島根県の産直市・道の駅における取組【週刊まちおこし】

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船井総合研究所 地方創生支援部が送る、「週刊 まちおこし」の編集長の東狐です。
地方創生に係るnewsや事例を「経営コンサルタント」の視点でお届けしています。

行動制限の緩和に伴い、世界的に「リベンジツーリズム」の動きや、地域外への出張の動きが進んでいます。
私たちも10月中旬より出張が徐々に増え始めました。飛行機やビジネスホテルの利用者も多く、先週、行かせていただいた島根県ではホテルが満室でした。

今後、コロナ禍で傷ついた経済を回復するためには、
・如何に来ていただくか、
・来ていただいた方の消費を如何に拡大するか、
・リピーターをどう作り出すか
が重要になります。

そんななかで、現在、私たちは島根県の道の駅、産直市を対象とした売上UPに向けた研修に携わっております。
今週、来週で、その島根県の案件についてご紹介していきたいと思います。

それでは、今週号もお楽しみ下さい!

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■島根県の産直市・道の駅における取組【週刊まちおこし】

■地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
【講演】テーマはゼロカーボン! シティプロモーション自治体等連絡協議会 第2回セミナー
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/52512231.html

■ご案内 月刊 最前線道の駅!成功事例レポート
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■ 島根県の産直市・道の駅における取組【週刊まちおこし】

島根県では、
過疎地域持続的発展支援事業を活用した地域資源活用事業の一環として、
県内の道の駅・産直市の運営者・販売者に向けた地域づくり人材育成事業を行っています。

今回、私たちが事務局として携わらせていただき、研修をすすめさせていただいております!
第1回の研修を10月中旬、先進地視察を先週の11月初旬に開催しましたのでその内容と様子をお伝えしたいと思います。今週は、第1回研修の内容についてです。

本事業の内容は以下で構成されています。
①講義を中心とした全4回の研修
②先進地事例視察会
③個々の現場での研修

第1回の研修では、以下をお伝えしました。
①産直市、道の駅を取り巻くマクロ環境
②人口ポテンシャルが小さいながら成功している類似施設の取り組み事例の紹介
③ワークショップ

①産直市、道の駅を取り巻くマクロ環境
昨年から襲った新型コロナウイルスの影響は現在、沈静化傾向に向かっており、今後は、抑えられていた消費が、急激に拡大するとみられています。
道の駅・産直市に関しては、多くの施設では新型コロナウイルスの影響によって、地域需要は拡大傾向にありましたが、観光需要が取れておらず、主に飲食機能、物産機能が打撃を受けている状況でした。また、イベントの自粛等も合間ㇼ、施設全体では、利用者の減少が問題となっています。
新型コロナウイルスの沈静化後は、消費マインドを以下に施設に向けさせ、集客をするとともに、リピーターをいかに獲得していくか、戦略が必要となっています。

②人口ポテンシャルが小さいながら成功している施設の取り組み事例の紹介

今回は以下の2施設の事例をお伝えしました!
1. 道の駅 京都みなみやましろ村
2. 産直市 手・まめ・館

それぞれの施設の特徴は、

1. 道の駅 京都みなみやましろ村
この施設は、約2600人の京都の村にある道の駅で、私たちが発刊している道の駅レポートでも取り上げさせていただいている施設です。
道の駅お茶の京都みなみやましろでは、村の特産物であるお茶を使用して、商品開発を積極的にして、更に、道の駅の販売だけではなく、商談会に持っていき、百貨店等でも販売!
また、プレスリリースの発行や、情報誌の発行などでメディアを用いてプロモーションにも力を入れています。情報誌では、商品開発の過程など、想いの部分の訴求が多く、商品にストーリーをつける役割となっています。

2. 産直市 手・まめ・館
福島県の約3000人の村にある直売所です。大豆を中心とした商品開発をしており、ネーミングも“鮫川村のおじいちゃんが作った“など地域の商品であることを売り出す商品になっています。
また、販売コミュニケーションをPOPや黒板などを使用し、“その施設ならでは“を実現しています。

2つの施設から、共通ポイントを捜し、成功の要素を5つにしてお伝えしました。
ざっくりと、、、
①活用資源を絞り、施設のコンセプトを決める。
②自施設の立ち位置を3C分析等で明確にし、強みを知る。
③商品はトレンド・マーケットサイズを考慮して行う
④商品にはストーリー性をつける
⑤売場は最大の情報発信!WEB・SNSのかつようは新規顧客獲得には重要!

研修の最後ではワークショップとして、自施設に関する3C分析・SWOT分析を行い立ち位置を明確にし、いきました。
SWOT分析は、、、
S  強み・W 弱み → 内部環境(経営力・商品力・仕入力など)
O 機械 ・T 脅威 → 外部環境(市場環境・競合環境・顧客・政治など)

内部環境での強みと外部環境を組み合わせて、自社の目標、今後の戦略につながっていきます。参加者の皆様も改めて行うと、自社について更に理解が深まったとのお声をいただきました。

自治体の皆様においても、計画策定などにおいて、軸を決めるのに困っているなどの際にぜひ、SWOT分析を用いて、改めて客観的に自地域について考え直してみるのもいいかもしれません。

次回は視察会の様子をお届けします!
お楽しみに!

◇━━━地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)ーー━◇

【講演】テーマはゼロカーボン!
シティプロモーション自治体等連絡協議会 第2回セミナー

http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/52512231.html

本日は、私も理事を務めている
シティプロモーション自治体等連絡協議会の
令和3年度 第2回セミナーにてまとめ講座を担当させていただきました。

セミナーテーマは、、、

~SDGs時代!ゼロカーボンシティーへの道~

として、リコージャパンさん、山形県長井市さん、長野県白馬村さん
にご登壇いただきました。

2021年7月現在、、、、
なんと、1800自治体のうち、432自治体が
ゼロカーボン宣言を 行っており、その人口は約6282万人になると
言われています。

この半年で一気に進んだ形です。

しかし、実際に何をすればよいのか、迷う自治体さんも多いのでは、

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/52512231.html

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次回は道の駅鹿部間歇泉公園をお届けします!

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