 地域再生行脚100 -No.18
      ~国際交流が生み出す人財の可能性~『豊根村』
 こんにちは。地域ブランド創造チームの杤尾です。今週お伝
えする行脚18は、愛知県は人口1400人の小さな村、豊根
村の国際交流を通じたまちおこしからお伝えします。
国際交流化でまちおこし???
なんて思う方も多いかとは思いますが、実はうまくすれば国際
交流はまちおこしにも大きな可能性を生み出します。
現在、様々なまちおこしの成功事例を歩いていますが、その性
格はあまりにも多種多様!!しかし一つだけ共通するポイント
があります。それは、、、、
「地域に人財がいること!!!!」
です。人財とは、忘れ去られた地域一番の長所を見つけ、育て
ていくことができる地域のリーダーです。いくら地域に良いも
のがあってもそれをみつけ、育てる人財がいなければ、まずま
ちおこしはうまくいきません。
そして、人財をそだてるポイントこそが、
 1. 様々な価値観との出会いによる高いアンテナ
 2. 大きな事業を運営することで身につくリーダーシップ
なのです。
豊根村では、今回万博のフレンドシップ事業でサウジアラビア
という中東一の大国と交流を進めることになりました。村では
万博後も交流を続けていきたいという強い意志の下、様々な施
策が検討されています。交流では村民自らが動き、サウジ人の
講師を呼んで勉強会を開いたり、サウジ展を設営したりと、様
々な分野の人間が協力をしながら動きます。こういった経験を
通じて、皆さんはプロジェクトを進める能力を身につけ大きく
成長しています。
また新しい価値観との出会いが生み出す成長も、目に見えるほ
ど大きなものです。これは特に、村で開かれた子供向けの勉強
会で非常に強く感じました。私も同席したのですが、その時の
子供たちの感動は筆舌に尽くしがたいものがあります。是非末
文に掲載するサイトページで写真をご覧下さい。
このように、普段とは全く異なる価値観に触れ、また通常の生
活では交わえない人と協働経験を持つことで、目には見えない
人財が生まれる可能性が大きく高まります。豊根村では、万博
以降もこの交流を継続したいとのこと。是非今後の豊根村を支
える多くのスターに注目したいです。   (杤尾圭亮)
◆国際交流
⇒ http://www.machiokoshi.net/100angya/angya015.html
◆勉強会の写真
⇒ http://www.machiokoshi.net/100angya/angya016.html
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○執筆者紹介 杤尾 圭亮(とちお けいすけ)
 船井総研入社後、地域ブランド創造チームに志願し、創設に
情熱を注ぐ。現在は、地域再生行脚100を実践し、成功事例
を求めて全国を渡り歩く武者修行中。その成功ノウハウの定着
・浸透の手法には定評がある。
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■ 船井総研からのお知らせ
  まちおこしセミナーの決定版 ついに登場
    『観光商業クリニック in 九州』(7月1日、2日)
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国内の観光地はもちろん、国外さえもライバルとなる観光産業、
今後多くの人を呼び込むために必要なこと、それはどこにもない
そこだけのホンモノを作り出すことです。今回九州でのバスクリ
ニックでは、2日間にわたり集中的に成功事例をまわり、佐藤芳
直がそのノウハウをじっくり解説いたします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
   http://www.machiokoshi.net/seminor.html
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    ◆◆大好評!「農園」取材先募集!◆◆
 ~ 関東圏の「農園」・「貸し農園」を運営されている方
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しゃいましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
 船井総研スタッフがご訪問させていただきます。もっと参加者
を増やしたい、事業性を高めたい、満足度を高めたい、などなど
自慢話・紹介話以外の話も含めて、色々とお聞かせください。
・お問い合わせはお気軽に ⇒ TEL:03-6212-2932
  ⇒ e-mail:info@machiokoshi.net
  まちおこし編集長(小林)までどうぞ。
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