「茶事変」に見るこれからの観光マーケティング 第2弾 「茶事変 立ち上げまでの道のり」【週刊まちおこし】

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは!
船井総合研究所 地方創生支援部が送る、「週刊 まちおこし」編集者の森(もり)です。
今年度は地方創生に係るnewsや事例を、
自治体の研究会組織
「シティプロモーション自治体等連絡協議会」(https://www.citypromotion.jp/)
での発表をもとにお送りしております。

先週は、シティプロモーション自治体等連絡協議会が実施した、
過去の講演より、静岡県 中部で注目を集めている「茶事変」に関して、
その取り組みの概要をお伝えいたしました。

さて、今週も引き続き「茶事変」の取り組みについて、
お伝えしていきます。

今週は、「茶事変 立ち上げまでの道のり」
と題して、茶事変が注目を集めるに至った内容をお伝えいたします。

ぜひお楽しみください。
それではどうぞ!

「茶事変」に見るこれからの観光マーケティング 第2弾 「茶事変 立ち上げまでの道のり」【週刊まちおこし】

20~30代の若者を中心に注目を集めるようになった「茶事変」
その、独創的なアイデアはどのようにして生まれたのでしょうか。

2017年4月、ことのはじまりは、
静岡県中部地域の広域DMO(※1)として、
株式会社AOBEATが発足したことから始まります。
同法人は、民間企業などからの出向メンバーを中心に集め、
マーケティング専門人材6名のメンバーでスタートしました。

発足以降、地域認知度の大規模調査を実施。
地域の自治体・事業者を巻き込む形で、
地域の課題解決・観光コンテンツの創造に向けて推進されました。

大規模調査において一般の方を対象に静岡県中部地区から連想される観光スポットを
調査した所、なんと、56%もの回答者が、
観光スポットに関してのイメージが「なし」と回答しました。

この結果を受けた、株式会社AOBEAT様は、
「観光地として認識されていない地域を、観光目的地にすること」を
ミッションとして定めました。

観光地としてのイメージがない所から、
新たなイメージを創り上げるにあたって、事前の入念な調査の下、
既に、日本一の称号をもつ、「日本茶・緑茶」をコンテンツとして活用することに決め、

2018年9月、ほぼ毎月「茶」を軸にしたイベントを開催、
「茶」を軸にした最高の体験の提供に向け、試行錯誤を繰り返す日々の中で、
「茶畑でお茶を飲む」ことが、最高の贅沢である という結論にたどり着かれました。

2018年11月からは、
茶畑を眺めながらお茶を飲むことが出来る場所を探し求め野山に足を運び、
茶に情熱を傾ける「茶農家の方々」との出会いもあり、
2019年2月、一つ目の「茶の間」が完成しました。

その後、2019年5月にはテストオープンを行い、
2019年8月からは、かき氷のサービスに関しても、スタートされました。
その後、SNSやメディアへの露出を獲得し、注目を集めるようになったのでした。

以上、今週は「茶事変 立ち上げまでの道のり」として、
茶事変が注目を集めるようになるまでの経緯をまとめました。

次回は、「第3弾  茶事変を成功させた地域の連携」として、
「茶事変」の取り組みについて、より深堀していきます。

それでは、次週もお楽しみに

※1 DMO(Destination Management/Marketing Organization:観光地域づくり法人)
→地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する
「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、
多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人のこと。
(引用:観光庁HP: https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html)

◇━━━地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)ーー━◇

【講演】テーマはゼロカーボン! 
シティプロモーション自治体等連絡協議会 第2回セミナー

http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/52512231.html

みなさん こんにちは。
船井総合研究所 地方創生支援部 マネージャーの杤尾圭亮です。

本日は、徳島県は鳴門市さんにて
ニューノーマル時代の観光戦略セミナーに講師として参加させて頂きました。

内容は、
withコロナのトレンド解説
から
今後の経営に必要なポイントを三つお伝えするという形です。

各地での講演でもそうなのですが、やはり一番響いているのは、、

デジタル化経営

です。。。。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓続きはコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/52518067.html

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